「飛野さんのバカ」第1巻のレビューです。

続きはこちら(※ ネタバレを含みます)

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「飛野さんのバカ」第1巻 書籍情報

「授業に出てくれるなら、いいですよ……」
お人よしなクラス委員長・小熊(こぐま)ちゃんが、
授業に出てこない不良クラスメイト・飛野(ひの)さんから、
「授業に出るかわりに」と提示される要求はちょっと過激で……! 
真面目な優等生が、ドSなクール女子の言葉責めに××しちゃう……!? 
ちょっぴりエッチな新感覚百合コメディ!

※ 出版社書籍情報より引用


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真面目でお人好しなクラス委員長・小熊さん。
彼女は授業に出てこないクラスメイト・飛野さんの席を見て溜息をつく。
そんな小熊さんは飛野さんがいつもいる所に向かうが…こんな感じに始まります。

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授業をサボる飛野さんに対して、授業に出るようにと注意する小熊さん。
そんな飛野さんは小熊ちゃんにパンツが見えているぞとか、中々話が通じないw
飛野さんは…何か達観していると言うか退廃的と言うか…心配して注意する小熊さんに対して、
不真面目な生徒が一人いなくなるだけ…と、無表情に呟く。

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しかし、小熊さんはせっかく同じクラスになれたのに退学とか寂しいと呟きます。
何と言うか…とっても良い子だね。
友達でもない、ただのクラスメイトなだけなのに、ここまで心配するとか…普通は出来ない。
そんな彼女の静かだけれど、必死な思いに飛野さんはとあるお願いをするのですが…

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な、なにを?!

何の事か分からずに頭を傾げる小熊さんでしたが、
赤ちゃんの時に吸っていたモノと聞き、流石に気付いた小熊さんは、
「バカー!!」と、涙目で走り去ってしまいます。
まぁ…これが普通の反応だわな(;^ω^)

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飛野さんからすると、小熊さんのような真面目で良い子は自分と関わらない方が良い…
そんな寂しくて悲しくもある気持ちからの発言だったのです。
これでよかった…と、自分に言い聞かせるように眠りにつく飛野さんに対し、
放課後になって戻って来る小熊さん…彼女の為に悩んで考えた結果、
自分のを吸わせても良いと、恥ずかしながら言う小熊さん…
何と言うか、変な奴に騙されないようにねって思うわ…いや、現在進行中かな?w

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自分を粗末に扱う飛野さんを放っておけずに、一大決心をして戻って来た小熊さん。
自分のを吸ってタバコを止めてくれるなら…と戻って来た小熊さん…良い子過ぎて直視出来んわ!
そして、飛野さんは彼女を押し倒し…いよいよ吸おうとする訳ですが…

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指でしたwww

まぁ、確かに…赤ちゃんは指を吸いますよねw
アレと勘違いしていた小熊さんは…動揺しまくりますww
結構、小熊ちゃんって…ムッツリさんなのでしょうかね(;^ω^)
そして、飛野さんが吸っていたのはタバコではなく…ただのおもちゃだという事も判明w
あらゆる意味で、揶揄われまくっていますねwwww

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飛野さんのムチャぶり(大体がエッチな要求)なお願いと
ちょっとエッチな勘違いをしまくる小熊さん…この2人のやり取りを見ていると、
本当に(・∀・)ニヤニヤが止まらないのですわw

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口の周りをちょっと火傷したら耳朶で冷やしてくれとか、
小熊さんの体臭をくんかくんかしまくったりとか、
日焼け止めを塗ると言いつつ、太腿に媚薬を塗りまくったりとか…
ちょっとエッチな要求に対し、飛野さんが更生してくれるなら…と、
豪快な勘違いをしながら、健気に応えちゃう小熊さん…ホントに変な奴に騙されないようにね?w

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個人的に好きなエピソードは…飛野さんの項部分にある「やる気ボタン」の回でしょうか。
そのスイッチは唇で押さないと効果が無いと、またもや騙される小熊さんですが…
恥ずかしながらも要求に応えちゃうんですよねw
どう考えても騙されているでしょうがwww 目を覚まして!小熊さん!!www

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そして、ボタンを唇で押されると…かなり感じちゃってピクピク状態になる飛野さんw
まだやる気が出ていないと勘違いした小熊さんは…項への連続キス攻撃を敢行www
この時ばかりは、小熊さんの純粋さにやられちゃったって感じでしたねw
(ヽ''ω`) ← こんな状態になっていましたしwww
そして、次の日に授業に出て来た飛野さんを見て…
「やる気ボタン」をまた押そう!と決意する小熊さんwww もうやめてあげてwwwww

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ちょっと不良な飛野さんのムチャぶりに、勘違いしまくりながらも応えようとする小熊さん。
小熊さんのお人好しっぷりも可愛いですが、やっぱり豪快でエッチな勘違いする所がまた可愛いw
まぁ、飛野さんの思わせぶりなムチャぶりもアレなのですが、
それを拒否せずに、恥ずかしながらも何とか応えてあげようとしちゃう小熊さん…良い子過ぎるw
何度も何度も言いますが…本当に騙されないようにしてね!飛野さんに対しては良いけれど!(ぉ

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最初は、関わらない方が良いと思っていた飛野さんですが、
回を重ねる毎に、小熊さんへの気持ちが変化して行く所が実に尊かった。
自分に笑顔を見せて欲しいと静かに思ったり、
肩を寄せ合って心臓バクバクしながら相合傘をする姿は…マジで浄化されちゃいそうになったわw

最初は揶揄われまくっていたけれど、小熊さんの純粋で真っ直ぐな行動を見て、
彼女への気持ちを膨らませて行く飛野さん…
微笑ましくて、尊くて、ちょっとエロくて、そして何処か甘酸っぱくて
思わず赤面しちゃいそうな2人の交流…何か応援したくなっちゃう…そんな第1巻でした。