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天気概況(2017年09月)

高気圧と低気圧が交互に日本付近を通過。北日本から西日本の天気は数日の周期で変化したが、北日本と東日本日本海側は大陸から移動してきた高気圧に覆われやすく、月間日照時間はかなり多かった。西日本は前線や湿った空気の影響で日照時間は少なく、北からの寒気や前線の影響で月平均気温は低かった。北・東日本は平均気温は平年並だったが、上旬は北からの寒気の影響で低温の時期も。沖縄・奄美は太平洋高気圧に覆われて、日照時間は多く、平均気温はかなり高かった。沖縄・奄美の月平均気温の平年差は+1.3℃で、9月1位タイの高温に(統計開始は1946年)。中旬は全国的に台風や前線の影響を受けた。台風18号は、13日に非常に強い勢力に発達しながら先島諸島に接近し、宮古島(沖縄県)では13日の日降水量が452.0mmで通年の日降水量として1位の多雨(統計開始は1938年1月)となるなど、記録的な大雨となった所も。17日には九州南部に上陸、西日本を通過して本州の日本海沿岸を北上、18日には北海道に達した。北・西日本と沖縄・奄美を中心に大雨となり、河川の氾濫や浸水、土砂災害などの被害が発生した。

青森の過去天気(実況天気)(2017年09月)