貿易実務・用語 入門の手引き

ファクタリング 資金調達 融資否決


数カ月先の回収金さえ入れば問題ない
直近の資金繰りが危ない事がわかり、
融資の申込みをしたけど、否決されてしまった。。。

融資の手続きが混み合っていて数ヶ月かかる。。。

ヤバい、ピンチだ!

ここさえ乗り切れば先は明るいのに、なんて苦境だ。


という状況の方へ


コロナ渦で資金繰りに四苦八苦されている方が多いと思います。

そんな中、ファクタリングが注目されています。

ファクタリングとは、売掛金を買い取ってくれるサービスです。

数カ月先に回収予定の売掛金を買い取ってもらうことで
今すぐ現金化することができるサービスです。

そんなサービスがあるのか!?

と私は目を疑いました。w

もちろん手数料が取られますので
しっかりとしたビジネスとなっています。

売上は上がっていて問題ないのに、キャッシュフローの関係上
どうしても今すぐに資金が必要。

という方には選択肢の一つとなるサービスですね。


税理士 消費税還付


貿易をやっていると、消費税との付き合いがありますね。

消費税は、日本国内での消費に対して課税されます。
輸出をすると日本国内で消費されませんので非課税になります。

例えば、
販売した商品の仕入れ
梱包に使った段ボール

など、輸出に関係した経費にかかっていた消費税が戻ってきます。
これを消費税の還付と言います。

100%輸出をやっているようでしたら
申告は比較的簡単ですが、

輸出も、輸入も、国内事業もやっているようでしたら
税申告はとても複雑になります。

2020年現在では、消費税は10%
軽減税率は8%

テイクアウト、イートイン
ありえへんくらい複雑です。

これらを簡単に頭で整理できる人なら問題ありませんが
そんな人はそんなにたくさんいないと思います。

事業規模が小さいなら、自分で頑張ったり
税務署に行って相談したりすればいいと思います。

ですが、ある程度事業の規模がある場合は
税理士と契約した方が費用対効果は高いと思われます。



自動車の輸出


日本の自動車は質が良い、壊れにくい、高く売れる
というような話を聞いて長い気がしますが、
実際のところはどうなのでしょうか?

確かに、以前はそのような印象が強かったかもしれません。
ですが、最近ではそんなことだけではないような気もします。

片田舎ではヤードと呼ばれる
バラックで周りを覆って、敷地内が見えないようにしている
車買取業者が増えているような気がします。

日本車の需要はいまだに高く
部品単位でもバカみたいに売れる。

そんな時代はまだまだ続いていくのかもしれません。
ですが、古き良き時代の名車たちが
海外に次々と輸出されていっている現状は
なんとなく理性的に納得できないのも事実です。


インコタームズ2010を分かりやすく


本ブログで扱っている情報はちょっと古いです。
なにせ、書いたのが2008年頃ですから。

ただし、基本は変わっていませんから、この役立たずが!とまではならないと信じています。
特に、輸出の際の許可申請とか。

ですので、現在のスタンダード
「インコタームズ2010」の用語については
簡単に勉強になる電子書籍を紹介いたします。

難しい貿易の本はイヤですよね。
だからこのブログに訪問していただいたんだと思います。

ちゅうことで



香港の中国化


香港が中国に返還されて
香港の自治が話題になっていますね。

今まで自由すぎたためか、世界中で大騒ぎです。
香港をビジネスの拠点にしていた人も多いだろうと思いますが
多くの経営者が香港離れを決断しているようです。

イギリスは香港からの移住者を受け入れる宣言をし
中国はイギリスに茶々を入れるなと牽制する。

歴史的には
もともと中国だったわけですね。香港は。

で、アヘン戦争に負けて香港を奪われた。
奪われた香港が中国に戻ってきたわけです。

その流れを見ると、もともと中国だった香港ですが
イギリスの影響を受けて垢抜けて戻ってきた感じでしょうか。

そう、もともと中国なんですよね。
だから返還されちゃったから、他の国は口を挟むな
というのはある意味正当なんじゃないかとも思えます。

日本はそれよりも日本のことを考えてもらいたいなと
個人的には思います。


で、貿易関係を考えると、
香港を拠点とするようなものは縮小していくのかもしれませんね。