「味噌汁でカンパイ！」第1巻　書籍情報

幼なじみが作る、おふくろの味

短期集中連載時に大反響を受け、話題の味噌
汁マンガがコミックス発売＆本格連載化！！
制服＋エプロン、幼なじみ＋おふくろの味。
心に沁みわたる新しいグルメコミックです！

※　出版社書籍情報より引用

主人公・善一郎は9年前に母親を亡くし、現在父子家庭。
隣の家に住む幼なじみの八重ちゃんと今日も一緒に学校に向かう。
ある日、善一郎がコンビニで明日の朝食を買っているのを見て、
八重ちゃんはとある一大決心をして・・・こんな感じに始まります。



善一郎くんは、やれば料理とか出来る子なのですが・・・
殆どが一人で賄っていると、段々と億劫になってしまい、
手軽に済まそうとする・・・一人暮らししているとよくある事案ですよね（；^ω^）
管理人も一人暮らしを長くした事がありますが・・・
段々と手抜き料理や出来合いのお惣菜とかで済ましていたような気がしますわ。
何と言うか・・・善一郎くんを見ていると、昔の自分を見ているようでチクチクするｗ



そんな善一郎くんを放っとけない八重ちゃんは、朝食を作りにやって来ます。
いやあ・・・起きたら可愛い幼なじみがエプロン姿でお味噌汁を作ってくれる・・・
男だったら一回は夢見る光景ですなぁ・・・
八重ちゃんの朝食メニューは、ハムエッグとプチトマト、味付け海苔、ご飯、納豆・・・そして蜆のお味噌汁。
・・・何と言うか・・・和洋折衷と言いますか・・・（；^ω^）
ハムエッグと納豆ってどういう組み合わせなんだってばよｗｗｗｗ
で、善一郎はまず大好きな蜆のお味噌汁を口に運びますが・・・



砂抜きしてねぇｗｗｗ

砂抜き自体知らなかったと言う八重ちゃん・・・（；^ω^）
それをしなかったら、砂がジャリジャリで食えたもんじゃないよｗｗ
主に海水と淡水が交じる所に住んでいるヤマトシジミは、
単行本にも書いてありますが約1％の塩分濃度の塩水で5～6時間漬けないとダメですな。




下手なりにも毎日毎日朝食を作りに来る八重ちゃん。
彼女は「朝食」の重要さを分かっているからなんですよね。
善一郎が粗末な朝食を食べているのを知ってそれではいけないと思い・・・
彼女は身も心も暖まるような愛情たっぷりの朝食を作りに来る・・・
って、こんな事言われたら・・・普通の男なら意識しちゃうよねｗｗｗ
しかし、彼女の目的はもっと斜め上で・・・



おまえは何を言っているんだｗ

恋人でも奥さんでもなく・・・母親になりたいってｗｗｗ
幼いころにずっと一緒にいてあげるって約束が、まさか母親にとかｗｗｗ
何と言うか・・・純粋なんやねぇ（；^ω^）




とにかく八重ちゃんのウブっぷりが凄いですねｗ
恋話がとにかく苦手で、お味噌汁を毎日作る行為＝ラブラブと知った途端に、
顔を真っ赤にして大混乱になってしまう所とか・・・可愛過ぎて悶えるわｗｗｗ
善一郎くんは少なからず八重ちゃんを想っていますが、鈍感な所もあったりするので、
可愛いスレ違いとか・・・見ていて萌え転がる破壊力ｗ




テーマがお味噌汁と言う事で、作中にはお味噌汁の基本であるダシや味噌の種類などから、
なめこのお味噌汁、パンに合う牛乳とバターを使った洋風お味噌汁、
かきたまと玉ねぎのお味噌汁などなど・・・正統派から変化球まで様々なお味噌汁が登場します。
一番楽しそうだなー・・・と思ったのは、米味噌、豆味噌、麦味噌などの味噌別の講座かなー
合わせ味噌ばかり使っている管理人としましては、興味津々でしたわー



「1日の始まりは味噌汁から」

幼なじみが一生懸命お味噌汁と作ってくれるという羨ましいシチュエーションと、
味噌やダシの基本、様々なお味噌汁などが紹介されていて、見ていてとっても楽しいです。
日本人の心とも言えるお味噌汁・・・
そういえば、ダシ引きから作るとか少なくなったなぁ・・・と、再確認させてくれますねー
そして、善一郎と八重の何とも純粋極まりない可愛らしさがとっても萌えですわー(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
おふくろの味を目指して頑張る八重ちゃんですが・・・傍から見るとどう見ても新妻な所が面白いｗ

何だか、読んでいてホントにお味噌汁を飲みたくなる・・・
そんな心に色々と染み渡る・・・そんな第1巻でした。

※　え？ｗ


でも、こういうのって増えているらしいねｗ
だし入り味噌とかあるからなぁ・・・