フェースブックが新しく「同棲関係」「同性婚」というステータス表示を導入しました。LGBT(レスビアン、ゲイ、バイセクシュアル、性転換者のトランスジェンダー、Transgenderの人々らを指す略称。ウィキペディアを参照して下さい)の人々の使い勝手を良くする措置だそうです。Mashableが報じています(2011年2月17日付け)。
現在は独身、婚約中、既婚、ちょっと訳あり(It’s complicated)、公然の関係(open relationship)、死別、別居、離婚などの選択肢がありますが、今後アメリカに住む人は、「同棲関係」(“In a domestic partnership”)か「同性婚」(“In a civil union,”)の項目から選べるようになりました。
こうした2つの新しい選択肢については、早急に他国にも適用するのだそうです。同性婚が既に合法化されている国では、こうした選択肢は付けないのだそうです。
フェースブック側はMashableの取材に対して、「ユーザーから付けてくれとの要求が高かった。フェースブック上で自分達の関係を誠実に正しく自分の関係を表示したがっている人に選択肢を与えたかった」(“This has been a highly requested feature from users. We want to provide options for people to genuinely and authentically reflect their relationships on Facebook.”)。
フェースブックと、同社のサイトのネットワーク・オブ・サポート(NOS)という部署では、ここ数ヶ月LGBT構想を少人数で進めていました。
昨年秋、著名な10代のゲイが自殺するという事件が相次ぎ、フェースブック側では「中傷と闘うゲイとレズビアンの同盟」(Gay and Lesbian Alliance Against Defamation=略称GLAAD)と提携して、ソーシャル・ネットワークでゲイに対するいじめを止めさせるよう模索してきました。結成数日後、NOSが公式に結成されました。その際にMashableではフェースブックのLGBTユーザーに吉報が早々にあるだろうと告げられていたそうです。
しかし、この新しいステータスは諸刃の剣(double-edged sword←これ、元々は向こうの表現なんですね。知らなかった)があるのだそうです。同性婚や同棲関係という特徴は、多くのLGBTグループが現在削除しようとしているものの1つだからだそうです。実際、結婚の平等性は、GLAADや「レズビアンとゲイの両親、家族、友人の会」 (Parents, Families and Friends of Lesbians and Gays=PFLAG)多くのグループがNOSでキャンペーンを張っている鍵となるポイントの1つだそうです。
同性関係のカップルは既にフェースブック上で「既婚」(“married”)と定義しており、新しい体系を取り入れるのに乗り気ではないのだそうです。あるユーザーがフェースブックのトレバー・プロジェクトに、こうコメントしています。「14年間そうしてきたように、自分自身を『既婚』リストに記載しようと思っているんだ~例え合法でなくても、実際そうなんだから」(“I’ll just leave myself listed as ‘married’ — after 14 years, that sums it up, even if it isn’t legal!”)。
もっと辛辣なコメントも寄せられていたそうです。曰く、フェースブックは同性婚を認めていない多くの州の「分離し、平等に扱わない」(“separate and unequal”)ポリシーを受け入れようとしているというのです。
そうは言っても、フェースブックが今回遂にアメリカその他の国で既に存在するLGBTカップルの合法的関係を認めたのは良い事だとMashable。こうしたステータスの特徴は、今後必要とされるだろうし、フェースブックが中立を保とうとする戦場にもなるだろう。もっとも、とりわけ今の危険なご時世に、こうした団体に微妙に合意する事で、結婚の不平等性に脚光を浴びせるという手はあるかもしれないと記事を結んでいます。
万人が納得する解決策はないのでしょうけど…それにしても、向こうのSNSは、こういう事に対策を着々と進めてるんですね。或る種のトラブル・シューティングと言えます。未だに出会い系すらやってない、日本の新聞サイトなんかはどうあるべきなんでしょうか?
こうした2つの新しい選択肢については、早急に他国にも適用するのだそうです。同性婚が既に合法化されている国では、こうした選択肢は付けないのだそうです。
フェースブック側はMashableの取材に対して、「ユーザーから付けてくれとの要求が高かった。フェースブック上で自分達の関係を誠実に正しく自分の関係を表示したがっている人に選択肢を与えたかった」(“This has been a highly requested feature from users. We want to provide options for people to genuinely and authentically reflect their relationships on Facebook.”)。
フェースブックと、同社のサイトのネットワーク・オブ・サポート(NOS)という部署では、ここ数ヶ月LGBT構想を少人数で進めていました。
昨年秋、著名な10代のゲイが自殺するという事件が相次ぎ、フェースブック側では「中傷と闘うゲイとレズビアンの同盟」(Gay and Lesbian Alliance Against Defamation=略称GLAAD)と提携して、ソーシャル・ネットワークでゲイに対するいじめを止めさせるよう模索してきました。結成数日後、NOSが公式に結成されました。その際にMashableではフェースブックのLGBTユーザーに吉報が早々にあるだろうと告げられていたそうです。
しかし、この新しいステータスは諸刃の剣(double-edged sword←これ、元々は向こうの表現なんですね。知らなかった)があるのだそうです。同性婚や同棲関係という特徴は、多くのLGBTグループが現在削除しようとしているものの1つだからだそうです。実際、結婚の平等性は、GLAADや「レズビアンとゲイの両親、家族、友人の会」 (Parents, Families and Friends of Lesbians and Gays=PFLAG)多くのグループがNOSでキャンペーンを張っている鍵となるポイントの1つだそうです。
同性関係のカップルは既にフェースブック上で「既婚」(“married”)と定義しており、新しい体系を取り入れるのに乗り気ではないのだそうです。あるユーザーがフェースブックのトレバー・プロジェクトに、こうコメントしています。「14年間そうしてきたように、自分自身を『既婚』リストに記載しようと思っているんだ~例え合法でなくても、実際そうなんだから」(“I’ll just leave myself listed as ‘married’ — after 14 years, that sums it up, even if it isn’t legal!”)。
もっと辛辣なコメントも寄せられていたそうです。曰く、フェースブックは同性婚を認めていない多くの州の「分離し、平等に扱わない」(“separate and unequal”)ポリシーを受け入れようとしているというのです。
そうは言っても、フェースブックが今回遂にアメリカその他の国で既に存在するLGBTカップルの合法的関係を認めたのは良い事だとMashable。こうしたステータスの特徴は、今後必要とされるだろうし、フェースブックが中立を保とうとする戦場にもなるだろう。もっとも、とりわけ今の危険なご時世に、こうした団体に微妙に合意する事で、結婚の不平等性に脚光を浴びせるという手はあるかもしれないと記事を結んでいます。
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