water7field

出版の未来を創ろう

出版不況、黒船来襲…と、やたら悲観的な話題ばかりがならぶ昨今ですが、 視点を少し変えてみれば、これほどの激変期を、経験を積んだ働き盛りの年代で迎えられることは幸せなこと。 新しい取組みをするには今こそ最高のタイミングだ。

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作家がGoogleを恐れる理由が分からない、という甘い考察について



「出版社がGoogleを恐れる理由はわかるけれど、書き手が拒否するわけがわからない。
絶版本、少部数の本が、時間制限なしに売ってもらえる可能性がある。
しかも、印税は70%。
いいことだらけじゃないか」

という意見を、ツイッター上で、たまに見かける。

甘すぎる。

 Googleのビジネスモデルをちょっとでも考えれば、そんな旨い話があるわけないのは明白。

 「永遠に印税は70%ですよ」なんてどこにも書いてないし、それどころか「今年中は70%」とすら書いてない。

アフィリエイトの率が、どう変遷したと思ってるのか?
それとも「アフィリエイトと、印税は別物だ!」なんて理屈がGoogleに通用するとでも思っているのだろうか。

冒頭のような甘い考察に流される作家さんは、これから続出するだろう。
そして、数年後、判断を誤ったこと(つまり、結局は収入が下がっていること)に気付き、後悔する作家さんも続出するだろう。
数年後、という読みさえ甘く、もしかしたら来年かも。

そういう作家さんを出さないために、出版社が今、具体的な何かができているかというと、ほぼ皆無なので、心苦しい。


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出版は短期的な利益のためにやってるのではない、のか?

「俺たちは短期的な利益のためにやってるのではない」

出版界の人がよく口にする言葉。
それはもちろん素晴らしい。

僕自身、その哲学が大好きだからこそ、
中学生の頃から「編集者」「出版社」というものに、憧れていたのだと思う。

だけど、実際に自分が編集者になってみて思うのは、
こんな便利な言葉はないということ。

時にその言葉は「どう利益をあげるか」という
ビジネスにおいて最も難しい課題に向き合わない
最高の言い訳になってることは自覚しておかないといけないと思う。
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去年やったイベント「瞬刊リアルタイム」のフレーム再活用


去年やったイベント「瞬刊リアルタイム」
http://www.mantan-web.jp/2009/09/06/20090906mog00m200012000c.html

 このフレームを再活用することを思いつきました。

子ども向けワークショップにフル活用できる。

今晩、打合せです。 
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幻想を産み出すマスメディアが流すからこそ、「マスメディアの崩壊」は自明の理として

佐々木俊尚 ジャーナリストの視点
マスメディア崩壊という共同幻想
は素晴らしい内容だった。

(これに比べると『電子書籍の衝撃』はやはり物足りない)

幻想を産み出すマスメディアが流すからこそ、「マスメディアの崩壊」は自明の理として認識されるようになるという何とも逆説的な現象が起きはじめている。
 
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「集合知」という美しい言葉の下にある、死屍累々

「集合知」は綺麗な言葉だ。

しかし、web界で成り上がりたい人の徒労で成立してるように思えるときがある。

そこで利益を得てる僅か一部の人の発言で、また徒労が大量生産される。

本人が気付きにくいだけに、この搾取の構図は、今後非常に根深い問題になっていく予感がします。
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