うちの環境では、デスクトップはスペックが高く(Core2 Quad + メモリ8GB + RAID0)ノートブックは少ししょぼい(Core2 Duo + メモリ3GB + 遅いハードディスク)。まぁうちに限らずノートブックはスペックが低いのが普通だけど。Visual Studio 2008 などの重量級 IDE を使っていると、ノートブックではちょっと許容できないぐらいモタつくときがある。プロジェクトが進めば進む程それは顕著だ。デスクトップを使えば良いんだけど、たまにはリビングでくつろぎながらコードを書きたいときもある。
だったらリモートデスクトップを使えばいいんじゃね? と今更ながら気付いた。そして使ってみた。とても快適だ。もっと早くやれば良かった。通信による劣化はあまりない。リモートデスクトップを使ってる事を忘れてしまうかも。リモートデスクトップは、仕事では使うが、家で使うって発想がなかなか出てこなかったな。
でも、家庭内LAN だけで使うのもったいなくね? emobile 経由ではどれぐらいの快適さを得られるんだ? 試してみよう。
その前に、リモートデスクトップってセキュリティどうなってんの?ってのが気になるところ。ちょいと検索してみたら、とりあえずポート番号を変える人が多いみたいだが、そんなもん別に嬉しくない。しかもレジストリを直接編集する必要がある。僕はレジストリと食べ物は直接さわらないと心に決めているんだ。とりあえず、SSHに埋めたら安心じゃね? と安易に考えて、うちの Debian サーバー経由でアクセスする事に。そもそも、外からアクセスするようになってなかったのでルーターの設定を変えて、SSHのポートを空けた。朝令暮改。考えが変わった。SSHはポート番号を変えておく。
クライアントでPuTTYを起動し、emobile 経由でいざリモートデスクトップ。遅い・・・けど、実用に耐えられない程じゃない。試しに、3389(リモートデスクトップのポート番号である)を直接ブチ空けた場合は、SSHトンネルより若干速い気がする。リモートデスクトップのセキュリティってどうなってんだろ? 何も考えないで直接使っても良いのか? 駄目なのか? 仕組みが全然分からん。
ところで、最近流行しているUMPCは、リモートデスクトップ専用機として見ると、非常に魅力的になりそうだ。