ネットワーク機器シスコについての技術メモです。
■スイッチのIOSをXMODEM経由で再インストール
ソフトウェアが破損、または間違ったIOSをダウンロードするとOSが起動しなくなります。
その際は、IOSをXMODEM経由(コンソールケーブル)で再インストールする必要があります。
■バージョンアップ手順
(1)TeraTermを準備
(2)TeraTermの回線速度を 9600に設定します。
(3)スイッチの電源コードを取り外します。 Mode ボタンを押しながら、電源コードを再びスイッチに接続します。
ポート 1 の上にある LED が消灯してから 1、2 秒後に、 Mode ボタンを放します。ソフトウェアに関する数行分の情報と指示が表示されます。
⇒プロンプトが"switch:"になります
(4)9600だと遅いので115200に変更する。
switch: set BAUD 115200
(5)文字化けするのでターミナル側も115200に設定する
(6)フラッシュ ファイル システムを初期化します。
switch: flash_init
Initializing Flash...
flashfs[0]: 1 files, 1 directories
flashfs[0]: 0 orphaned files, 0 orphaned directories
flashfs[0]: Total bytes: 32514048
flashfs[0]: Bytes used: 1778688
flashfs[0]: Bytes available: 30735360
flashfs[0]: flashfs fsck took 9 seconds.
...done Initializing Flash.
Boot Sector Filesystem (bs) installed, fsid: 3
Setting console baud rate to 115200...
(7)ヘルパー ファイルがある場合にはロードします。(よくわからないがとりあえず入力)
switch : load_helper
(8)XMODEM プロトコルを使用して、ファイル転送を開始します。
switch : copy xmodem: flash:c2960-lanbasek9-mz.122-37.SE1.bin
(9)XMODEM 要求が表示されたら、端末エミュレーション ソフトウェアに適切なコマンドを使用して、転送を開始し、ソフトウェア イメージをフラッシュ メモリにコピーします。(※ファイルから転送、Xmodem、送信)
(10)新規にダウンロードされた Cisco IOS イメージを起動します。
switch: boot flash:c2960-lanbasek9-mz.122-37.SE1.bin
(11)bootファイルを指定します。
Switch(config)#boot system flash:c2960-lanbasek9-mz.122-37.SE1.bin
(12)Consoleスピードを元に戻す
switch: set BAUD 9600
vb:: no such device
****setで確認******
switch: set
BAUD=9600
*******************
switch: flash_init
switch: reset
Are you sure you want to reset the system (y/n)?y
(13)IOS上でも修正
Switch(config)#line con 0
Switch(config-line)#speed 9600
Switch#wr
(14)リロードして9600で接続できるか確認
■関連リンク
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/
manual_j/sw/cat29/2960cg/chapter31/16881_01_31.shtml
http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/service/
manual_j/sw/cat30/3560scg1/chapter42/8553_01_42.shtml#22506
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