ウディタ・RPGツクール規格のキャラチップ画像をSMILE GAME BUILDER用に変換
2018.03.17
毎度紹介しているウディチップビューアを使って、ウディタやRPGツクールのキャラチップ画像をSMILE GAME BUILDER用の2Dキャラクターの規格に簡単に変換(並び替え)する方法のご紹介になります。すでに変換ツールとか存在していそうですが、ウディチップビューアでこういった事もできるという紹介と他でも応用が効く方法ですので、書いておきたいと思います。
ウディチップビューアについてはこちら。
http://yaosame.m22.coreserver.jp/apps/autotile/
SMILE GAME BUILDERの2Dキャラクターの規格についてはこちら。
各素材のデータ仕様 | SMILE GAME BUILDER スマイルゲームビルダー - RPG制作ツール
2.2Dキャラクター
http://smilegamebuilder.com/jp/3dmodelspec/
はじめに
SMILE GAME BUILDERの2Dキャラ規格はウディタやRPGツクールと4方向3パターンという内容は同じなのですが、パターンの並びがちょっと違うので、ウディタやRPGツクール用の素材をSMILE GAME BUILDERで使うには画像を編集して、パターンを並び変えてやる必要があります。
手動でやるとなかなか面倒なのですが、ウディチップビューアには読み込んだ画像をフォーマットファイルで指定した状態で表示し、その状態で画像出力することができます。
この機能を使って、SMILE GAME BUILDERの2Dキャラ規格に変換するわけです。
そのフォーマットファイルを作成したので、アップしておきます。
と言っても、ウディチップビューアに標準で入っているものを少し調整しただけですがw
SMILE GAME BUILDER用の2Dキャラをアニメーション表示するフォーマットも作っておきました。
下の方のDOWNLOADボタンからダウンロードしてください。
ついでにSMILE GAME BUILDER用に変換したキャラチップ画像も素材として一緒に入れておきますので、ご自由にお使いください。
元の素材はこちらの猫にん達です。
ぴぽや32×32グラフィック合成器用パーツ 猫にんセット
http://blog.pipoya.net/blog-entry-520.html
フォーマットファイルの導入
フォーマットファイルは、ウディチップビューアの実行ファイルがあるフォルダの「フォーマット」フォルダに放り込むだけです。
「スマビ用」とかサブフォルダを作ってその中に入れてもOKです。
ウディチップビューアでの変換手順
ウディチップビューアを起動して、変換したい画像ファイルをウディチップビューアのウィンドウにドラッグ&ドロップします。
複数画像を選択してドラッグ&ドロップすることも可能です。
設定画面になるので、導入したフォーマットファイルを選択します。

SMILE GAME BUILDERだと、1ドットが2倍サイズのキャラを使うのがドット感がしっかりでていいかんじですので、「表示倍率」を2倍ぐらいに設定すると良さげです。
SMILE GAME BUILDERのプリセットのキャラも1ドットが2倍サイズになっています。
これはあとで変更することもできますが、複数ファイルを変更する場合はちょっとたいへんになるのでこの画面上で変更することをおすすめします。
また、いちいち「表示倍率」を設定するのが面倒な場合はフォーマットファイルをテキストエディタで書き換えれば自動的に設定した表示倍率で表示されるようになります。
「 <Scale>1</Scale> 」と記述がある部分の数値を「<Scale>2</Scale> 」 に変更します。
読み込んだ画像がSMILE GAME BUILDER用の規格に表示されていることを確認したら、「画像出力>全てPNG出力」を実行すれば、そのまますべてPNG画像として任意の場所に保存されます。

SMILE GAME BUILDERへのインポート
詳しいで手順は省略しますが、今回の場合の気をつけるポイントのみ書いておきます。
画像ファイルを取り込み際には複数画像を一括で取り込めますので、複数ファイルを選択して追加ボタンを押しましょう。

取り込んだ画像、今回の例ですとSMILE GAME BUILDERの標準の1パターンサイズ「48×64」よりも小さいせいか、「アニメーションの設定」の「横分割数」が最初「2」となっていました。
ここを変更するのを忘れずに。他「表示時間」の設定なども任意で調整しましょう。

あとはプレイヤーキャラやイベントに取り込んだ画像を設定すればこんなかんじに。

最後にもうひとつ注意点なのですが、私の環境か元の画像かフォーマットの書き方のせいなのかもしれませんが、ウディチップビューアで出力したPNG画像が、SMILE GAME BUILDERのマップ編集画面とゲーム画面で表示されない場合があります。インポート画面では問題なく表示されます。
その場合はPhotoshopやPictbearなどで再保存してやれば表示されるようになると思います。
ファイル数が多い場合は一括変換ツールなど使っても大丈夫だと思います。
ですので、SMILE GAME BUILDER にインポートする際に最初に1枚だけ試してみることをおすすめします。
ダウンロード


※ファイルのダウンロードについて
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