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天気概況(2021年08月)

上旬の中頃までは各地で晴れた日が多いが、上旬の終わりに台風10号が日本の南を、台風9号が西日本を通過し、台風9号から変わった温帯低気圧が北日本を通過。中旬から下旬の前半は湿った空気が入り、東・西日本付近では雨が続き、西日本の月間日照時間はかなり少ない。西日本では線状降水帯が発生し、各地で大雨。東日本太平洋側と西日本の月降水量はかなり多い。西日本日本海側、西日本太平洋側の月降水量平年比はそれぞれ371%、297%で、8月として1946年の統計開始以降1位の多雨。北日本日本海側では月降水量は少ない。下旬の後半は、西日本太平洋側を中心に高気圧に覆われた。気温は、上旬は北日本でかなり高く、東日本で高いが、中旬は寡照や寒気の影響で北・東・西日本でかなり低い。北日本では中旬にかけての気温の変動が大きく、西日本では月平均気温が低い。沖縄・奄美では、中旬以降は高気圧に覆われたが、上旬は熱帯低気圧や台風9号、10号の影響で、下旬のはじめは台風12号の影響で曇りや雨の日が多かったため、月平均気温は低い。

青森の過去天気(実況天気)(2021年08月)