古い記事
ランダムジャンプ
新しい記事
東京都の新型コロナウイルス感染症対策サイトの新規患者数のデータについて。
これまでは新規患者の発生届の提出された日がカウントの基準となっていました。
最近、提出日ではなく、検査確定日(医師が確認した日)を基準としたデータも出てくるようになりました。

TOKYO COVID-19

左が発生届提出日による集計データ、右が確定日による集計データのグラフです(東京都のサイトのキャプチャ画像)。

ということで、さっそくデータをダウンロードして重ねたグラフを作ってみました (Python, Jupyter notebook, pandas, matplotlib など使用)。
こうしてみると、届出日と確定日のズレがわかりやすいですね。

TokyoCovid19ReportVsDiagnosed

注目ポイントはゴールデンウィークの連休始めの5月1日と2日。
それまでの数日は新規患者数が落ち着き気味だったのが、急に150人以上なり、「GWに浮かれてはいけない」という警鐘になりました。
しかし、実際のところ、届出が一気に来ただけで、確定日ベースだとすでに下降トレンドだったのですね。
GWに浮かれて感染拡大にならなくて結果オーライです。

また、確定日ベースの患者数のピークが4月9日なので、実際に感染が広まるピークは3月末から4月頭なのでしょうね。
学校などの春休みのころですね。
いろいろと緩みがあったかも。