土地改良には10a当たり100万近く掛かります
今日は土地改良の会議がありました。
一区画が小さい土地や、勾配のある土地を耕作しやすいように、まとめたり平らにしたりします。
用水路の整備や排水路の整備も一緒に行います。
道路を横断してるような管や排水も場合によっては再工事して、付け直します。
国道などは通行止めにできないので、道路の下を掘って管を入れたりと、かなり大規模な工事になります。
その経費はざっくり10a当たり100万掛かります。当然一個人農家にそんなお金出せるわけもなく、大部分が補助金で支払われます。農家はうち7%ほどを負担します。
ウチの一部の畑ではこの工事が終わっていて、非常に整備された土地になり、使いやすくなっています。
また水田活用の話になってしまいますが、こうして工事に大量の補助金が支払われた土地も、5年間米を作付けしなかったら、水田ではなくなってしまいます。補助金は税金からなっています。それがすべて無になってしまいます。
このことについてどう考えているのでしょうか?そんな税金を使って作られたもので無駄なものは過去にもあったと思いますが、これはどうなんでしょう?
まだ国の食料安保に関する方向性が見えてきません。米で行くのか、それ以外も考えているのか?
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