2013年03月23日


いつも「声出していこうっ!を読んでいただいてありがとうございます!

しばし沈黙しつつ、引っ越し&リニューアルの準備を進めてまいりました。

今日、いよいよオープンです!

今後は下記にて更新がんばっていきま〜〜す!

ボイトレ・ブログ「声出していこうっ!」

http://misumiotsuki.com/


そして、新たにオフィシャルのアーティストブログをオープンしま
した!
http://misumiotsuki.com/
artist/


ではでは、みなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたしますっ!

blogプロモ用




大槻水澄(MISUMI)misumivocal at 11:21│コメント(0)トラックバック(0)

2013年03月04日


何年か前になりますが、ゴルフというものに憧れて、レッスンを受けたことがあります。

(ほら、ファッションといい、あのグリーンでにっこり笑っての撮影といい、
なんともクラッシイで素敵じゃないですか!?)

自分で言うのもなんですが、
歌で培った姿勢と軸のおかげでなかなか筋がいいと誉めていただいて、
かなりいい気になって、週に数回の打ちっ放しを楽しんだものです。

結局、下手な上にムキになってやったため、指の調子が悪くなって、
楽器演奏に差し障るからと、通うのを中止してしまったのですが・・・


短い期間でしたが、ゴルフ・レッスンから学んだことはたくさんありました。


先生方はとても丁寧に、スィングのひとつひとつの動作を説明してくれます。

スタンスはこんな感じで、
クラブはこんな風に持って、
指の形はこんな感じで、
腕はこう伸ばして、
カラダの動きはこうで・・・

どれも、ふむふむ、へぇ〜〜、の連続。
理にかなっていて、奥深くて、実に興味深い。

ところが、です。


実際にスィングをするのは一瞬です。
シュ〜〜(スィングの音)カコ〜〜ン(ヒットした音)、おしまい。

ボールはぎゅい〜〜んと飛んで、
先生はぴたりとポーズを決めて、そりゃあ、カッコいいのですが、
いざ、「やってみて」と言われて、どぎまぎです。

情報は頭の中にたくさんあるけど、
スタンスも、フォームも、バランスも、ムーブメントも、
あれもこれもなにもかも、
その、一瞬。シュ〜〜、カコ〜〜ンの中でやらなくちゃいけないのです。

瞬間、脳はプチパニックを起こします。

えっと、左足のつま先が・・・右のヒザは・・・頭の向きは・・・え〜〜、肘は・・・
あ〜〜っ、もうっ!
こんなの全部一緒にやれなんて、無理に決まってるじゃないのぉ〜〜っ!

とひとりごとを言った次の瞬間、
ふと、「あれ?なんか聞いたことあるなぁ。このセリフ」・・・

頭をよぎったのは、私の生徒やクライアントさんたちが、
レッスンの時にお漏らしになることばでした。


回想シーン。。。

MISUMI「はい。じゃあ、下腹部をそ〜〜っと引っ込めながらカラダを緩めて、
声帯をほどよく震わせて、音に集中して、口角はしっかり上げて、あ、顎に力は入れないで・・・」

クライアント「そんなに一度にできないですよぉ〜〜。」


はぁ〜、なるほどね。
同じなんだなぁ。どんなことも。。。


大切なのは脳で描くイメージとカラダの動きをひとつにすること。

動きを細部までイメージできるようになるのも大変ですが、
細部に行き渡る神経回路を作って行くのにはさらに時間と練習が必要です。

イメージを動作に、そして、その動きを自分でモニターして修正する。
これらがひとつのサイクルになって、少しずつ新しい動きがカラダに定着して行くのですね。


新しい動きを身につけるのは根気がいりますが、
そうして一度カラダに入った動きを、人間はなかなか忘れないもの。

焦らずじっくりやるしかない。

だから、楽しめることしか身につかないのですけどね。なかなか。


今日14時発行予定のメルマガでは、
ゴルフでも、もちろん発声でも大切な『カラダの軸』について書きます。

バックナンバーも読めますので、よろしければ是非下記から登録してくださいね。




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

今週金曜日、18:30~鹿児島 天文館ビジョンホールにて、講演会をいたします。
https://www.facebook.com/events/316003648511518/
声の意識がどかんと高くなる、面白い講演になると思いますので、
お近くの方は是非。

そして、同じく10日(日)19:00〜 同じく天文館の楽天(GATTEN)にて、
東京のスーパーミュージシャンたちと共に鹿児島のステージに立てる、
年に一度のVSOPライブです。
https://www.facebook.com/events/460592127337412/
かなりな混雑が予想されていますが、お時間のある方はこちらも是非!

We'll ROCK!

















大槻水澄(MISUMI)misumivocal at 11:10│コメント(0)トラックバック(0)

2013年02月11日


「なぜか居心地の悪いお店」というのがあります。

お店のインテリアもいい。

お料理も美味しい。

サービスも悪くない。

・・・なのに、なぜか、もてなされている気持ちにならないお店。


それは、スタッフの、お客さんに対するコミュニケーション能力の問題、
という場合がほとんどではないでしょうか?


「いらっしゃいませ」と一言聴いただけで、
スタッフのグレードがわかります。


心地いい響きのある、温かみのある声。
歓待されたという気持ちにさせてくれる、
丁寧で明るい「いらっしゃいませ」。

「お。できる・・・」

そんなお店にハズレはめったにありません。


一方、イケてないお店は・・・

〇そもそも、「いらっしゃいませ」が、きちんと言えない

どんなにスタッフが足りなくて、忙しくても、
入って来たお客さんに、にこっと微笑みながら、声をかけることはできるはずです。
声を出すことは習慣です。
発声するという反射力をつけていないと、こんな基本的なことが難しい。
なにより、声を出していない自分に気づけないことが一番怖いですね。

〇いかにも慣れきったようすで、習慣のように「いらっしゃいませ」と言ってしまう

反射的に声が出るような訓練は大切なことですが、
条件反射で口から出てしまうことばには心が通っていません。
早すぎる、雑すぎる。
やがていろんなクセが染みついたひとりごとのようになってしまいます。

〇マニュアル通り、教えられた通り。優等生的な「いらっしゃいませ」。

一見、ちゃんと応対しているように見えて、
一対一のコミュニケーションになっていない場合がほとんどです。
お客さんのテンションとかみ合わない。
自分の伝えるべきことを、役割のひとつとして声に出すだけです。
歓待されているという気分にはなれません。


人にはそれぞれのテンポ感があります。
その時の気分によっても、何を心地いいと感じるか、人それぞれ違うものです。

お店の雰囲気に合った声を出すのももちろん大切ですが、
なにより、相手のようすを見て、心の通った声をかけられる、
そんなプロフェッショナルなおもてなしが、お料理の味を最高なものにしてくれるんですね。


今日午後2時ごろ発送予定のメルマガのトピックは、
『 伝わってない?と思ったら、「つもりチェック」』。
自分自身をチェックするためのヒントを書きました。

バックナンバーも読めますので、よろしければ是非下記から登録してくださいね。





◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

来週、2月19日のシンギングは、シンディー・ローパーの"Time after time"を歌います。

時間は18時50分〜20時10分まで。
六本木のシンフォニーサロンにて。

ボイトレGYMはリニューアル準備のため3月から、しばしお休みをいただきます。

この機会に是非、ご参加くださいね!

みなさんのご参加をお待ちいたしております。
詳しくはこちらをどうぞ。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆







大槻水澄(MISUMI)misumivocal at 13:01│コメント(0)トラックバック(0)

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