「艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 水雷戦隊クロニクル」第1巻のレビューです。

続きはこちら(※ ネタバレを含みます)

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「艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 水雷戦隊クロニクル」第1巻 書籍情報

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艦娘たちが深海棲艦と激戦を繰り広げている最前線のはるか後方、
とある鎮守府で訓練に勤しむ新米っ子たち4人。
そんな彼女たちの様子をこっそり録ったドラマCDなどがセットになった限定版が登場なのです!

http://www.kadokawa.co.jp/comic/bk_detail.php?pcd=321310000292

さて、艦これコミカライズ作品「水雷戦隊クロニクル」
この作品の主人公は、軽巡洋艦の天龍と龍田、そして駆逐艦暁型の第六駆逐隊の4人です。

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物語は呉鎮守府が舞台です。
この鎮守府は最前線ではなく、かなり後方に位置する鎮守府で、
ゲームで言うところの鎮守府海域(1-1~1-4)となります。
駆逐艦を中心とした艦娘たちが訓練や遠征に勤しむ・・・
戦場と言うよりは、学校って言った感じかな?
物語の主人公である暁、響、雷、電の4人は今日も訓練に勤しむ・・・そんな感じで始まります。

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そんな最中・・・彼女たちに新しい先輩が着任する事に。
玄関にいた暁と響はそれを向かい入れますが、
目の前に立っていたのは・・・

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メンチ切った天龍ちゃんw

この迫力に暁は震えまくってしまいますw
まぁ・・・一人前のレディとは言っても・・・しょうがない?w

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物語の序盤は、この天龍と暁のやり取りがメインですねー
天龍の事が気に入らない暁と、それをちんちくりんとからかう天龍・・・
何というか、仲の良い姉妹喧嘩にしか見えないんですけどwww
やり込められて、ほっぺを膨らましまくる暁がマジで可愛いんですよねw
まぁ、そんな天龍の意外だった一面を見て・・・暁の心境も変化させていくわけですが。

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そして、天龍の教育法は・・・とにかく気合ですねw
体育会系まっしぐらって感じで、グダグダ理屈を捏ねるよりは
手本を豪快に見せて分からせるという・・・とにかく熱血硬派な教え方でした。
まぁ・・・天龍ちゃんらしいですなw

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この鎮守府には秋雲や夕雲型の3人、そして漣、朧、曙、潮の第七駆逐隊がいるようです。
しかしまぁ・・・秋雲や漣はいつも通りですなww(;^ω^)
特に漣は・・・所謂ネットスラングを連発させていて、思いっきり笑ったwww
まぁ、注目なのは・・・デレている曙だと思いますがw

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そして、訓練に明け暮れる毎日の第六駆逐隊・・・
そんな彼女たちにもいよいよ実戦への抜錨がやって来る。
鎮守府正面海域(1-1)に現れた深海凄艦を迎撃する為に、
天龍を旗艦として、龍田、暁、響、雷、そして電の6人が出撃する・・・
そして目の前に現れた深海凄艦駆逐艦イ級は・・・

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でけぇええぇええええ!!!w

え?何?イ級ってこんなにデカかったの?ww
1-1のイ級って、深海凄艦の中では一番の雑魚なのに・・・:(;゙゚'ω゚'):
この大迫力に、第六駆逐隊の面々は・・・

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ですよねーwww

そりゃ、こんなデカくて恐ろしすぎる敵が目の前に現れたら・・・萎縮しちゃうわ!w
それでも戦わなければいけないのが・・・艦娘たちの使命。
混乱しながらも一斉砲撃をして、イ級を追い詰めて行きますが・・・

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イ級の主砲パネェwwww

確か・・・駆逐イ級の主砲って5インチだったような・・・(;^ω^)
どう見ても5インチどころじゃないです、どうもありがとう!www

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そんな中・・・敵でも出来れば倒したくない電は攻撃が出来ない。
しかし、天龍はそんな電に対し・・・電の考えを否定はせず、
「諦めなくていい、ずっと問い続ければいい・・・オマエは強いから大丈夫」と優しく声をかける。
うーん・・・天龍ちゃんマジでカッコいいですわー
仲間を守るために・・・理不尽な暴力に屈するのは間違っている・・・
見ていて、天龍ちゃんに惚れ直す勢いですわ・・・マジでイケメン過ぎる(*´Д`)ハァハァ
そして・・・連戦連勝で進撃を続けて・・・この巻の最強の敵に遭遇してしまいます。

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空母ヲ級が眼前に・・・:(;゙゚'ω゚'):

軽巡洋艦と駆逐艦だけの艦隊だと・・・正規空母の空母ヲ級は脅威そのもの・・・
先制爆撃を喰らいながらも、対空射撃で敵艦載機を撃破して行きます。

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空母ヲ級と天龍のガチバトル・・・正に肉弾戦って感じでしたね。
艦載機の砲撃を掻い潜って、ヲ級の首を掴む天龍・・・
棘々しいヲ級の表情と、天龍の殺意が篭った表情・・・どちらも正に鬼の形相ですわ:(;゙゚'ω゚'):
このバトルはこの巻の最大の見せ場ですねー・・・とにかく天龍が凄すぎます。

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さて、敵がただのヲ級ではなく・・・空母ヲ級eliteと判明し、
更に気合を入れる天龍・・・果たして強敵を撃破出来るのか・・・?

序盤の可愛さとコミカルさ、
そして中盤以降の様々な感情が入り乱れて、ダイナミックに描かれた戦闘シーン・・・
どっちもかなりハイレベルな感じがして、とても興奮冷めやらなかったって感じでした。
チグハグ状態だった第六駆逐隊と天龍の間も、戦闘や訓練を重ねる内に、
段々とまとまって来て、良いチームになりかけて来ましたねー
まぁ、戦闘は天龍がリードしまくっていましたけどw

第六駆逐隊の可愛さ、天龍の豪快さ、龍田のちょっと怖いお姉さんっぷり、
そして不気味極まりなくダイナミックに描かれた深海凄艦・・・
キャラたちの描写も可愛く、凛々しく、そして不気味の描きっぷりが
凄くこだわりを感じる・・・そんな風に感じ取れました。
天龍の頼りになる先輩っぷりが存分に描かれていて・・・天龍好きなら堪らないと思う第1巻でした。



さて、今回も限定版にはイラスト集とドラマCDが付属しています。
イラスト集の作家陣は以下の通りです。

支倉十
イチリ
小梅けいと
新涼れい
はねこと
堤ヤマブキ
awa
 (敬称略)

以上、7名の作家陣です。

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今回も可愛らしいものから、ちょっとエロいもの、凛々しいものまで・・・
フルカラーで描かれたとても秀逸なイラストが揃っています。
その中でも・・・ちっぱい艦娘の水着シーンを描いた小梅けいと氏のがいいですねー
龍驤ちゃんのナイチチっぷりがとても良く描かれ・・・ん?何かプロペラ音が・・・(チュドーン

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そして、ドラマCDはサントラとドラマパート「暁の夢」が収録されています。
収録されているパートは以下の通りです。

オープニング
暁の夢【Aパート】暁は改になりたい
BGM#4 交戦曲『砲雷戦隊、始め!』
暁の夢【Bパート】暁のレディースランチ
BGM#5 交戦曲 秋イベント曲『決戦!鉄底海峡をぬけて!』
暁の夢【Cパート】連戦の果てに
BGM#6 冬イベント曲『冬の抜錨!』
暁の夢【Dパート】いつまでも一緒に
エンディング

洲崎綾さん(暁、響・Верный、雷、電、Верный、最上、鳳翔)

宮川若菜さん(千歳、千代田、朝潮、満潮)

以上となります。
前回と違って、今回は声優さんが2人出演しています。

内容的には・・・暁が可愛すぎるの一言ですねw
レディースランチ(お子様ランチw)に立てていた旗がキーポイントとなると言う
ちょっと感動モノなストーリーとして仕上がっています。
しかしまぁ・・・鳳翔さんはホントにオカンでしたなぁ・・・w
暁の魅力がタップリと詰まっていますので、是非聞いてみてくださいw