日本標準時
日本標準時(にほんひょうじゅんじ、英語:Japan Standard Time)とは日本の電波時計の一番大事な時計である。
「基準は東経135度を基準にしている」と中学の社会科教科書に書いてあるが実は基準にしておらず、福島県にある原子時計を基準にしている。それが正しいなら、場所からどうやって時刻を計っているのか教えてほしいものである。この日本標準時が、文字通り日本のすべての時間の基準となっている。サマータイムにも対応できる柔軟性とずれのない厳格さを持った日本の至宝の一つである。
時報としての利用[編集]
あの有名な某放送局や、「ピッピッピッポーン、午前(午後)○○時○○分○○秒をお知らせします」の117の時報にも使われている。
この時報であるが、天気予報などの他のサービスと違い、存在意義がほとんど無い、いや全くない。そもそも日本標準時と電波時計は携帯電話会社のauとNTTドコモでも使われているからわざわざここにかける必要はない。携帯電話を開くだけでOKなのである。しかもこの時報、有料である。もうNTTによる新手の嫌がらせの様相を呈している。なので存在意義がほとんど無い、いやあえて言おう全くない。
電波時計について[編集]
電波時計は日本標準時に合わせて動いている。あなたの家にもあるかも知れないのでよーく見渡してもらいたい。……どうだろうか、え、ない?無い方は今すぐ買って下さい。はい、ありましたね。さて、時報にかけてください。時間は寸分の違いもないはずである。なぜなら電波時計の誤差は十万年に一秒くらいと言われている。人間はいつも誤差の中で生活していることから、いかに日本標準時の電波時計が精確であるかご理解いただけるだろう。
と、本当ならここで日本標準時マジスゲーとなるところだが、電波時計の本懐は電波を受信することである。つまり、発信される電波を常に受信し、自分の時刻と受信した時刻の誤差を修正し続け常に正確な時刻を表示することができるのである。これなら誤差が出る方がおかしい。と、このように本当にすごいのは電波時計である。また、アナログ電波時計の誤差修正の様子は筆舌に尽くしがたいものである。あえて表現するなら「ぐりぐり回っている」だろうか。もし機会があれば大幅に時刻をずらして試してみることをオススメする。
しかし、日常生活で十万年に一秒の精度は不要である。かのNHKも、ほんの20年前は600年に一秒の誤差の時計を使っていた。一般人の場合、日常生活で秒単位ですら正確に知る必要はほとんどない。そもそも人間は、一万年と二千年も生きられないのに十万年に一秒の誤差などわかるわけがない。なので、電波時計か否かをこだわる必要はない。要するに気分の問題である。気分で時計を変える人の時計は大概高級電波時計であるが。
しかし、サービス残業が常態化していて出退勤管理の必要性がなくなっている人たちの中の在宅アニメ評論家の方々は、寸分の狂いのなく、秒単位で正確な時計が必要となる。なぜならアニメは1ナノ秒も待ってはくれないの。このように、関係なさそうな所でも活躍する機会がある。あなたも気がつかないうちにお世話になっている意外と重要なアイテムなのである。
存在感[編集]
ハッキリ言って薄い。そもそも普通の時計においても、日本の技術は世界一なのは言うまでもなく、時計が遅れるなんて普通は考えないことである。また普段は、遅れる=電池切れor巻き忘れであるため、時計の時間=標準時であることは明白である。そのため誰も気にしない。しかも、北海道と沖縄は実を言うと15°以上の差があるため明石市に日本標準時子午線がなかったら標準時が二つあったかもしれないのだ。事実、アメリカなどは複数の標準時を採用している。
また、昨今では人工衛星からもたらされるGPS時計というものも利用が増えている。こちらは電波状況も良好であることが多く、単純に使い勝手がいい。ちなみにこのGPS時計は世界標準時である。時差があるだけで正確さは同じなのだから普通に考えたらどちらを使うかはお察し下さい。このことが希薄化に拍車をかけている。
最後に、日本国内で使っているからこその日本標準時なのだが、これを使っている国が日本以外にもある。この希薄な存在感をもろともしない国、韓国である。だがなんでも韓国起源を主張したがる韓国人は、日本標準時のことを「韓国標準時と言うニダ」と主張している。賢明な読者は韓国起源説なんて信じないと思うが一応補足しておくと、日本標準時が制定されたのは1886年、韓国が同じものを韓国標準時と言うようになったのは1961年のことである。