皆様おこんばんわ☆

今宵のネタは、タイトルでお分かり頂けるように、一部の熱狂的ファン(オタク、とも、言ふ)にしかお楽しみ頂けないと思われますので、

興味の無い方は即バックボタンをポチることをオススメします。

…だが!


「一部の熱狂的ファン」にとっては、


今だかつて誰も特定できなかった(ただ単に誰も調べなかっただけ、とも言える)「信濃路・藤村食堂」の跡地発見という、ファン必見のネタであると言えよふ!

…その点を踏まえつつ、興味がある方だけお読みクダサイマシ♪



てことで…始まり始まり~(*^^*)


「信濃路・藤村食堂」とは、トラック野郎第9作「熱風5,000キロ」の物語冒頭に桃次郎・ジョナサンコンビが立ち寄った食堂(いわゆるドライブイン)である。

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トラック野郎の各話では、トラック野郎達が集うドライブインが必ず一つ設定されていて、そこで繰り広げられる「ケンカ・色恋沙汰・ライバルとの出会いetc…」が物語の根幹を担う重要なファクターとなっているため、なくてはならないアイテム(と言うのか?)なのだが、

第9作からシリアス路線に変更となったトラック野郎、上記のような「ドタバタ劇」が控えめになった分、物語上、あんまし意味がなくなっただけでなく、

第9作の大部分は「木曽路」が舞台となっていることからも、「信濃路」にある藤村食堂はヒジョーに影が薄い存在でもある。

それだけに、調べよーという方もいなかったのであろう、多くのトラック野郎ファンの方のロケ地についてのレポがアップされている中で、藤村食堂についての記事は全く無い。不遇の存在である。

がしかし、そんな藤村食堂にあえてスポットをあてることになったのは、


…遡ること去年の晩秋。桃さん・ごんごんさんと「桃次郎一周忌追悼」の巡礼地として、第9作のロケ地「木曽路・下呂温泉」を中心に巡ることになった際、

事前に下調べしていた桃さんが、大変興味深いコトをおっしゃっていたのだ。

「…そーいや、舞台が信濃路・木曽路って言っても、ケッコー埼玉でロケしてんのなー!!」

何を根拠にそんなことおっしゃるのかと思ったら、

「…だって…『帝松』の看板が写ってんだもん!!」

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それがこの画像。画面左端の赤い看板に白文字でハッキリと「帝松」と書かれているのがお分かりになるかと思います。

この帝松、

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埼玉県北西部で主に愛飲されている(っても、最近はメッキリ見なくなった)、埼玉県は小川町の地酒でございます。

本来、全国津々浦々を巡るトラッカーの物語だけに、下手にロケ地を臭わすような看板は上手に隠されている(見切ったり、他の看板に変えてあったり)んですが、

ここまでバッチシ写っちゃってると…あまりの無防備さに「地元民をナメんなよー!!」とばかし大爆笑!!

さらにこの画像のすぐ後に、

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「信濃路・藤村食堂」に滑り込むんだから!

…秩父路の間違いぢゃねーの!?



暫く笑いが止まりませんでした~(*≧∀≦*)


が、藤村食堂の場所は特定できないながらも、埼玉県内であることは確実であり、

しかも「帝松」の看板が設置されていることから察するに、小川町近辺であることはまず間違いない。

小川町近辺ならててぶだにからそんなに遠くねーし…

となると…探してみたくなんねぇ!?

ならない?あっ、そーですか…


なっちゃったんだよ!こちとら(桃さんも含む)!!


…で、最初に思い付いたのは、小川町のお隣にある嵐山町のゲーセン。おいさんが若かりし日に、週末になると夜な夜な通い詰めたゲーセンだ。

当時はよもやの出逢いを求めて、オナゴが居そうな場所を徘徊したものよ…

…ゲフンゲフンっ!げ、下品な!!僕は、そんなのしないっスよ!!



大体にして、ゲーセンなんかにオナゴなんぞ居ません!!いたところでカプールでイチャイチャしてるさまを遠目に羨ましく眺めるだけである。


…このリア充がっ!爆発しろっ!!

当時はこんな言葉は無かったが、思う気持ちは一緒である…(T^T)


桃さんも年齢が近いこともあって良く知って(夜な夜な通い詰めたクチだな…)おり、

「ソコくらいしか思い浮かばねーやなっ!!」

と言っていたので、先ずはソコに当たりをつけて、

こないだ「ボルサリーノ襲撃現場」の検証に行くついでに立ち寄ってみたのだが、

…どーにも違うよーな…

まずもって道路が違う。

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劇中の道路は、このように山っ際の谷間を縫うように延びているのだが、

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オモッキシ直線だもんよー!!車線数が違うのは時代の流れからして道路の拡張もあるだろうからしょうがないとしても…カーブと直線じゃ全然違うもんねぇ…


…が、この時、重要な「あること」を見過ごしていたことにおいさんは気付かなかった。それが後の大発見に繋がるとわ…そんときは知るよしもない。


ま、そんなこともあって、前回は発見に至らなかったんだけども、

ちょうどこないだの土曜日、最近お気に入りの寄居町のラーメン屋さんに昼食を食べに行くついでに、

モイッチョ藤村食堂探してんべーかな、と思いまして、熱風5,000キロを見直して見ると…

藤村食堂の場所特定に近付く重要な情報のゲットに成功したのだ!それがこの画像。

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物語中盤、トラッカー仲間の「安曇野」が、貯木場で材木を下ろす作業中、崩れた材木の下敷きになる事故によって命を落とし、

その追悼の儀を開くべく、全国のトラッカーに声を掛ける桃次郎とジョナサン。

その呼び掛けに呼応し、木曽は上松へとトラックを飛ばし集まるトラッカーの様子を写したこのワンシーンに、その重要な情報が写っていた。

その情報とわ…画像右端の緑の建物(これが決め手になったのだが…それは後程)の戸口に立っている白衣の男性、

…は関係ないんだけども。

その頭上にある看板をよ~く目を凝らして見てみると…

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…て、なんだかわからんね…スマソンっっ!

が、これがスクリーン上では何とか読み取れるんだ!!


なんて書いてあったかとゆーと…「嵐山ドライブイン」!

ヨシャー!!やっぱ嵐山なんだなー!!小川町近辺つーのは間違いなかった☆

早速ググってみることにしますた♪


がしかし…既に40年近く前の映画だけに、「嵐山ドライブイン」自体が現存してるかどーか危うい…

24時間営業のコンビニが蔓延る昨今においては、かつて深夜ドライバーの拠り所であったドライブインはその存在意義を失い、減少の一歩を辿っておるし…コインパーキング(自販機のみのドライブインのコトよ)すら見掛けなくなった現在、果たしてヒットするんだろーか…




結論:ヒットしま、した!ヨシ(*≧∀≦*)♪



あるんだー嵐山ドライブイン!!スゲー!!まぢでビックリしたわぁ~(*^^*)

40年の時を経ても、いまだにご健在でありました嵐山ドライブイン♪

で、ヒットした情報をカーナビに入力、導かれるままに辿り着いた先にあったのは…

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…な、なんと!!前記の「夜な夜な通い詰めた」あのゲーセンであった…あ、ありぃ~?ココって、前回「×」をくれた場所なんだけど…

正直、「今更検証なんて…」という気持ちであったが、せっかくなんで近場を散策、旧道(ココがミソ)の方へと歩いてみると…

あ、あったよ~!!紛れもない証拠が!!

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コレ、旧道を小川町側へ折れて直ぐの場所なんだけど、

…あの「トラッカー、木曽は上松へ」の場所ぢゃん!!

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この画像と見比べていただけばお分かりになると思うのだが、

例の白衣の男性の後ろの薄緑の建物が同一なんです!!

ついでに言うと、隣の建物の青い屋根も写り込んでるんです♪

更に言えば、建物の前のブロック壁も一緒~☆

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もいっちょ付け足せば、建物の先にあるコンクリートで固められた道路脇の壁も!!

ここまでの同一ぶりを見せられたら、「違う」と異論を申し立てるヒトも居まい。「トラッカー、木曽は上松へ」のロケ地はここであると断言できよう。


…が、あくまで「トラッカー、木曽は上松へ」のロケ地であるというだけで、「ゲーセンが藤村食堂である」とゆー確証には至らない。

で、再びこの画像。

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藤村食堂へとランデブーかます一番星号&ジョナサン号の画像の右側をよーく、ふんとによーく見てみると、

踏み切りが有るのがわかります。つまり、道路脇には線路が引かれている訳です。

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んでもって、以前ゲーセン前で撮った画像にも、道路の奥に架線が引かれているのが確認できます。

この辺りで最も道路と線路が近付く場所はここ以外に無いので、この先にあるゲーセンが藤村食堂であるという仮説が成り立つ訳です。

「…じゃー、なんで道路が真っ直ぐなんだよー!!」

と言う疑問が沸き立つと思いますが(おいさんもその印象から、ここが×、としていた)、

…真っ直ぐ延びた道は、実はバイパスなんですよ!!

先程「旧道」と書いたように、左に折れた道が元のR254であり、かつては小川市街を抜けて寄居町まで抜けるルートだったのです。

撮影当時にはバイパスは開通しておらず、画像のように山っ際の谷間を縫うように抜ける道だったってコト。

おいさんが物心ついた頃にはバイパスが本通りになり(っても、夜な夜な通い詰めた頃はまだバイパス抜けてなかったかもしれない)、旧道を走ることも殆どなくなったので、

前回のロケ地探しでは旧道はノーマークだったし、ゲーセンとこがバイパスだから真っ直ぐ延びてたってことにも気付かなかった…





それでも、「ゲーセンが藤村食堂である」とは言い過ぎでしょー!?てお方に…

決定的な証拠をお見せしましょう!

それは…

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劇中で「信濃路・藤村食堂→」と書かれているこの看板こそ、

ゲーセン敷地内に立っている、

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この看板でわなかろーか!!

細かく見ると違う(柱が補強されて二本になっているし…)けど、

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その佇まいとゆーか、存在感が同一のモノに感じるのは…おいさんだけだろーか…f(^^;


と、藤村食堂に関しては、「決定的と言いながらも決して決定的でない情報ばかり」ノタマッタ感じになりましたが、

あえて言いましょう…熱風5,000キロをよーく見てくんな!

先の「帝松」の画像から「藤村食堂」へと一番星号が乗り込むホンの数コマ前に、

…あの薄緑の建物が映ってますので。


これをもって、藤村食堂発見に至ったとゆーことにさせていただきまして…

今宵を締めたいと思います(*≧∀≦*)

P.S、こんかいのレポは別にして、「信濃路の藤村食堂」とゆーのも実際にあるらしい。そちらはロケ地とは関係なく、イベントスペースとして解放されているみたいです(*^^*)