3月最終の土日、お台場の人工海岸の公園で、くさや2000匹を焼く「くさや祭り」みたいな「くさや試食会」なる物が行われるらしい。くさや1匹焼いただけだって臭いってのに2000匹!どういう事になっちゃうんでしょうか!?ところで俺は食べ物の好き嫌いはほとんど無く、イナゴとかカエルとかタニシも平気だし、東南アジアで蛇とかネズミとか何だか正体不明な肉も食べたし、鬼怒川ではイモリの串焼きも食べたし、ゲテモノ料理もほぼ平気。ミミズ漬けの焼酎も飲んだ事がある。でもくさやは苦手。だって匂いがウンコじゃん!くさや好きな人に「食べれば匂いは気にならない」なんて言われたけど、口に入れた瞬間に口の中全体にウンコの風味が広がったっつーの!気になるっつーの!「くさやを美味しく食えるんならウンコだって美味しく食えるだろ」とくさや好きの人に言ったらムッとされた(笑)。同じ理由でドリアンも苦手!あれも口中がウンコになった!と言うわけで、くさや試食会の日はお台場全体がウンコの匂いで充満する事は間違いない!潮風の運ばれるくさや2000匹分のウンコ臭!想像するだけでも恐ろしい!目に染みるぞ、きっと!
「悪魔を見た」。
イ・ビョンホン、チェ・ミンシク、韓国ビッグスターが鬼畜合戦を繰り広げる妥協無きコリアン・バイオレンス!全編ボッコボコに頭部を鈍器で殴りまくる場面が大連発!拷問に次ぐ拷問!期待していたスプラッターな殺傷場面は実はそんなに無く、人体破壊の直接描写はほぼ無いんだけど、しかし人でなしと人でなしが激突し、周囲の人達も余裕で巻き込みながらの人非人な極悪三昧を展開させ、全編に渡ってハイテンションでドンヨリ感を疾走させる鬼畜パワーはハンパじゃない!疾走する息苦しさ!息苦しさが疾走するってのもなんだか変な表現なんだけど、でも本当にそうなんだから仕方ない!言い換えればハイテンションなダウナー。余計に変か(笑)。
今年は正月から酸鼻極める極悪傑作「色恋沙汰貞子の冒険 私の愛した性具たちよ」が、そして先月は西村映造渾身の、大量の血糊をぶち撒ける死体損壊場面が炸裂する鬼畜大傑作「冷たい熱帯魚」が公開され、鬼畜映画の当たり年になりそうな気配が漂う。もうすぐ公開の待機作でも鬼畜臭プンプンな映画が目立つし、血塗れ鬼畜派の俺には嬉しい限りなのだが、この「悪魔を見た」も極悪度フルスロットルな物凄い映画だった!
平日の朝一の回に観に行ったのだが、そんな早くからイ・ビョンホン目当てだと思われるオバチャンが大挙して来場、つってもやっぱり平日の朝一なんで、5割位の客入りだったんだけど、それにしても下痢便ウンコに手を突っ込んで掻き回す、くさやの匂いが漂ってきそうな場面もある鬼畜大作、大丈夫なのか、オバチャン達!?下痢便場面を観た後に大久保でチゲ食えるのか!?そしてイ・ビョンホンの凶行に「ビョン様があんな事を!」と戦慄しろ、オバチャン達!ってか、ビョン様は「甘い生活」で既に血塗れ暴力を披露してるんだよ!甘いマスクの優しい人じゃないぞ、ビョン様は実は乱暴者だぞ(笑)!
性欲絶倫の連続殺人鬼チェ・ミンシクに婚約者を殺されバラバラに解体されてしまったイ・ビョンホンの復讐劇。復讐と言っても殺す事が目的ではない。チェ・ミンシクに苦痛と恐怖を与え続ける事が目的。イ・ビョンホンはチェ・ミンシクを捕らえてボッコボコに殴打して痛めつけて拷問で半殺しにして解き放つ。そしてまた捕らえては半殺しにして解き放つ。簡単には殺さずに拷問を果てしなく繰り返す事で、婚約者が受けた苦痛の倍返しにしていく。しかし真性シリアルキラーのチェ・ミンシクには恐怖を感じる心が欠如していて、イ・ビョンホンから受ける拷問の苦痛に呻きながらも動じる事なく、やがて反撃に出る。周囲の人達をガンガン巻き込みながらの鬼畜合戦が開始される!
イ・ビョンホン、チェ・ミンシク、韓国名優の名演技!人間的な感情を完全に喪失し、復讐の為だけに生きる事を決意したイ・ビョンホンの無表情なクール演技。全く表情を変える事無くチェ・ミンシクを責め抜くイ・ビョンホンが凄い!しかしアシッド&アッパーなチェ・ミンシクはもっと凄い!クールなイ・ビョンホンとは正反対、怒声をあげ苦痛に悶え、内から漲る強烈で獰猛な生命力の全てをセックスと暴力に費やすナチュラル・ボーン・キラー、チェ・ミンシク!手当たり次第に鉄パイプを脳天に叩き落し、女を見ればレイプしまくり、目に付く奴は殺しまくり、そしてイ・ビョンホンに拷問されまくり!凄いぞ!一体何人殺すんだ!?ナースをレイプ未遂する場面では勃起した!あのシチュエーションはエロい!もちろん女子高生を襲う場面でもチンコがちょっと反応しました。鬼畜です(笑)。
そして訪れる衝撃度満点のラスト!「お前には死んだ後も苦しんでもらう」と、イ・ビョンホンの復讐が完結するこのラストが凄い!まさかこんな酷い結末が待ち受けていようとは!これこそ地獄!これこそ鬼畜!名府魔道を爆走する情無用のコリアン・バイオレンスに妥協なし!首チョンパはアリ!
2010年韓国映画
監督 キム・ジウン
出演 イ・ビョンホン チェ・ミンシク オ・サナ キム・ユンソ チョン・グクァン
コメント一覧 (2)
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- 2011年03月11日 07:53
- るき乃さん
そうなんですよね、内容が物凄く刺激的なので観てる最中は気が付かなかったんですが、思い出してみると残酷描写とかエロ描写が実はそれほどでもないんですよ。だからって傑作には違いないですが。
ラスト、あっけなかったですか。僕はあのアッサリ感は嫌いじゃないです。色んな傑作対決映画の最後の対決って、意外とアッサリしてるじゃないですか。でも指を一本一本切り落とすってのは良いアイデアですね!もちろん無表情で!粘っこさが倍増して鬼畜度アップしますよ!
あと、イ・ビョンホンにも下痢便場面に参加して欲しかったです。頭から浴びちゃうとか(笑)。
チェ・ミンシクには人肉喰いをして欲しかったです。
とかなんとか、物足りなさ気な事を色々書いたけど、この映画は傑作ですよ!凄い映画です!
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それ位しないと完結しないと思いましたが、アイドル・ビョンホンのこれからを監督が計算したのかなとか思いました。
全身ぼこぼこのビョンホンの奥さんを裸にして、ビニール袋に入れてたシーンからして、エロ爆発でしたね〜。
私的にはエロをもっとフューチャーして欲しかったです(汗)。