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付き合って、あるいは結婚して数年もたつと、マンネリになるのは避けられない――そう思ってませんか?
でも、エネルギーやお金をつぎ込んでゲットした今のパートナーと、衝撃的に気持ちいいセックスを続けられたら、コスト的にも、人生の質的にも素晴らしい!  
秘訣を先人と女性アドバイザーが伝授する。

◆16年たってもほぼ毎日!それはたゆまぬ努力の結晶!

<清水 博さん(仮名)40歳・商社 ミキさん(仮名)42歳・パート>  
出会いから16年。今や3人のお子さんも小学生だ。それでも充実のセックスライフを送っているのが清水博さん・ミキさんである。

「夫婦って、『忙しいし、いつでもできるし』などとタカをくくっていると、どんどん脆くなっていく。だから危機感を持ってセックスするようにしています」

と、夫の博さん。たとえば、お互いをパパ・ママとは呼ばずに、必ず名前で呼び合う。リビングを全裸でうろちょろしない。髪形も美容院で整える。などなど、未婚の男女であれば当然のことを意識している。


また、二人とも職場の異性と積極的に交流を持つなどして、異性を意識する機会を増やし、意識的に枯れないようにしているのだとか。

「電車でほかの女の人を観察して、カラータイツがいいなと思えば穿いてもらったり。尻を見て、ミキと比べちゃったり」と博さん。ミキさんは、「好きな俳優の出てる映画を観て、『かっこいいー』って気分が盛り上がってから夫とセックスすると、燃えますよ」と笑う。


とはいえ、やっぱり楽しみがなければ何十年も続くものではない。

「毎日同じことをしていると飽きるのは事実ですね。だから、雰囲気づくりとか、前戯とか、挿入にいきつくまでのバリエーションを楽しむようにしています」


たとえば、米国のセックスマニュアルを見ながら、今度やってみたいことを話し合う。そして、コスプレにも挑戦。

「いつもはスウェットのミキが、髪形や衣装を変えると別人みたいに変身するでしょ。そういう違った一面を見せてくれると、『女だな』とドキッとします」


衣装はドン・キホーテなどで買うそうだが、「こんなことを言うと、最初は引かれますけど(笑)」と博さんは照れ笑い。すかさずミキさんが「最初は『なん なんだよ! 今の私じゃ不満なわけ!?』と思いました。でも女って、めげずにお願いされると応えてあげたくなるもんですよ」と笑い飛ばす。博さんは「衣装 は大げさすぎるというなら、髪形や口紅の色を変えてもらうくらいからでも、ぜんぜん違うと思いますよ」とお勧めを語ってくれた。


ただ、いずれはネタもつきそうなんですが……。

「まあねえ。実際、セックスのバリエーションはそんなにあるわけじゃないですよ。どうしても正常位が中心になりますしね。それはそういうものなんじゃないかな。でも、お互い、ここまでオープンにできるヤツはいないっていう安心感があるから、セックスが気持ちいいんですよ」


毎回、イカせてるんですか?

「いやいや。イクのは2回に1回くらいですよ。僕が思うにね、『必ずイカせなきゃ』なんてのは、責任を一人で負いすぎです。男の見栄というか。まあ僕らの世代は、AVの影響が強いから仕方ないんだけど」


ミキさんも大きくうなずく。

「イクことにこだわられると、逆に男がイカなかったときにプレッシャーになって、セックスが重荷になる。年をとると中折れなんかもね……」


博さんは、ミキさんの生理スケジュールを把握しており、奥さんの発情時期は早めに帰ることにしているとか。「そのほうが奥さんも感じるから、盛り上がってセックスが楽しくなりますよ」とのこと。


◆荻原かおるチェック
「そそる女」を妻で再現するのはマンネリに効く

「通勤途中で見たそそられる女性を、奥さんに再現してもらう」という手法は、パートナーでは興奮できなくなっている男性は試す価値アリ。二人は「同じ相手 とセックスしていると飽きる」ということを知っていて、お互いに別人だと感じられる雰囲気をつくっているんですね。女性に変わってもらいたいと思った方 は、まず自分から「新しい髪形にしたいんだけど、どんなのが好き?」などと彼女の好みに合わせて、そのうえでお願いするといいですよ。


【解説】荻原かおる氏
’99年に女性向けラブグッズショップ 「ラブリーポップ」(http://makeloveforever-jp.com/)をオープン以来、恋愛、セックスなどの女性のさまざまな悩みを聞き、 その数1万人以上。近著に「いつまでもメイクラブする方法」(扶桑社刊)など







引用:http://nikkan-spa.jp/124988