2022年09月12日
日本は老いた。団塊の世代が現役を退き、人口のボリュームゾーンはもはや高齢者だ。冒頭のVizは日本全国の220,360の町丁目レベルに分割されたエリアにおいて、平均年齢が60歳を超えるエリアを赤く塗りつぶしたものだ。日本の国土の多くが赤く塗りつぶされていることに気づくだろう。
このVizは以下でインタラクティブに操作可能だ。右にあるスライダを操作して赤く塗りつぶす閾値となる年齢を変化させることができる。
念のために言及しておくと、面積の広い過疎地の田舎が赤く塗られることで、実態よりも強調されて表示されている。それでもこの国の現状を識る一つの見方を提供していると言えるだろう。
ちなみに65歳に変更させると次のようになる。かなり赤いエリアは減るがそれでもまだ日本の形を見て取ることができる。
70歳だと次のようになる。平均年齢が70歳の地域は限界集落かそれに近づいている領域だろう。
このデータは令和2年の国勢調査に基づいている。住民の出入りのない地域では平均年齢が2歳上がっている公算が高い。あと3年経てば平均年齢60歳以上のエリアが2枚目のようになる。
この老いていく日本で今後どのように生きていくべきだろうか。
70歳だと次のようになる。平均年齢が70歳の地域は限界集落かそれに近づいている領域だろう。
このデータは令和2年の国勢調査に基づいている。住民の出入りのない地域では平均年齢が2歳上がっている公算が高い。あと3年経てば平均年齢60歳以上のエリアが2枚目のようになる。
この老いていく日本で今後どのように生きていくべきだろうか。