コロナ禍で高まるアウトドアブームで登山に人気が集まっています。
身近なレジャーとして、誰でも始めやすいと思われていますが、近年、遭難する人が相次いでいて、県内では今年に入って先月(8月)までに46人が遭難しています。
先月(8月)には南部の大峰山系で女性2人が遭難しました。
2人は無事、救助されましたが、遭難の原因となったのは登山道に設置された道を示す案内板「道標」だったことがわかりました。
溝手康史弁護士がこのニュースに登場されています。先生の簡潔な結論には説得力がありますね。
・日本では登山道を明確に管理する責任主体がいなく、曖昧な管理となっているので標識・道標をあてにすべきではない
・道に迷いかけた時点、登山道から外れたときにそれに気づく、分岐点とか標識のあるところでは「現在位置の確認」整置を地図・コンパス・GPSでやること。