コギ連れ北海道車中泊旅行⑭ 北海道編(その11)
【6月22日(土)】 30(21)日目
朝目覚めると昨夜の雨も止んでいたので,朝んぽで「エル&チャップの脚が速くなりますように」とハイセイコー詣で・・・(笑)
そして,長かった「コギ連れ北海道車中泊旅行」も終盤を迎え,最後に残した西部方面へと向かう。

ハイセイコーの前で
先ずは洗濯を済ませてからと恵庭のコインランドリーに寄ったのだが,洗濯中から激しいスコールが・・・
『道の駅花ロードえにわ』で散歩と朝食を予定していたのだが断念し,雨を突っ切って西部に向かうために道央自動車道に乗った。
当初の予定では,ここで『小樽&余市』を訪ねるつもりだったが,少し予定変更になったのは先日の記事のとおり・・・余市ICで高速道を降りて,給油を済ませてから『積丹半島』へと向かった。
道の駅で会った旅行者から「積丹半島で食べた雲丹が最高に美味しかった♪」と聞いていたので,ネットで調べて評判の高い『生ウニ丼の店なぎさ』へ・・・お店は「漁師町の小さな食堂」といった体で,普段は母親と娘さんの二人でやっているらしい(この日は母親が怪我でお休みで,娘さんだけでの営業だった)。

生ウニ丼の店なぎさ 観光地化していないのが嬉しい♪
バフンウニは既に売り切れだったので「ムラサキウニ丼」を注文(それしか売り物がない)・・・殻から剥きたての生ウニは磯臭さもなく,トロ~リととろけて甘みが強い美味しいものだった♪

生ウニ(ムラサキウニ)丼
口の中に生ウニの余韻を残しながら,次の目的地である『神威岬』へと向かう。
岬の先端に続く遊歩道には,多くの観光客が向かって行ったり帰ってきていたり・・・ワンコ連れで歩くのは少し気が引けたが,「短い足で頑張ってるね♪」とか「可愛いね♪」などの多くの声援を頂いたのに気を良くして前進することにした。

神威岬

女人禁制の門・・・にオンナがフタリ(笑)
ところが,しばらく進むうちに雨が落ち始め,気が付けば我が家の後ろからは誰も来ておらず,すれ違う帰りの人も段々と少なくなってきた。
神威岬の先端についた時,その場にいたのは5人と2匹だけ・・・絶景は堪能できたけれど,積丹ブルーを見ることが出来なかったのは心残りだった。






グレーチングの通路も何カ所かあるし,急な階段が登れないヘタレ犬も(笑)
結局,復路では雨は止んだので,濡れるために岬を目指したことになってしまった。
冷えた身体を温めるために,少し道を引き返して『岬の湯しゃこたん』へ・・・。

岬の湯しゃこたん
海岸線沿いの道の駅へ寄りながら,この日の車中泊地の『道の駅みなとま~れ寿都』へ・・・その名のとおり?漁港の傍らにある道の駅で,駐車場の目の前には漁船が係留されている。
そのような場所なのに,車を停めて外に出たとたん目の前(5mほど)にキツネがいてビックリ!・・・カメラを探す間にキツネは街中へ消えて行ったが,特に慌てる様子もなく場慣れしている感じだった。
この日も夜は雨風が強くて夜んぽも無し・・・エル&チャップには気の毒だったな。
【6月23日(日)】 31(22)日目
朝,目覚めた時にはまだ雨が降り続いていたので,「とりあえず南に向かって走ろう」と道の駅を出発・・・途中で雨が止んだタイミングでワンズの食事のために道脇に停まったら,背後に見事な虹が出ていた♪

これだけ大きな虹を見るのは久しぶり
前日に続いて道の駅巡りをしながら海岸線を南下・・・あまりガイドブックには載っていないが,海岸線には奇岩が点在していて,ドライブ中の目を楽しませてくれた♪

道の駅てっくいランド大成前の海水浴場

親子熊の岩

道の駅ルート229元和台
『江差』の手前でルートを山側に取り,函館に向かう。
昼食は函館駅の近くにある『食事処くいしんぼう函館』で・・・いわゆる観光客相手のお店ではなく,地元の人もよく利用するお店らしいので期待大である♪
お店はお世辞にもキレイとは言えないが,とても奇麗なお姉さんが出してくれた料理のお味はベリーグッドで,お値段も観光地価格ではなくリーズナブル・・・更に,ワンコと一緒に入店OKと,我が家にとって最高の穴場だったのだ♪

食事処くいしんぼう函館

おすすめ丼(ウニ イクラ アワビ カニ)

じゃがバターのイカの塩辛付け

お姉さんと記念撮影♪
お腹が良くなったところで,初日にワンコ連れで行けなかった『函館山』へリベンジ・・・午後5時までなら自家用車で頂上まで行くことができる♪

函館山

『赤レンガ倉庫群』の一角にある『はこだて明治館』で最後の北海道土産を調達した後,ドロ色のお湯で有名な『谷地頭温泉』に浸かって,少し早めに『道の駅なないろ・ななえ』へと向かった。
初日に泊まった時には時間外だったので,今度は駅の売店や併設の『THE DANNSHAKU LOWNGE』を見学したりして夕方まで過ごした。

道の駅なないろ・ななえ
夕方になって,「あんこちゃん」とパパ&ママが道の駅まで来てくれたので,旅の報告などしながらゆっくり親睦を深めたぞ♪

あんこちゃんファミリーと

あんこちゃんと記念撮影
そして,とうとう迎えた北海道最後の夜・・・3週間の間の出来事に思いを馳せて「なかなか眠れないのでは?」との心配をよそに,いつものとおり自然と眠りに落ちていたのだった。
【6月24日(月)】 32(23)日目
北海道を巡っている間の大半の日が曇りか雨で,期待していた「6月の 北海道はサイコー♪」が少し残念な結果だったのに,皮肉なことに初日と最終日は雲一つない快晴となった。
後ろ髪を引かれる思いで『津軽海峡フェリー乗場』へ行き,乗船手続きを済ませた後,あんこパパから聞いていたフェリー乗場のドッグランへ・・・。

津軽海峡フェリー乗場
横幅は狭いが長さは十分過ぎるランでエル&チャップを走らせていると,あんこ家がわざわざ見送りに来てくださった♪
思えば「あんこちゃんに始まり,あんこちゃんに終わった北海道旅行」・・・楽しい旅になったのも,あんこちゃんのおかげだったに違いない♪
あんこパパ&ママ,最後の最後まで本当にありがとうございました(^-^*)/

フェリー乗場のドッグランで最後の記念撮影

「また会う日まで~」 嗚呼,紙テープが欲しかった・・・
そして午前9時30分大間港行きのフェリーで北海道を離れたのだった。

「さらば北海道(^-^*)/~~~」
6月2日に北海道の地を踏んでから3週間・・・その間に走った距離は「5,535km」にもなり,北海道のほぼ全域を回ったことになる。
なるべく素の北海道を感じるために,出来るだけ高速は使わずに地道を走ることを心掛けたので,余計に距離は伸びたのだろう。

走行経路全図
しかし,これだけ時間をかけて距離を走っても,まだまだ北海道を知ったとは言えない。
「北海道土産の包装を解いただけ」で,「手に取り,口に入れて味わったとはとても言えない」のが実感なので,ママは早々に「もっと北海道を知るために,来年も必ず来るわ♪」と宣言している。
今回は初めての北海道なので「広く浅く」だったけど,次回からは(←複数になっている)「地域を絞ってじっくりと深く楽しむ」こととしよう。
コギ連れ北海道車中泊旅行⑬ 北海道編(その10)
【6月20日(木)】 28(19)日目
朝から快晴の青空に恵まれたこの日は,6日に訪れた「美瑛&富良野」を再訪問し,行き漏らしていた場所を訪ねるための予備日としていた日だった。
最初に向かったのは,前回は雨で見物を諦めた美瑛の『四季彩の丘』・・・だったが,着いた時には開園時間の30分以上前だったので,『白金青い池』へ再訪して時間を消化することにした。

四季彩の丘
朝一番に来れば団体客がいないのでユックリと見物できて良かったし,何より前回よりも空が晴れていたので池の青さが鮮やかだった♪

白金青い池

せっかくここまで来たのだから,道の駅のランでエル&チャップ孝行を・・・♪

道の駅びえい白金ビルケのドッグランで
改めて『四季彩の丘』を訪ねると,既に多くの観光客で賑わいを見せていた。
ただし,北海道の花の見ごろは7月なのでこの時期はまだ早い・・・有名な「パッチワークの丘」には花は咲いておらず,緑の葉っぱが見えているだけだった(T_T)
それでも丘の一角には花畑が広がっていて,青空との素晴らしいコラボを見せてくれていた♪

四季彩の丘



中富良野へ移動して,『カンパーナ六花亭』へ・・・。
前回は身内と元の職場用にお土産を送ったが,今度は自宅用と友人達用のお土産の発送を依頼・・・旅行期間が長いと,お土産の賞味期限も考えなければならないのだ。
ここではママだけが入店してパパはワンズと車で待っていたのだが,その時に会ったワンコ連れの家族と後で再会することになる♪

カンパーナ六花亭
続いて,新富良野プリンスホテルが運営する『風のガーデン』へ・・・ここはワンコの入園はNGなので,ママだけ入園だ。

風のガーデン


風のガーデンの見物を終えたらお昼時になったので,「蓬ちゃん&蒼くん」のママから勧めてもらった『花七曜』へ・・・「隠れ家的なお店」と聞いてはいたが,すぐ近くまで来てもお店が判らず,「本当に隠れ家みたいだ」と納得してしまった(笑) ※南から来れば判り易かったかな。
テラス席で食事をするとき隣の席にいたのが,今朝ほど「カンパーナ六花亭」の駐車場で会ったワンコ・・・シェルティの「サンタ君」だった。
六花亭で別れて,それぞれ別行動の後でまた再会するなんて,何かサンタ君とは縁があったようだな♪

カフェ花七曜

テラス席でのランチ ランチセットは一組しか残ってなくて,パパはカレーだった

サンタ君と再会
花七曜のすぐそばにある『ジェットコースターの坂』は,緩やかなアップダウンを繰り返しながら急降下し,底に着いたら今度は急上昇するという,正にジェットコースターのような道だった♪

ジェットコースターの道
翌日「北海道ガーデン街道」の残りを訪ねるのに備えて帯広方面へ移動・・・途中,南富良野辺りで雨に会ったが,帯広が近くなったら止んでくれた。
『六花の森』に寄るつもりだったが,午後6時が閉園なので見学時間が少し足りない・・・早めに車中泊地である『道の駅忠類』へ行って,エル&チャップをランで遊ばせてやることにした。

道の駅忠類のドッグラン
ドッグランで遊んだ後,駐車場で会ったのが大阪から来たコーギーの「ナナちゃん」(2歳の女の子)と,ウイペットの「ハルちゃん」&シーズーの「ポム君」だ。
ナナちゃん達とは夜んぽでも一緒になって,仲良くしてもらったぞ♪

(左から)ナナちゃん ハルちゃん ポム君 チャップ エル
【6月21日(金)】 29(20)日目
道の駅にドッグランが併設されているのは本当にありがたい・・・朝んぽでトイレだけ済ませると,運動がてらランで走らせてやることができる。
昨日会ったナナちゃんとチャップは気が合ったようで,追いかけっこやコギレスでもつれ合って遊んでいた。

ナナちゃんとチャップのコギレス
ナナちゃんは2歳にしてはポッチャリし過ぎ・・・奥さんは「医者にも体重を減らしなさいって言われたのに,お父さんが食べ物を与え過ぎ!」と言われたのでパパも少し助言したのだが,果たしてナナちゃんのダイエットは成功しているのだろうか?

ナナちゃんと記念撮影
道の駅を出発し,最初に向かったのは中札内にある六花亭が運営するガーデンの『六花の森』・・・ここもワンコはNGなので,ママだけ見学に入ってパパとワンズは車で留守番だった。

六花の森


続いて向かったのは幕別町にある『十勝ヒルズ』・・・ここは「しおん君」のママのお勧めのガーデンで,しおん君とお友達が訪れた記事をインスタでよく拝見していたトコロだ♪
北海道のガーデンの中では大きい方ではないけれど,園内には「絵になる場所」が沢山あって,至る所でワンズとの写真を撮りまくり・・・最後の頃にはチャップはだらけてしまっていたぞ。

十勝ヒルズ


テラス席でランチの弁当


十勝ヒルズを最後に十勝地方とはお別れ・・・結局,360度が青空の「十勝晴れ」を見ることは出来なかったが,雄大な自然と素晴らしい庭園の数々,そして何より良い出会いがあった十勝地方は,是非ともまた訪れたいと思わせてくれる所だった♪
道東自動車道は使わず,『石勝樹海ロード』を走って『日高山脈』を越え,この日の宿泊予定地のむかわ町を目指す。
途中の日勝峠では北海道での三度目の濃い霧の中を走り,『道の駅樹海ロード日高』~『道の駅夕張メロード』へ・・・夕張メロードでは「夕張メロン」を食べてみたが,お味の方は???富良野で食べたメロンの方が格段に美味しかった♪ ※あくまで個人の感想です

道の駅夕張メロードで
車中泊を予定していた『むかわ四季の館』へ着いてみると,夕方近い時間だというのに駐車場は満車状態・・・どうやら多くは併設されている温泉&宿泊施設の客のようだ。
「24時間トイレ」の場所と夜間の導線が判りにくいこともあって,泊まるのはここから南にある『道の駅サラブレッドロード新冠』に変更・・・行きがけに『とねっこの湯門別温泉』で入浴と食事を済ませておいた。
道の駅に着くと,名馬「ハイセイコー」の銅像が迎えてくれ,敷地内には日高が生んだ名駿の記念碑がズラリと並んでいた。

道の駅サラブレッドロード新冠
実のところ,こちらの道の駅も車中泊向きではなかったが,ここまで来たからには仕方ない。
夜中に雨に降られながら,眠りについたのだった。
コギ連れ北海道車中泊旅行⑫ 北海道編(その9)
【6月18日(火)】 26(17)日目
ここまであまり青空に恵まれなかった北海道旅行だったけど,最北の地に向かうこの日は朝から快晴・・・エル&チャップも朝んぽ代わりに広いランで存分に走ってご機嫌さんだった♪
8時半の道の駅の開店を待って焼き立てパンを買って,それを齧りながら北へと向かう。

道の駅絵本の里けんぶちのドッグランで
道の駅で会った人に勧められていた「音威子府駅のそば」は,駅の待合室の一角でおじいさんと助手?の若者の二人によって提供されていた。
駅の待合室には10人ばかりの人がいたが,全員がそばがお目当ての客で,列車に乗る客はいなかったようだった。
そばのお味の方は・・・まあ好き好きということで・・・パパは「天ぷらそば」にしたけれど,「かけそば」にしておけば良かったかな(^-^ゞ

音威子府駅

待合室のそば屋

天ぷらそば
音威子府から西側のルートをしばらく進んだところにある『道の駅なかがわ』には,簡易なフェンスで囲ったドッグランがあった。
足元は芝張りだし,広さもそこそこあったので,ワンズを走らせるにはちょうど良い♪

道の駅なかがわのドッグランで
「幌延」から「豊富北」まではバイパスを走り,一旦稚内市内を通過して『ノシャップ岬』へ・・・晴れてはいるが海上には雲も多く,『利尻島』の島影がかろうじて見えた。

ノシャップ岬


イルカのモニュメント
ノシャップ岬から引き返してJR稚内駅の一角にある『道の駅わっかない』へ寄って,いよいよ日本最北端の地へ・・・。

最北端の駅 JR宗谷本線「稚内駅」
とうとうやって来た『宗谷岬』では,遠くに樺太が見えたような,見えなかったような・・・雲の影なのか島影なのかは判らなかった(^-^;

宗谷岬

日本最北端の地
北極星をモチーフとしたモニュメントの前では観光客が記念撮影の順番待ち・・・我が家の後にいた女性と互いのスマホのシャッターを押し合ったのだが,何と!その人は「ものまね芸人『るみるみ』さん」で,浜頓別でのステージの前にたまたま宗谷岬に寄ったのだそうだ。
ここでもエル&チャップのおかげでるみるみさんと話が弾み,互いの名刺(我が家のはワンコ名刺だが)交換もさせてもらった。

ものまね芸人「るみるみ」さんと
るみるみさんの十八番は「薬師丸ひろ子」だけあって,容貌もよーく似ておられる♪
彼女は,小石に可愛い地蔵さんの絵を描いて一言を添える「地蔵作家」でもあり,そのマルチな才能で「北海道を元気に」しているのだ(^∀^*)

可愛いお地蔵さんを頂いた♪
るみるみさんとお別れして,今度はオホーツク海側の海岸沿いに南下・・・途中で寄った『道の駅さるふつ公園』で会ったキャンピングカーの人から,『エサヌカ線』のことを教えてもらった♪
猿払村を過ぎた辺りで国道から海岸側にそれたところにあるエサヌカ線は,平坦な牧草地を真っすぐに走る12km程の道路なのだが,そこには電信柱やガードレールなど背の高い人工物が一切ないのが特徴なのだ!

エサヌカ線 人工物は道路幅を示す反射板のみ
国道から外れているので他に走っている車もほとんどおらず(3台ほど会っただけ),ナビの指示どおりに走っていたら絶対に判らなかったエサヌカ線・・・とっても良い体験ができたぞ♪

エサヌカ線ではしゃぐオヤジ・・・(^-^)ゞ
この日の車中泊地は最近できたばかりの『道の駅オホーツクはまとんべつ』・・・街中の寿司屋で夕食をとり,日帰り温泉(銭湯?)の『滝の湯』に入ってお休みなさい(-_-)zzz
【6月19日(水)】 27(18)日目
浜頓別を出発する前に『クッチャロ湖』へ寄ってみたが,自然保護の観点からワンコは湖畔には立入禁止・・・渡り鳥の季節ではないので,静かな湖面を眺めただけだった。

クッチャロ湖
浜頓別から国道275号線を南下し,音威子府~美深と走って名寄へ・・・名寄ではコインランドリーを探して洗濯を済ませ,士別から国道239号線に入って『霧立峠』を越えて日本海側へと進んだ。
峠の辺りで強く降った雨も苫前に下りた頃には止んだが,日本海の上は厚い雲に覆われていた。
『日本海オロロンライン』を南に走って,『道の駅おびら鰊番屋』で休憩・・・隣接して重要文化財の『旧花田家番屋』があり,ニシン漁で栄えた頃が偲ばれた。

道の駅小平鰊番屋


道の駅の前の海で

道の駅内の大漁旗

旧花田家番屋
次に止まったのは『留萌』・・・昔から北海道の留萌って地名には記憶があるのだけど,何で知ったか,何が有名かは現場に行っても全く分からず仕舞いだった。
留萌市内を一望できる高台にある『千望台』にも行ってみたが,とても観光地とは思えない寂しい雰囲気だし,目の前に電波塔が立ち並んでいるのも興醒めだった・・・とディスっておこう(^-^)ゞ

留萌の千望台
留萌から再び内陸部へ向けて走り,この日の車中泊ちである『道の駅ライスランドふかがわ』へ・・・。
道の駅の食堂で深川名物の「釜めし」で夕食をとり,近くの『あぐり工房まある』内の日帰り温泉に入って明日に備えることにした(*^-^*)

道の駅ライスランドふかがわの釜めし

道の駅で散歩
コギ連れ北海道車中泊旅行⑪ 北海道編(その8)
【6月16日(日)】 24(15)日目
急きょ宿泊することになった『鶴雅レイク阿寒ロッジトゥラノ』で迎えた朝は,窓のから見える阿寒湖畔霧雨に曇っていた。

ホテルの前で(午後に撮影)

阿寒湖の前で(午後に撮影)
食事と入浴は隣の『花ゆうか』へ移動してとなり,温泉は少し離れた本館?の豪華な風呂にも入れるのだが,ワンズもいるので今回はパスをした。
食事は夕食&朝食ともバイキング形式で,用意された内容は超豪華なもの・・・悲しき貧乏人の性で,欲張って食べ過ぎてしまったぞ(;^ω^A
ホテルで傘を借りて阿寒湖畔での朝んぽと,飼い主の朝食を済ませた後はホテルの室内でマッタリと過ごす(^^♪

ヒマだからコギレス

パパとマッタリ・・・♪
午前中の室内清掃に合わせて洗濯を済まそうとグーグルで調べたところ,最寄りのコインランドリーは北見か釧路にしかなく,どちらに行っても片道1時間以上・・・洗濯を済ませてホテルに帰るまでに4時間もかかってしまう(;^ω^)
「仕方ないか・・・」と出かけようとした時に,フロントで女将から「すぐ近所にある銭湯にコインランドリーが有る」と教えて頂いたv(^∀^*)
『まりも湯』の女将さんはとても人が良くて話好きな方で,楽しく世間話をしながら洗濯の仕上がりを待つことができた♪
因みに,ここの洗濯機と乾燥機は家庭用のものだったので時間がかかる。乾燥機は2台でフル回転したが,それでもお話をする時間はタップリあって,北海道限定飲料「ガラナ」をご馳走になったりしたので,洗濯代など儲けにはならなかっただろう。

日帰り温泉まりも湯 ※ここも鶴雅グループだそうだ
洗濯が終わる頃には雨は上がっていたので,エル&チャップと一緒に土産物街を散策・・・多くの土産物屋の店頭に個性的な「手湯」があって面白かった♪

各店の前に手湯がある

「おかん湖」にしか見えない看板

土産物店の前で
散策の途中でまた小雨が落ちだしたので,ホテルに帰ってドッグラウンジでマッタリ・・・人もワンコものんびりとした時間を過ごしたぞ。

ドッグシャワー(足洗場)

ドッグラウンジ パパは旅のまとめを整理中
この日の夕食もバイキング・・・さすがに前日程には食べられなかったなぁ~(*^-^*)ゞ

夕食はバイキング

ついつい食べ過ぎてしまいます
【6月17日(月)】 25(16)日目
夜の間中降っていた雨は朝には小降りとなっていたけれど,阿寒湖の方から吹きつける風が強い・・・朝の散歩もウンチが出たところで早々に引き上げて,チェックアウトするために荷物をまとめる。
そして,いよいよ北海道の北部に向けて出発・・・『道の駅あしょろ銀河ホール』に着くころには天候も回復していた。

道の駅あしょろ銀河ホール
『ナイタイテラス』へ行くのにナイタイ高原牧場を目的地にナビをセットしたら,牧場へ到着寸前になって「この道からはナイタイテラスへは行けません」との看板を発見・・・オープンしたばかりのナイタイテラスはナビ情報にないのは仕方ないが,道中の案内看板もチョット不親切だったかな(;^ω^)
牧場を見下ろす高台にあるテラスからの眺望は素晴らしく,空に雲が多かったのが残念・・・そして,カフェのお値段設定が高めだったのも残念だったかな。

ナイタイテラスへの道すがら

ナイタイテラスから

ナイタイテラスから ※クリックで拡大します
ナイタイテラスを後にして,大雪山系の東側を回って,ダム湖の水が少ない春から夏の間だけ見られる旧国鉄士幌線の『タウシュベツ川橋梁』や,三国峠付近の橋からの絶景などを楽しみながら北を目指す。

タウシュベツ川橋梁

タウシュベツ川橋梁

タウシュベツ川橋梁

三国峠付近からの絶景 嗚呼~晴れていれば!
石狩・十勝・北見の境にある三国峠の手前辺りから雨が降りだし,『層雲峡』辺りでは激しい降り・・・外へ出て景色を眺めるどころではないので先を急ぐこととした。
夕方早くに『道の駅絵本の里けんぶち』に到着・・・焼き立てパンの看板に引かれて店内に入ったら,直前に寄った団体客が残らず買ってしまった後だった(ToT)

道の駅絵本の里けんぶち
ここの道の駅には広大なドッグランがあり,その広さは岡山県動物愛護センターのドッグラン(通称御津ラン)の3~4倍はあるくらい!
エルもチャップも,思う存分に駆け回っていたぞ♪

道の駅のドッグラン

広いランで走る

走れば満足♪
日帰り温泉『レークサイド桜岡』で入浴と夕食を済ませ,道の駅に戻って車中泊・・・明日はいよいよ北海道の最北端を目指すぞv(^∀^*)
コギ連れ北海道車中泊旅行⑩ 北海道編(その7)
【6月14日(金)】 33(12)日目
知床の道の駅で迎えた朝は細やかな霧雨が降り続いていて,「さて,今日はどうしよう?」と悩まされることとなった(^-^;
道の駅の食堂の開店を待ってるとき,1階の土産物屋の社長から知床半島の見どころを聞くことができて, 半島を進んだ先の海岸にある『相泊温泉』と『セセキ温泉』に「是非入って行きなさい」と社長は強く勧めてくれた。

知床半島の案内板を見ながら・・・
『知床食堂(2F) 』は朝の8時から食事ができるので,前夜の夕食に恵まれなかった代わりに豪華な朝食
を・・・イクラ・ウニ・カニの三色丼が美味しかった♪

知床食堂の三色丼(ミニ丼もできる)
三色丼でお腹を満たしている間に霧雨は止んだので,知床半島の南海岸沿いに進んで『知床世界遺産ルサフィールドハウス』へ・・・ここでは世界遺産知床の自然に関する様々な情報を得ることができる。

知床世界遺産ルサフィールドハウス
勧められた『相泊温泉』は道路から数メートル下の海岸にあり,周りに何の覆いもなくて湯船の大部分が道路から丸見えで,「脱衣場も無いしねぇ・・・」と見物だけで帰ろうかと思ったけれど,「ついさっき入ったばかり」という習志野から来た男性の言葉に後押しされて,パパもチャレンジしてみることにした。
海を眺めながらの本物の露天風呂は解放感が溢れていて,湯温もパパ好みのやや熱めで最高だった♪

相泊温泉 セセキ温泉には気付かなかった(^-^)ゞ
相泊温泉から道の駅に帰って来ても天候は一向に好転しそうにないので,思い切って知床峠を越えて『ウトロ』側に向かうことにした。
峠に向かって登りだすと同時に周囲を濃い霧が覆いはじめたのだが,前走車の赤いテールランプがかろうじて見える程度・・・今までに経験したことがない程の濃い霧だった。
ところが,峠を越えて下り道になってしばらく進むと,一気に霧が晴れて目の前に青空が広がった。
知床半島の南と北で大違いの天気にビックリ・・・聞けば知床では珍しいことではないそうで,逆に南側が晴れて北側の天気が悪いこともあるそうだ。
ウトロ側に下りたところで,『知床五湖』へ・・・高架木道を歩いて一湖だけ見物した。

知床国立公園 ワンズはここまで

高架木道が続く 木道の周りには熊除けの電気柵が張られている

知床五湖(・・・のひとつ)

知床連山を望む 霧の位置で先ほど走った峠だと判る
『道の駅うとろ・シリエスク』の隣にあるラーメン屋『波飛沫』で昼食・・・。
このお店は,3年程前に岡山市の天満屋で開催された北海道物産に出店されたそう・・・味噌ラーメンがとても美味しかったぞ。

波飛沫の味噌ラーメン
ウトロタウンを後にして,国道334号線を西進してすぐにあるのが『オシンコシンの滝』・・・国号からも見える程の近くだった。

オシンコシンの滝

オシンコシンの滝
続いて寄ったのは『天に続く道』・・・アップダウンを繰り返しながら続く28.1kmの直線路は,本当に天へと続いているように見える!

天に続く道のスタート地点

天に続く道 北海道でしかありえない光景
北海道に来てからのお友達に教えてもらった『さくらの滝』は,高さ3.7mの滝をサクラマスがジャンプして遡上するのを見ることができる・・・ガイドブックにも載っていない穴場中の穴場だった♪

さくらの滝

滝を昇るサクラマスは6月上旬から8月上旬までの期間限定
この日最後の観光地である『摩周湖』に向かったのだが,展望台への道を登って行くと,途中から濃い霧に包まれ,その濃さは今朝ほど経験した知床峠より勝るほど・・・徐行して走ってなければ第三展望台の駐車場を見逃すころだった。
「霧の摩周湖」の呼び名どおりに一年を通じて霧に覆われる日が多いそうで,某地域では「晴れた摩周湖を見たカップルは別れる」という都市伝説もあるそうだ(笑)

霧の摩周湖(第三展望台辺り)
翌日の朝晴れていれば摩周湖に再挑戦し,霧に覆われていれば諦めて網走方面へ向かおうと,この日の車中泊場所は清里町の『道の駅パパスランドさっつる』にし・・・ここは日帰り温泉とドッグランがあるので,我が家にはもってこいの車中泊地だ♪

道の駅パパスランドさっつるのドッグラン

円形のランは珍しい
何故かこの辺りの地域だけ物凄い強風が吹いていて,ママなどは本気で「車がひっくり返るんじゃない?」と心配していた程・・・大きめのキャンピングカーの風裏になる場所に車を駐めたのだが,夜中車が揺れてなかなか眠れなかった (心配していたママは早くからグースカピーと熟睡していたが・・・)。
【6月15日(土)】 34(13)日目
翌朝になって目覚めた時にも強風は治まっておらず,摩周湖のある山を見ても雲に覆われている・・・ということで,ワンコの散歩と食事だけ済ませてさっさと北へと向かうことにした。
最初の目的地は『小清水原生花園』・・・オホーツク海沿いの砂丘に広がる原生花園で,見頃の6月下旬から7月下旬には200種類の花々が咲くらしい。

小清水原生花園 時期が早かったので,花の種類は少なめ・・・

原生花園駅

ヒオウギアヤメ

エゾキスゲ
『 道の駅流氷街道網走』へ寄ったあとの『博物館網走監獄(網走刑務所跡)』の見学を考えたが,天気が良すぎて車中のワンズが心配なのでパス・・・『能取岬』を回って,『サロマ湖』を右に見ながら北に向かって走った。

道の駅流氷街道網走

能取岬

能取岬
北海道では旧国鉄時代の路線の多くがJRとなった以降に廃線となっていて,各所で駅舎や気動車などの展示保存がされていた。
『道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯』では北海道らしく除雪車を見ることができたし,『道の駅あいおい』でも鉄道ファンが喜びそうなシチュエーションが見られたぞ。

除雪車(ラッセル車?)


道の駅あいおいに展示(放置?)された列車たち
さて,土曜日の午後の時点で,翌日の日曜日は「北海道全域で天気が崩れる」との予報だった(;^ω^)
雨となるとエル&チャップを車中のクレートに一日中入れておくわけにはいかない・・・こんな時は,車内で過ごせるキャンピングカーが羨ましいと本気で思ったぞ。
助手席のママが「道東辺りで土日連泊できるペットホテル」をネットで調べて,見つけたのが阿寒湖の畔にある『鶴雅レイク阿寒ロッジトゥラノ』である。

鶴雅レイク阿寒ロッジトゥラノ
実は,旅行に出る前は「パパもずっと運転じゃ疲れるだろうから,3~4日ごとにペットホテルに泊まってゆっくり寝ましょう」などと言っていたのだが・・・しかし,実際に車中泊を続けながら旅をしていると,フラットベッドの効果でよく眠れ,意外な程疲れは感じなかったので,ホテルへ宿泊する必要性は全く感じていなかった。
「このまま旅の終わりまで車中泊で良いや」と考えていたが,お天気のせいで初めてペットホテルに泊まることになったのだった。

阿寒湖畔を夕散歩♪
ホテルへの道中は降ったり止んだりの繰り返しだった雨も,夕方の散歩の時には止んでいて,阿寒湖の湖畔を散歩できたぞ♪
さて,明日の雨の降り具合はどうかな?
コギ連れ北海道車中泊旅行⑨ 北海道編(その6)
【6月12日(水)】 20(11)日目
道の駅を出発する際,車の下に置いていたワンコの水皿を忘れてしまったおバカな飼い主・・・最初に見つけたホームセンターにはステンレス製のものは置いてなかったので,その後旅行中はプラ製の水皿で過ごすことになった(^-^;
この日の最初の予定は洗濯をすること・・・大楽毛(おたのしけ)駅前のコインランドリーで,初めてスニーカーも洗ってみたが,乾燥には時間がかかるようだな。
隣で選択していたオジサンと話すと「岡山からは毎年葡萄を取り寄せている」そうで,岡山からの旅行者に親近感を持ってくれたのか,別れ際に「良かったら食べなさい」と釧路名物の「オランダせんべい」をくださった♪
この後,セルフスタンドで給油と洗車,イオンに行って日用品の買い出しをした後,東に向かって出発・・・『道の駅厚岸グルメパーキング』へ向かった。

道の駅厚岸グルメパーキング
北海道の道の駅はドッグランがある所が多い・・・またどこのランも地面が芝張なので,ワンズの足にも優しいのが嬉しいな♪

道の駅のドッグラン
エル&チャップを少し走らせ,飼い主の昼食を済ませてから,海岸沿いに『霧多布岬』まで走って同じ道の駅に帰ってくることにした。
先ず寄った『愛冠岬』は,その名前からか恋人たちに人気のスポットだそうで,同然の如く「鐘」がある・・・したがってワンズは車で待機だった。

愛冠岬

愛冠岬&ママ

愛の鐘
続いて寄った『あやめガ原』は,海岸に続く広い草原に咲くヒオウギアヤメが咲く所・・・係の人は「まだ早い」と言われていたが,それなりには咲いていて奇麗だった。

あやめガ原の入口

ヒオウギアヤメ
『琵琶瀬展望台』からは,北には霧多布湿原,南には太平洋が眺められる。

琵琶瀬展望台(霧多布湿原側)

琵琶瀬展望台(太平洋側)
『霧多布岬』からは,霧多布湿原を縦断する『MGロード』を走って道の駅厚岸グルメパーキングへ帰った。

霧多布岬
道の駅に着いて,エル&チャップのために再度ドッグランへ・・・先にランで遊んでいるワンコもいて,少しだけ触れ合いもできた♪

厚岸グルメパーキングのラン

千葉から来たコロちゃんと

駐車場で会った京都から来たクロスくん
夕食は道の駅のレストランで,パパは厚岸名産の牡蠣の天ぷら丼?・・・ママは「久しぶりに煮魚が食べたい」と,黒カレイの煮つけがメインの日替わり定食だった♪

道の駅でグルメな夕食♪
【6月13日(水)】 21(12)日目
この日も長距離を走る予定なので,朝は早めに出発し,途中の『茶内酪農展望台』でワンズの散歩と朝ごはんを済ませ,東へと向かって走った。

茶内酪農展望台

高さ20mからの眺め
北海道で一番早く日の出が見える『納沙布岬』・・・生憎の曇り空で国後島は見えなかったが,道民の北方領土への願いが込められたモニュメントなどが数多くあった。

北海道の灯台発祥の地だそうだ

北海道本土最東端の地

北方領土との架け橋

納沙布岬も風が強かった
納沙布岬を後にして,次に向かったのは根室市内にある『明治公園』・・・ペットOKと聞いて,エル&チャチャップと散歩しに寄ったのだが,サイロのある芝生広場に着いたとたんにコーギーを発見♪
コーギーのダイゴロウ君とハスキーのレモンちゃんはどちらも5カ月のパピー・・・特にレモンちゃんとチャップが気が合ったようで,延々ともつれ合って遊んでいた♪

根室市の明治公園で (左から)チャップ エル レモンちゃん ダイゴロウ君

レモンちゃんは下から挨拶

チャップとレモンちゃんは良く遊んだ

レンガ作りのサイロの前で
お昼は根室市内の回る寿司屋さんで北海道産のネタを中心に・・・美味しゅうございました♪

根室の回転ずし
この日の車中泊地の知床へ向かう途中に,道の駅であった人から「絶対に寄りなさい」と勧められた『野付半島』へ・・・。
全長26kmの半島は全てが砂の堆積で出来ていて,「ナラワラ」や「トドワラ」と呼ばれる白く立ち枯れた木々が特異な風景を見せている。
因みに,海水によって枯れたトドマツが横たわるトドワラは,自然の腐食が進んだせいで以前より随分と数が少なくなっているそうだ。

野付半島

草原のあちこちに鹿がいる

砂が堆積して出来た半島

ナラワラ
最後に到着したのは知床半島の付け根にある『道の駅知床・らうす』・・・駐車区画が少ないので隣のスペースを空けて駐められず,チョット気を遣うことになった。
また,夜になって食事ができる処がなく(ネットで調べたお店も閉店していた),結局コンビニ弁当で我慢することになった。

道の駅知床・らうす
明日は「知床旅情」で有名な知床探訪・・・どんな出来事が待っているかな?
コギ連れ北海道車中泊旅行⑧ 北海道編(その5)
【6月10日(月)】 18(9)日目
この日は,道東への移動日の予定だがが,東進する前に『襟裳岬』へ寄るので・・・前夜,露天風呂に入っている時に地元の兄さんから勧められた「天馬街道~襟裳岬~黄金道路」のコースで走ることにした。
日高山脈を越えて競走馬の育成で有名な日高地方に入ると,牧場には牛の姿が消えて馬が目立ちだすのだが,馬は広い区画の中に親子で数頭いるだけ・・・牛とは随分待遇がちがうものだな(笑)

日高地方では牛より馬が多い
森進一の歌で有名な(・・・というか,それでしか知らない)襟裳岬は,歌詞のとおり「何もない・・・」が風が物凄く強いところだった。

襟裳岬

襟裳岬の断崖 風が強い
襟裳岬を後にして海沿いに黄金道路を走り,サンタクロースで有名な広尾町で郵便局によって生活費を補給・・・ついでに寄った『丸山公園』で,初めて野生のキタキツネを目撃してチョット興奮した(゚▽゚*)♪

広尾町の丸山公園は芝生の奇麗な自然公園
休憩に寄った『道の駅しらぬか恋問』では,目の前の海沿いに延々と砂浜が続いていたので,長い移動時間をクレート内で我慢しているエル&チャップを放牧してやった。

恋問海岸

恋問海岸の砂浜で遊ぶ
この日の車中泊場所である『道の駅阿寒丹頂の里』へ着いてトリップメーターを確認すると,この日の総港距離は350km・・・道内を一日で走った最長記録となった。

道の駅阿寒丹頂の里
ここにも小さいながら芝のドッグランがあったので,夕散歩代わりにしっかり走らせてやった(^-^)V

道の駅のドッグラン
道の駅の駐車場で,愛知県から来た夫婦と愛犬のコジロー君(7歳)と会った。
コジロー君は,ワンコに対しては少しビビリさんだけど,人にはとても懐っこかったぞ♪

愛知から来たコジjロー君
ここの道の駅にはホテル&温泉の『赤いベレー』が併設されているのだが,温泉クーポン雑誌「HO」の今月号に無料入浴券が付いていると教えてもらい,早速コンビニに走って入手した。
【6月11日(火)】 19(10)日目
そろそろ出発しようかという時になって,ママが「スマホがない!」と大騒ぎ・・・(;^ω^)
車の中をひっくり返したり,散歩で歩いたコースやトイレの中を探したりして,結局自分のカバンの中から見つかったというオチ・・・このパターンは過去にパパもやらかした前科があるので,あまりママを責めることはできないな(^-^)ゞ
気を取り直して・・・この日は『釧路湿原』を一巡りする予定の日(^-^)ゞ
道道(県道ではない)53号で北上して弟子屈町まで・・・『道の駅摩周温泉』から国道381号で南下して釧路に戻ってくるコースだ。
最初に『釧路市湿原展望台』の遊歩道を歩いて『北斗展望台』へ・・・因みに,通りかかった地元の女性に聞くと,遊歩道は反時計回りに進むのが楽とのことだった。
木製の遊歩道はワンコ連れでも歩き易くて良かったが,肝心の展望については湿原らしさが感じられなくて残念だったかな。

遊歩道入口

釧路湿原北斗展望台

北斗展望台から見る釧路湿原
続いて,900haを超える面積から名付けられた『900草原』へ・・・のどかな草原が360度のパノラマで広がり,あちこちで放牧された牛が草を食んでいた。

900草原

900草原からの展望
ちょうどお昼時になったので,昼食をとろうと『道の駅摩周温泉』へ行ったのだが,ここの道の駅には
食事が出来る施設がない。代りに,付近にある飲食店の紹介カード?が置いてあったので,その中から『手打ちそば両国』で摩周そばをチョイスした。

道の駅摩周温泉
道の駅にはドッグランがあったので,エル&チャップを走らせてやる。
因みに,ここのランは2面あるのだが,どちらも15分(だったかな?)の時間制限があり,他の犬が遊んでいる時には入場できないこととなっている。
見知らぬ犬同士のトラブルを避けるシステムなのだろうが,何か味気なさを感じてしまったな。

道の駅のドッグラン

ランで走って良い笑顔
続いて向かったのは『多和平』・・・ここも900草原と同じように360度のパノラマで遠方まで見渡せて,北海道の広さを存分に感じることができる。

多和平

多和平からの展望
国道からの入口から『コッタロ湿原展望台』までは未舗装のガタゴト道が続き,途中で何度も引き返そうかと考えたほど・・・クレートの中のワンズに気を使いながら,結局5kmほど走って展望台に着いた。

コッタロ湿原で会った鹿

展望台から見るコッタロ湿原
コッタロ湿原で会った若夫婦からも「とても良かったですよ」と勧められた『細岡展望台』・・・林の中の遊歩道を歩いて展望台に着くと,目の前に延々と広がる草原と大きく蛇行して流れる釧路川が現れた。
今まで,TVなどで紹介されていた『釧路湿原』そのままの姿だった。

細岡展望台

細岡展望台からの展望
マダニを避けるために車で待機だったエル&チャップも少し散歩・・・♪

細岡ビジターズラウンジ前
釧路まで帰って,「釧路と言えば海鮮じゃろう」とチョット高級?な回る寿司屋へ・・・地元北海道産のネタを中心に注文したが,どれも大振りのネタで美味しかった♪

鮨処なごやか亭
一日かけて釧路湿原を一周し,前夜泊まった『道の駅阿寒丹頂の里』へ帰って来て,この日はここで連泊する。

道の駅丹頂の里のドッグラン
明日からはいよいよ道東へと進んでいくので,ゆっくりと温泉に浸かって疲れを取るとするかな(^-^*)
コギ連れ北海道車中泊旅行⑦ 北海道編(その4)
【6月8日(土)】 16(7)日
道の駅で車中泊をしていると,旅の先輩達から色々と有用な情報をいただくことが多く,この日の朝も大阪から釣りに来たオジサンから道東の「野付半島」や「知床」の情報を教えてもらった♪
さて,今回の北海道旅行でママの楽しみのひとつは「北海道ガーデン街道」を巡ること・・・帯広を中心とした十勝地方には有名なガーデンがたくさんあるのだ。
この日に最初に訪れたのは「真鍋庭園」・・・8万㎡の面積をもつ日本初のコニファーガーデンで,ワンコと一緒に入場できるのが嬉しいところ。
園内のテラス席でモーニングを頂こうと朝食抜きで来たが,モーニングは9時から(開園は8時)だったので車中で待機・・・雨も降っていたのでちょうど良かったかな。

雨が上がったばかりの真鍋庭園

真鍋庭園のモーニング
雨あがりだったのでエル&チャップに服を着せたのだが,服嫌いのフタリなので写真を撮っても笑顔がない・・・仕方ないので途中で脱がせてやったが,実はこれが後の失態につながるのだった。

濡れた園内を歩く

チャップは既にやる気なし

服を脱いだら笑顔が戻った(笑)



モンスターガーデンの木々は怪奇な樹形
今回の旅行に際しては,インスタでのお友達の「しおん君」のママさんと「帯広に来た時に会いましょう」と連絡を取り合っていたので,ランチの時間に合わせて『カフェちょここ』で待ち合わせ。
しおんパパ&ママと,自分はコーギーだと思っているM・ダックスの「れいなちゃん」とパパさんと一緒にランチをしながらお喋り・・・皆さん気さくで楽しい方たちで,とても初対面とは思えない楽しい時間を過ごすことができた♪

しおん君 れいなちゃん エル チャップ

カフェちょここ店内で
ちょここを出て,しおんパパの先導で向かったのは『十勝千年の森』・・・ここで,しおん君たちのお友達の「蓬ちゃん&蒼くん」と飼い主のSAYOさんと合流した。

みんな初対面とは思えない十勝のワン友さん達
千年の森には,花木を中心としたエリアや広大な芝生の丘が広がるエリアなどがあり,北海道ならではのスケールに圧倒された。
他の客が少ないのを確認して芝生広場で放牧してやったり,あちこちで6ワンズの集合写真を撮ったり,また,カフェでお茶をしながら十勝の情報を教えてもらったり・・・本当に楽しく過ごすことが出来た♪

千年の森を進む

(左から)しおん君 エル チャップ らいなちゃん 蓬ちゃん 蒼くん

バックはどこまでも芝生

この集合写真をSAYOさんが十勝毎日新聞に投稿して掲載されたぞ♪
皆さんと別れた後は,途中で温泉に入ってから帯広の街へ移動し,しほろ温泉のマッサージの先生に聞いた『焼肉 平和園』で夕食♪

平和園で焼肉
翌日も帯広市辺りをメインに行動予定なので『道の駅おとふけ』が最寄りの道の駅なのだが,車中泊の場所としてはお勧めではないらしい。
そこで,前夜に続いて『道の駅ピア21しほろ』で泊まることに・・・途中で大雨にあったけど,道に駅に着くころには止んで良かったな(^^♪
【6月9日(日)】 17(8)日目
朝,昨日の朝会った大阪からの釣り人とバッタリ・・・どちらもここの道の駅で連泊だったようだが,別の場所で再会することはたまにあるが,同じ道の駅で二日続けてとは珍しい。
この日,最初に向かったのは『紫竹ガーデン』・・・オーナーの紫竹おばあちゃんが28年かけて作り上げたガーデンで,多くの花々の間に配した小径をワンズも一緒に散策できる。
入園してすぐに巡回中?の紫竹おばあちゃんに会って,「ドッグランもあるから,ワンちゃんも楽しんでね」と話しかけてもらった♪

紫竹ガーデン


園内のドッグラン
続いて,紫竹ガーデンからすぐ近く(5kmばかり)にある『ヌップクガーデン』へ・・・ここもワンコと一緒に散策できる。
因みに,ここは入場料としてではなく施設協力金として500円を払って,コーヒーまたはソフトクリームの引換券がもらえるシステムだ。
園内は「和風と洋風が混沌とした感じ」で,「もう少し手を掛ければ良いガーデンになるのに・・・」と思えたところが残念だったかな。

ヌップクガーデン

ヌップクガーデン
ヌップクガーデンを出たところで,同じ頃に真鍋庭園に散歩へ行っていたらいなパパから「真鍋庭園にエルとチャップの服が忘れ物で届いています」とLINEでの連絡が・・・。
どうやら,昨日の散策中に脱がしたあとの服はママが持って歩いていたが,モンスターガーデンで写真を撮るときに何処かに置いて,そのまま忘れて帰ってしまったようだ。
真鍋庭園の係の人が,いつもコーギーと一緒に来園しているらいなパパに「もしかしてお友達のでは?」と聞いてくれて,エルとチャップのものだと判ったのだった。
何というタイミング! 昨日知り合いになったばかりのらいなちゃんが,翌日に真鍋庭園に行ってなければ,このワンコ服は我が家に戻ることはなかっただろうな。
帯広へ帰る途中で,パパが見つけた気になる看板・・・『とかち大正二輪館』は,1940~80年代の古いオートバイを80台あまり集めて展示している。
若かりし頃に乗っていたバイクも数台あって,とても懐かしかった♪

とかち大正二輪館
真鍋庭園に寄ってワンコ服を受け取って,次に向かったのは音更町にある「豚丼 かしわ」・・・帯広名物の豚丼は絶対に食べたいと思っていたところ,しおんパパが「一番美味しい店」と勧めてくれたお店である。

炭火焼豚丼のかしわ

炭火で焼いた厚めの豚肉がジューシーで美味♪
続いて,旅行に出てから一度も身体を洗っていないワンズをシャンプーするため,帯広市内の『ホームセンター ジョイフル』へ・・・昨日,SAYOさんからセルフシャンプーが出来ると聞いていたのだ。
ドライヤーの風力が弱くて生乾きになったけど,初めてのセルフシャンプーは上手く出来たかな(^-^)ゞ

エル&チャップはカートに乗るのは初体験

洗われるチャップ

ドライヤーで乾燥中のエル
ワンコの洗濯のあとはコインランドリーで飼い主の衣類の洗濯を済ませ,次の日の予定に合わせて帯広から南へと移動・・・。
途中で『幸福駅』へ寄ったら駅舎の前に「幸福の鐘」があって,オバカップルが鐘を鳴らしまり・・・鐘の音(振動?)が大の苦手のエルは,駐車場から先に動こうとはしない。
仕方なくパパとチャップだけで見学に行って,「幸福行きの切符」だけは入手しておいた。

幸福駅・・・エルにとっては不幸駅だな(^-^;
この日の車中泊地は『道の駅忠類』・・・「ナウマン温泉アルコ236」が併設されているので,着いた時には多くのキャンピングカーで駐車場は埋まっていた。
隣接の『ナウマン公園』と芝生の上はワンコは立入禁止なのが残念なのだが,その代わりに?結構広いドッグランが整備されていたので,エル&チャップはしっかり走ることが出来た♪

道の駅忠類のドッグラン

後ろに見えるナウマンゾウの像 区園内はワンコ立入禁止
いよいよ明日は北海道東部へ出発・・・楽しい出来事や嬉しい出会いがあると良いな♪
コギ連れ北海道車中泊旅行⑥ 北海道編(その3)
【6月6日(木)】 14(5)日目
この日は『美瑛~富良野』へと回る予定でいたが,天気予報では「曇りから雨」だったので,「旭川まで行って,その先は臨機応変に考えよう」と思っていた。
途中で寄った『道の駅たきかわ』で,地元の人から「今日は,富良野は雨は降らない」と聞いて進路変更し,滝川から国号38号線で『中富良野』へ・・・(^-^)
中富良野で最初に寄ったのは『とみたメロンハウス』・・・テラス席でカットメロンを頂いた♪

とみたメロンハウス

とても美味しいメロンでした♪

エル&チャップにもおすそ分け
続いて,道を挟んだお隣にある『ファーム冨田』へ・・・ラベンダー畑で有名なところだが,北海道でのランベンダーの見ごろは7月なので花が無くて残念・・・でも,満開に咲くポピー・ミント・ミヤコワスレなど畑の前は観光客でいっぱいだった。
とみたメロンハウスとファーム富田はセットでツアーコースになっているようで,どちらも中国人観光客が多かった。
花畑の前でエル&チャップの写真を撮っていると,後ろはスマホをかざした人だかり・・・1人にワンズを貸し出すと「我も我も・・・」で,結構時間を食ってしまう(;^ω^A

ファーム冨田では写真撮影に人だかり

ここでも観光客にモデル貸出し

石狩山地を望む ※クリックで拡大します

アイスランドポピーとワンズ
続いて『美瑛』に移動して『白金青い池』へ・・・実は,ファーム富田を出る頃から頭上の晴天をグレーの雲が覆い始めていたので,「晴れている間に青い池を見よう」と急いで何とか間に合ったのだった(;^ω^A

白金青い池

白金青い池全景 ※クリックで拡大します
続いて向かったのは『十勝岳望岳台』・・・標高900mの展望からは,噴煙を上げる十勝岳を目の前に見ることができる。

十勝岳望岳台
十勝岳望岳台から降りてきて,『道の駅びえい白金ビルケ』へ・・・ここには出来たばかりの人工芝のドッグランがあったので,エル&チャップに一走りさせてやった。

道の駅びえい白金ビルケのドッグラン

同 上
その後,道の駅のバーガーショップのテラス席でハンバーガーランチ・・・美瑛町の食材を使ったハンバーガーはとても美味だった♪
しかし,最近のバーガーはインスタ受けを狙った盛り付けが多く,食べ難いことこの上ないぞ!

道の駅のハンバーガー
この日は旭川市まで移動してコインランドリーで洗濯をし,夕食は『旭川ラーメン村』で『天金』のラーメンを頂いた♪

みそ&醤油ラーメン
この日の車中泊地は,地場産センターの1階にある『道の駅あさひかわ』・・・街中にある道の駅だが,駐車場は車中泊の車で満車状態だった。
【6月7日(金)】 15(6)日目
朝は早めに旭川を出発し,昨日とは反対に南進・・・先ずは,中富良野にある『カンパーナ六花亭』へ。

「カンパーナ=鐘」(右側の塔)・・・エルにとっては嫌な場所だな

身内や友人用の土産を発送依頼
トマムICから道東自動車道に乗って十勝地方の音更町へ移動・・・途中の『十勝平原SA』にはドッグランがあったので,エル&チャップを一走り(十走り?)させてやった♪

十勝平原SAのドッグラン

走ったら良い笑顔♪
音更町に着いて行ったのは『シュガーハウス』・・・事前にインスタのお友達から「ワンコと一緒に入れるカフェです」と教えてもらっていたのだ。

シュガーハウス

シュガーハウス店内

ハニーマスタードチキン・ホットサンド
お店の隣にはけっこう広いドッグランがあって,ここでもエル&チャップはレトリーブ・・・と言うよりディスクの取り合い・・・(;^ω^)

シュガーハウスのドッグラン
この日は「SAのラン」「カフェのラン」とドッグランが続いたが,続きついでにもう一カ所・・・『道の駅足寄湖』へと向かった。
パパの世代では「足寄といえば松山千春」・・・パパは千春の大ファンである・・・だが,恥ずかしながら足寄が北海道のどの辺りなのか知らなかった(^-^)ゞ
足寄湖のそばの道の駅に着いてみると,何と!「トイレとドッグランしかない」,しかも諸般の事情でランは使用中止中だった・・・(ToT)

道の駅足寄湖のドッグラン・・・広くて立派なランなのに残念だったな
続いて,入浴と食事のために『道の駅しほろ温泉』へ・・・パパは,温泉内のマッサージ室で長時間運転によるコリをほぐしてもらった♪
マッサージを受けながら(オバサンの)先生から北海道のグルメ情報・・・回転寿司は北見のトリトンが一番だとか,帯広駅前の焼肉屋平和園が美味しいなど・・・を教えてもらった♪
因みにこの先生は,食堂で夕食中のパパ達のところへ「頂き物だけどどうぞ」と「ウドの佃煮」をわざわざ持ってきてくださった・・・ウドも美味しかったけど,ご厚意がとても嬉しかったな♪
そして,この日の車中泊地である『道の駅ピア21しほろ』へ・・・。

道の駅ピア21しほろ
いよいよ翌日は,パパ&ママが待ち遠しかった十勝地方でのイベントが・・・エル&チャップも楽しみにしてろよ♪
コギ連れ北海道車中泊旅行⑤ 北海道編(その2)
【6月4日(火)】 12(3)日目
『道の駅名水の郷きょうごく』で朝を迎え,隣接する『ふきだし公園』をで朝んぽ・・・つり橋を渡ったところに湧き水の汲み場があり,奇麗で冷たい水が山肌から滝のように湧き出していた。
湧き水のエリアはワンコ立入禁止だが,ペットボトルにエル&チャップの飲み水を汲んでおいた。

公園を朝の散歩

湧き出す水と周りの新緑が美しい
道の駅を出発し,最初の目的地である『洞爺湖』へ・・・サイロ展望台に着いた頃には曇り空だったが,カフェで一服しているうちに雨が落ち始めた。
雨に煙る『有珠山・昭和新山』を横目に洞爺湖の南岸を走って『室蘭』を目指す。

サイロ展望台からの洞爺湖
室蘭に着くころには雨も止んでいたので,『道の駅みたら室蘭』で散歩し(ここにもエルの嫌いな鐘があったが・・・),『むろらん水族館』を見学した後,道の駅で「ザンギ定食と室蘭焼き鳥」での昼食とした。

道の駅みたら室蘭で

むろらん水族館(小さな水族館です)

ザンギ定食と室蘭焼き鳥
名前に引かれて室蘭のすぐ東にある『地球岬』に行ってみたが,あいにく海上が霞んでいたせいもあって,感想は「うーん・・・(;^ω^)」といったところか・・・。
因みに,ここの展望台も鐘があり,いかにも鳴らしそうな姐ちゃん二人連れが上がっていったので,慌てて退散したのだった。

地球岬

水平線が霞んでいたのが残念
海岸線に沿って東に走り,『苫小牧』で『道の駅ウトナイ湖』に・・・湖畔は自然保護のためにワンコは立ち入れないが,すぐ脇に広い芝生広場があって散歩ができた。
『千歳』へ入って向かったのは『ラン&カフェ プロムナード』・・・北海道在住のインスタのお友達からのお勧めがあったし,東北旅行中にママのインスタをお店がフォローもしてくれたので,千歳に行ったら必ず寄ろうと思っていたのだ。
お店の看板犬はコーギーの「ルクルちゃん」・・・人は好きだけど犬は大の苦手だから,看板犬としてはチョット残念だな(;^ω^)

カフェ プロムナード

ドッグランで遊ぶ

人工芝とウッドチップのラン 他に急斜面のランもある
続いて,プロムナードのママさんに勧めてもらった『えにわ温泉ほのか』へ・・・コーラのような色をした「モール温泉」は初めての体験だったが,北海道では割と有名な温泉のようだ。

えにわ温泉ほのか
この日の車中泊は北海道内最新の道の駅である『道の駅あびらD51ステーション』なのだが,今年4月にオープンしたばかりなので位置情報がナビに搭載されていない。
そこで,付近のコンビニで場所を聞くと,「すぐ裏ですよ」「この先の国道を左折した先です」と教えてくれた・・・のだが,道の駅にたどり着くまで4~5kmは走ることになった。
パパの感覚では「すぐ裏=数軒先」だったのだが,北海道では「すぐ=数キロ先」なんだということを実感したのだった(^-^;
因みに,この道の駅には名前の通りSLの「D-51」が展示されるのが売りなのだが,この時にはまだ車両が搬入されていなくて,6月16日から展示・公開されたようだ。

「道の駅あびらD51ステーション」
【6月5日(水)】 13(4)日目
夜中から雨が降ったり止んだりを繰り返していたが,どうやら日中は本格的に雨模様となるらしい。
雨が止んでいる間に付近の道の駅巡りをしてから,前日行ったカフェ・プロムナードで人もワンコもゆっくり過ごすことにした。

『道の駅サーモンパーク千歳』の広場で地元のワンちゃんと交流
雨なのでプロムナードも来客は少なく(犬連れは我が家ともう1組だけ),コーヒーを飲みながらパソコンに旅のまとめを入力して過ごしていた時,来店した地元女性の父親が岡山市妹尾出身とのことで,話が盛り上がって楽しく過ごすことができた。

プロムナードで雨宿り
プロムナードでランチをしながら天気予報を見ていると,どうやら午後は西の方から天候は回復してくるようだ。
そこで予定を変更して,旅の帰りに寄るつもりだった『余市』『小樽』を訪ねることに・・・雨の中を道央自動車道~札幌自動車道~後志自動車道と走って,余市に着くころには雨はすっかり上がっていた。

道の駅スペース・アップルよいち

ニッカウヰスキー余市蒸留所

朝ドラ「マッサン」の舞台

見学コース

SNS用のアイテムも・・・(笑)
小樽と言えば『小樽運河』が観光の定番スポット・・・小樽ガラスや寿司も有名だが,ワンコ連れの今回はパスとした。
10年以上前に「小樽を舞台にした韓国映画」が放映されて,その影響から小樽には韓国人観光客が多いのだそうだ。
ママのカタコトハングルでも何とか会話は成立し,ここでもエル&チャップを貸し出して国際親善(笑)

小樽運河

韓国からの家族に貸出し(笑)

エル&チャップ「寿司は食わんのか?」
小樽の寿司に若干の未練を残しながら札幌自動車道を引き返し,この日の車中泊地である『北欧の風道の駅とうべつ』へ向かったのだった。

北欧の風道の駅とうべつ
いよいよ明日からは「北海道のど真ん中」へと進むことに・・・どんな旅になることやら(笑)