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1 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/29(月) 04:00:57 ID:hPxQLwf.

凛「まあ、悪くないかな」
武内P「それは何よりです」

凛「でもちょっと生意気な子供だと思ったりした?」
武内P「そんな事はありません。渋谷さんは素敵な方です」

凛「私の何が良かったの?」
武内P「笑顔です」

凛「睨んだりしたこともあったよ?」
武内P「私に非があれば当然です」

凛「あの時は私も悪かった。ごめんね」
武内P「こちらこそすみませんでした」

凛「……やっぱり私ってまだまだ子供だよね」 
武内P「そんな事はありません。渋谷さんは素敵な方です」

凛「そう思ってくれるのアンタだけかもよ?」
武内P「渋谷さんの魅力を伝えるのが私の役目です」

凛「どこが魅力的だと思った?」
武内P「笑顔です」

凛「そろそろ面倒臭いと思ってる?」
武内P「いえ、そんな事はありません」

凛「でも子供だと思ってはいるでしょ?」
武内P「私は、素敵な女性だと思っています」

凛「じゃあ大人だと思ってくれてるの?」
武内P「例え子供でも大人でも、渋谷さんが素敵だということは変わりません」

凛「それって答えになってないよね?」
武内P「申し訳ありません」

凛「やっぱり子供扱いしてる?」
武内P「そんな事はありません」

凛「じゃあ大人として扱ってみてよ」
武内P「善処します」

凛「プロデューサーは大人の女性に抱き着かれたらどうするの?」
武内P「わかりません。前例がないので」 

凛「試してみていい?」
武内P「ダメです」

凛「何で?」
武内P「渋谷さんがアイドルで、私がプロデューサーだからです」

凛「私がアイドル辞めたらいいってこと?」
武内P「それはいけません。というより、アイドルの渋谷さんが観れなくなるのは私が悲しいです」

凛「そんなに私に抱きつかれたくないんだ……」
武内P「そんな事はありません」

凛「じゃあ立場が許せば、抱き着いて欲しいんだ?」
武内P「そ、そういう事ではありません」

凛「じゃあちょっとくらいくっついてもいいよね?」
武内P「いけません渋谷さん」

凛「そんなに私が嫌なの?」
武内P「そんな事はありません。渋谷さんは素敵な方です」

凛「素敵だと思うなら抱きしめたいと思わない?」
武内P「はい、渋谷さんが相手なら誰でもそう思うと思います」

凛「アンタの気持ちを聞いてるんだけど」
武内P「申し訳ありません」

凛「まあいいや。つまり私を抱きしめたいと思ってるんだね」
武内P「そ、そういうことではありません」

凛「誰でもって言ったじゃん」
武内P「言いました……」

凛「嘘ついたの?それって酷くない?」
武内P「そんな事はありません」

凛「なら抱きしめてみてよ。できるよね?」
武内P「すみません。私はあなたのプロデューサーです」

凛「子供扱いしないって言ったよね?」
武内P「大人の女性なら、わかってください」

凛「あ、今ちょっと皮肉言った」
武内P「申し訳ありません」

凛「ううん、やっとアンタの声が聞けた気がする」
武内P「そうですか」

凛「面倒臭いと思った?」
武内P「そんな事はありません」

凛「私のこと嫌いになった?」
武内P「そんな事はありません」

凛「私はアンタが好きだけどね」
武内P「……」

凛「何か言ってよ」
武内P「聞かなかったことにします」

凛「やっぱり子供扱いするんだ。ちゃんと向き合ってよ」
武内P「私はあなたのプロデューサーで、渋谷さんはアイドルなんです」

凛「まあ、私15歳だしまだ子供と思われてもしょうがないよね」
武内P「申し訳ありません」

凛「謝らなくていいよ。アンタは悪くないし」
武内P「そう言って頂けるとありがたいです」

凛「でも16歳になったらちゃんと答えてもらうから」
武内P「16歳もまだ未成年ですが」

凛「結婚できる歳だよ?」
武内P「……」

凛「クスッ……困らせてごめんね。今日は楽しかった。また明日ね」
武内P「……」

凛「……私のこと嫌いになった?」
武内P「そんな事はありません」

凛「じゃあ好きになった?」
武内P「……」

凛「ありがとう。また明日ね」
武内P「……」 




2 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/29(月) 04:27:56 ID:SkwUd33w

なるほど…こういうのもあるのか 




3 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/29(月) 05:11:42 ID:yI3bapg6

叶わぬ恋だと凛も薄々分かってそうで、それでも困らせることで心に風穴を開けたい感が伝わってきて良い
この路線もっと流行らせコラ! 




4 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/29(月) 09:31:12 ID:ixMOfiTY

こういうのが続いて最終的に両思いになってほしい 




5 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/29(月) 10:37:42 ID:/UdQ9u7s

なんだろう・・・すごく応援したくなる 




6 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/29(月) 10:45:43 ID:toLuk87U

アニデレ初期っぽい武内Pもいいね 


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7 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/29(月) 10:46:56 ID:pPbAxFSc

ちくしょう胸のドキドキがハンパねェ 









凛「台風だね」 武内P「そうですね」


1 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/30(火) 08:29:08 ID:40sRrY3U

凛「傘なんて意味なかったよ」
武内P「風邪を引くので早く着替えた方がいいです」

凛「濡れた私といるの嫌なの?」
武内P「渋谷さんが風邪を引くの嫌です」

凛「じゃあ一緒にいたいんだね」
武内P「とにかく着替えてください」

凛「すぐに?」
武内P「はい」

凛「今ここで?」
武内P「いけません」

凛「私は別にいいよ」
武内P「いけません」

凛「ふーん、私は気にしないけど、アンタは気にするんだね」
武内P「渋谷さんも気にしてください」

凛「私のこと気にしちゃってるんだね」
武内P「当然です。私はあなたのプロデューサーです」

凛「……まあ、悪くないかな」
武内P「そうですか」

凛「アンタが気にしろって言ったんだからね」
武内P「言いました」

凛「私、ずっとアンタの事考えてるからね」
武内P「そうしろとは言ってません」

凛「するな、とも言ってないよね」
武内P「ではしないでください。ご自分の事を考えてください」

凛「私の考える私は、アンタの隣にいるよ」
武内P「プロデューサーですからそういうこともあるでしょう」

凛「アンタもずっと一緒にいたいと思ってるんだね」
武内P「渋谷さんのプロデューサーでいられるのは光栄なことです」

凛「……早く着替えないと風邪引いちゃうよ」
武内P「ですから、早く着替えを」

凛「言うこと聞かなかったら?」
武内P「聞いてください」

凛「アイドルの体調管理もプロデューサーの仕事だよね」
武内P「そうですね」

凛「なら無理矢理でも仕方ないと思わない?」
武内P「思いません」

凛「子供の我侭には強く出るのも必要だと思うけど」
武内P「渋谷さんは大人な方です」

凛「なら子供でもいいかな」
武内P「早く着替えてください」

凛「もし私が風邪引いたらどうする?」
武内P「そうならないようにしてください」

凛「目の前にいてそれを防げたのに、アンタの責任だよね」
武内P「そうならないようにしてください」

凛「……もしそうなったらどうするって聞いてるんだけど?」
武内P「私の責任になりますね。そんなことより渋谷さんの体調が心配になります」

凛「アンタの責任になっちゃうんだ」
武内P「そうなりますね」

凛「そうなったら責任取ってくれるの?」
武内P「そうなりますね」

凛「アンタの非じゃなくても?」
武内P「そうなりますね」

凛「……ふーん」
武内P「風邪を引く前に早く着替えましょう」

凛「風邪を引いた私ってどうなると思う?」
武内P「……苦しそうな渋谷さんはあまり見たくありませんね」

凛「今弱った私がアンタの想像の中にいたんだね」
武内P「そうなりますね」

凛「見たくないって言ったけど、私はどんな姿を見られてもいいと思ってるよ」
武内P「アイドルの心持ちとしては困りますね」

凛「アイドルを辞めても構わない覚悟があるって前に言ったと思うけど?」
武内P「それは困りますね」

凛「……ごめんね。困ったアンタ見るの結構好きでさ」
武内P「それは困りますね」

凛「だから先に言っておくね」
武内P「はい?」

凛「次ときめいたらキスするからね。逃げたら私泣いちゃうよ?」
武内「……」

凛「……クスッ……また困っちゃったね」
武内P「……」

凛「そろそろ着替えようかな。じゃあね」
武内P「……」

凛「……本気だからね」
武内P「……」 



 
2 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/30(火) 10:22:04 ID:ltfLzn/k

おーいいぜぇ? 




3 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/30(火) 10:24:47 ID:9AaHbJfw

しぶりんに翻弄される武内Pスレすき 




4 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/30(火) 11:06:54 ID:AqF/spwA

初期verのマシーンのような武内P結構すき 



 
6 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/30(火) 11:13:11 ID:QXJgstoM

いいゾ~これ 








 
凛「夜だね」 武内P「車で送ります。乗ってください」


1 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/30(火) 23:54:49 ID:40sRrY3U

凛「ありがとう」
武内P「プロデューサーとして当然です」

凛「今日ね、レッスンの後事務所で夏休みの課題してたら遅くなっちゃった」
武内P「そうだったのですか。お疲れ様でした」

凛「結構貯めちゃってたからね。でも片付いてよかったよ」
武内P「……申し訳ありません。勉学に支障が出るのであればスケジュールの調整をしようと思います」

凛「仕事減らすってこと?」
武内P「……そうなりますね。私は会社の都合よりより渋谷さんを優先するつもりです」

凛「やだ」
武内P「私もそうならないように努力します」

凛「やだ。約束して」
武内P「では努力することを約束します」

凛「じゃあアンタも私とずっと一緒にいたいってことだね」
武内P「プロデューサーとして当然です」

凛「……ふーん」
武内P「はい」

凛「約束破ったら嫌いになるからね」
武内P「努力します」

凛「私に嫌われるの嫌?」
武内P「そうですね」

凛「それってもう私のこと好きってことだよね?」
武内P「その魅力を伝えるのがプロデューサーの仕事です」

凛「……まあ、悪くないかな」
武内P「それは何よりです」

凛「私はアンタに告白されたって勝手に思うからね」
武内P「……渋谷さんがどう受け取るかは『自由』です。誰にも変えることはできません」

凛「そうだね」
武内P「ですが『現実』もまた、渋谷さんがどう受け取ろうと変えることができません」

凛「ふーん」
武内P「はい」

凛「私の好きって『気持ち』を、アンタが嫌いに変えられないのと一緒だね」
武内P「……」

凛「できるの?」
武内P「……そんなことはわかりません」

凛「でも嫌いに出来なくてもアンタは私を拒絶できるよ。力じゃ敵わないんだから」
武内P「……そうですか」

凛「私がどんなに背伸びしようがキスなんて届かないところでアンタの唇はいつも肩書きを口にする」
武内P「……」

凛「課題をしながら、パーテーションに写るアンタの横顔の影を見てそんなことを考えてた」
武内P「……」

凛「だから私も分別の無い年下の小娘って肩書きを利用させて貰うから。おあいこだよ」
武内P「……」

凛「受け取るのも拒絶するのもアンタが決めることだから。私には決められないから。私にできるのはずっと思い続けることだけだから」
武内P「……」

凛「恋は叶うって子供みたいに無邪気に信じて、思い続けるだけだから」
武内P「……」

凛「私を泣かせたくない内は、そうやって何も言わず、拒絶もしないでね。本当に泣いちゃうからね」
武内P「……」

凛「泣いちゃうけど、それでも嫌いにはならないからね」
武内P「……」

凛「……助手席から見る今の横顔は、パーテーションに写る影と同じ形だね」
武内P「……そうでしょうね」

凛「でも今は隔てるものも高さも感じないよ」
武内P「……」

凛「……」
武内P「……」

凛「……クスッ……やっぱり拒絶はしないんだね」
武内P「……」

凛「……ありがとう。また明日ね」
武内P「……」 


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2 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/31(水) 00:52:40 ID:yMBiHU.M

奏に影響を受けてそう 




3 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/31(水) 00:58:39 ID:Rg9hUevo

アンタの唇はいつも肩書きを口にする
だから私も分別の無い年下の小娘って肩書きを利用させて貰うから
ここすごい好き 



 
4 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/31(水) 01:16:23 ID:C5JrqkJo

古いラブコメやってる原作しぶりんとも典型二次しぶりんともちがったしぶりん像いいゾ^~これ 



 
8 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/31(水) 06:50:46 ID:LFg6lDek

凛「この送迎超助かる!」
武内P「プロデューサーとして当然です」

凛「夏休みの課題で遅くなったからちくしょう!」
武内P「そうだったのですか。お疲れ様でした」

凛「課題が大変なことになってるぞ 大丈夫か!?」
武内P「……申し訳ありません。勉学に支障が出るのであればスケジュールの調整をしようと思います」

凛「やばいよしぶりん仕事減らされちゃう」
武内P「……そうなりますね。私は会社の都合よりより渋谷さんを優先するつもりです」

凛「嫌ァアアアアア」
武内P「私もそうならないように努力します」

凛「がんばれプロデューサーァ ふんばれェ(やんややんや)」
武内P「では努力することを約束します」

凛「プロデューサー手伝え 夏休みの課題だ」
武内P「プロデューサーとして当然です」

凛「よろしく」
武内P「はい」

凛「ちくしょうアンタは なんて可愛い子なの」
武内P「努力します」

凛「お前確か読唇術できただろ」
武内P「そうですね」

凛「私はお前が欲しいのだよプロデューサー」
武内P「その魅力を伝えるのがプロデューサーの仕事です」

凛「これは…いい返事だな…」
武内P「それは何よりです」

凛「私はアンタに告白されたって勝手に思うからちくしょう!」
武内P「……渋谷さんがどう受け取るかは『自由』です。誰にも変えることはできません」

凛「ハァ ハァ 」
武内P「ですが『現実』もまた、渋谷さんがどう受け取ろうと変えることができません」

凛「ざけんな」
武内P「はい」

凛「ああやはり畏れ多かったのか アイドルがプロデューサーと付き合おうだなんて…」
武内P「……」

凛「両想いじゃないかプロデューサー!!私たち両想いじゃないか!!」
武内P「……そんなことはわかりません」

凛「失敗だ!告白は失敗だ!モガモガ」
武内P「……そうですか」

凛「こいつはプロデューサー 家は文具屋 見ての通り堅物だ」
武内P「……」

凛「ちくしょう 失恋なんて‥‥ つれェなァ‥‥」
武内P「……」

凛「凛っ!!この分別の無い年下の小娘という肩書きに掴まるんじゃ!!」
武内P「……」

凛「でかした!」
武内P「……」

凛「この肩書き超助かる!」
武内P「……」

凛「ガハハハハハハ」
武内P「……」

凛「ちゃんと聞いておるのか 私の話を」
武内P「……」

凛「やべぇぞ冗談が効かねぇ!止めようがねぇ!」
武内P「……そうでしょうね」

凛「ちくしょう!!体制を立て直して… くっ クソッ(よじよじ よじよじ)」
武内P「……」

凛「……」
武内P「……」

凛「気持ちいいぜ!プロデューサーの唇超気持ちいい」
武内P「……」

凛「……ありがとう。また明日ね」
武内P「……」 



 
10 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/31(水) 07:19:40 ID:.uBsdP2s

>>8
草 



 
11 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/31(水) 08:44:06 ID:yMBiHU.M

>>8
実家のような安心感 




12 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/31(水) 08:45:37 ID:mrxhGNkQ

>>8
こういうのでいいんだよこういうので 



 
13 :名前なんか必要ねぇんだよ!:2016/08/31(水) 08:53:27 ID:C5JrqkJo

>>12
よくはないだろ!






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最近よく見かけますね






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