「六道の悪女たち」第1巻のレビューです。

続きはこちら(※ ネタバレを含みます)

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「六道の悪女たち」第1巻 書籍情報

不良に脅える気弱な高校生・六道桃助。
彼の元に亡き祖父から謎の術が書かれた巻物が届き…情けなかった日々が一変する!!
悪女ラブパニック!!

※ 出版社書籍情報より引用


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周りは不良だらけの高校に在学する主人公・六道桃助。
彼を含む三人組は毎日のようにイジメられていて、気の休まる所はトイレの個室のみ。
理不尽な毎日に納得が行かない彼等…
そんな中、彼に亡き祖父から巻物が届き…こんな感じに始まります。

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亡き祖父から巻物が届く…オカルトかな?
その巻物には、桃助に危険が迫っていること、そしてこの巻物が桃助を助けてくれる…そう書いてあった。
そして…その巻物の力が発動し…彼の周辺の状況が一変してしまいます。

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それは悪女から好かれてしまうという力。
今までいじめグループにいた女子も味方になったり、
街中を歩いていると、不良女子から見つめられたり…つまりハーレムかな?w
そして、そんな不良女子の中に…最恐最悪な不良娘がいました…

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それが表紙絵の女の子…向日葵乱奈。
時代遅れのようなスケバンみたいな風貌をしていますが…
ヤクザの組を潰すわ、不良グループを一人で殲滅させるわ、
桃助を殴ったヤンキーを、机で殴って病院送りにするわと…腕っ節はとんでもないレベルですね(;^ω^)
ムシャクシャしていたから不良グループをトラウマ付で殲滅させるとか…
喧嘩の強さよりもその悪さっぷりに驚愕ですわ…

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桃助の前では普通の少女の様ですが…
台詞が斜め上すぎて、管理人唖然呆然wwww
男として、乱奈を守ると宣言するも…その答えが不良全員ぶっ潰すってどういうことなのwwww
悪い女は全員桃助を好きになる…乱奈ちゃんは持って来いな女の子ですなぁw

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最恐最悪な乱奈さんですが…彼からの言いつけはしっかり守ります。
手を出したらダメと言いつけられて…ボロボロになっても彼の言うことを守る。
例え、愛する桃助がボッコボコにされているのを目前にしていても…

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この作品は、乱奈さんの最恐っぷりが目立ちますが、
回を重ねるごとに…乱奈さんの影響もあってなのか、
桃助の男としての信念と覚悟が育って行く、成長ストーリーって感じでしょうかね。
これまでは不良達に苛められているだけだった彼。
そんな彼が乱奈と出会い…逃げずに戦うという覚悟を身に付けて行く…
凄く懐かしさを感じる、少年漫画の熱さがありますねー…こういう主人公好きだわー

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傍若無人な最恐不良娘に巻物の影響で好かれてしまった桃助。
それが「男」として彼を成長させて行くことになる…「王道」的な熱い展開が目白押し状態です。
展開がとにかく熱いんですよね…乱奈さんが暴れるとアッサリ終わっちゃいますけれど(;^ω^)
かつてのイジメっ子に一目を置かれ、最恐不良娘に惚れられて…そのあり得ない状況に混乱するも
最弱だけれど、逃げずに立ち向かおうとする…何かカッコいいんですよね、桃助って。

情けなかった毎日から、男としての信念とプライドを熱く見せて行く…
弱くても、怖がりながらも、熱い「男」になって行く…そんな熱血成分が目白押し状態だった第1巻でした。