一年を通して、ネットオークションがもっとも活発になる時期とは、どういった状況のときでしょうか。
そのような時期を把握しておくことによって、よりたくさんの出品物にお目にかかれたり、多くの人に出品物を見てもらえたりするというわけです。
まず一般的に世の中が、お正月やゴールデンウィーク、お盆休みという大型連休に入る時期というのは、多くの屈でも連休を取ったりします。
最近では、デパートや大型スーパーなどで年中無休の営業という屈も少なくありませんが、やはり個人商店などや、ネットオークションにとってはライバルとも言えるリサイクルショップなどは、休業するところが多いようです。ましてや都会に比べて、全体の庖舗数が少ない地方では、なおさらそのような傾向が強いでしょう。
従って、日頃忙しい人が時間を持て余し、なおかつ買い物に行く場所が限られているこういった大型連休の時期には、確実に一般ユーザーが増えるのです。
ただ、そういった時期にパソコンと向き合う時間の余裕がある層というのも、限られてくるでしょう。
例えば子供連れで家族旅行したり、帰省したりするお父さんやお母さんなどは、時間に余裕があっても、普段以上にパソコンと向き合う時間は少なくなるでしょう。そのため、家庭向けの商品や子供用品など、購買層が主婦向けの商品は、あまり活発に取引されなくなる傾向にあるようです。
また、いくら年中無休で営業している店とはいえ、営業時間は限られています。中には24時間営業という店もありますが、ほとんどの場合、どんなに遅くても、せいぜい午後11時くらいまででしょう。
そもそも一般的に、ネットユーザーは夜から深夜にかけて集中する傾向にあるので、ネットオークションの締め切り時刻も、週末の午後10時~午後11時くらいに集中しているケースが多いのです。
つまり、大型連休のときに、連日深夜遅くまでパソコンを見られる層というのは、独身の人や子供のいない家庭などに限られてきます。特に寒い正月や、暑いお盆の時期などは部屋に閉じこもる人も多いので、そういった時期と層を狙った商品であれば、普段の日よりもネットオークションは活発になることでしょう。
なお、業者としてオークションに参加している人たちは、大型連休は休業する傾向にあります。