kishikawakatsumi/SymbolFontKit · GitHub
↑ シミュレータに表示されている画像やツールバーのボタン、タブバーのアイコンは全てフォントです。
シンボルフォントとは要するにアイコン画像などをフォント形式にしたものです。
Webだと最近のブラウザだとWebフォントが使えるので、利用者の環境にフォントがインストールされていなくても使えるので、最近は解像度非依存ということもあっていろいろな Github や Twitter などいろいろなサイトで利用されています。
シンボルフォントについて詳しくは下記のリンク先などを見てください。
Ligature Symbols 〜ほんとにべんりなフォントのはなし〜
【完全版】Ligature Symbols フォントセットの自作方法 - くらげだらけ
Ligature Symbols
で、フォントなのでベクターデータのためどんな解像度でもキレイに表示されることや、1つのアイコンで色違いや別のサイズを表示することが簡単だったり、はやっているので様々なデザインのシンボルフォントが使いやすいライセンスで入手できるなど、iOS でも利用できたら便利だと思って作りました。
使い方
- SFKImage.h/m をプロジェクトにコピーします。
- 利用したいフォントファイルをプロジェクトにコピーします。
- 上記でコピーしたフォントファイルのファイル名を UIAppFonts をキーにして Info.plist に追加します。
API は UIImage 互換なので UIImage と同様の使い方ができます。(実は現在は imageNamed: 以外のインスタンス化はできません)
SFKImage *image = [SFKImage imageNamed:@"print"];
インスタンス化した SFKImage オブジェクトは UIImage のインスタンスと同様に UIButton や UIImageView、UITabBarItem などに直接設定することができます。
self.imageView1.image = [SFKImage imageNamed:@"share"]; UITabBarItem *calendarTabBarItem = [[UITabBarItem alloc] initWithTitle:@"calendar" image:[SFKImage imageNamed:@"calender"] tag:1]; UITabBarItem *globeTabBarItem = [[UITabBarItem alloc] initWithTitle:@"globe" image:[SFKImage imageNamed:@"globe"] tag:2]; _tabBar.items = @[calendarTabBarItem, globeTabBarItem];
フォントのレンダリングは実際に画面に描画されるときまで遅延されるので、UIImage と違って、1つのインスタンスを途中で色や大きさを変えたりできます。
SFKImage *image = [SFKImage imageNamed:@"compass"]; image.size = CGSizeMake(20, 20); image.color = [UIColor redColor]; self.imageView6.image = image; image.size = CGSizeMake(40, 40); image.color = [UIColor yellowColor]; self.imageView7.image = image; image.size = CGSizeMake(80, 80); image.color = [UIColor blueColor]; self.imageView8.image = image;
UIImage として振る舞うためにちょっと無茶をしているのでそのまま AppStore の審査に通るかどうかは「?」ですが近いうちに適当なアプリを提出して調査したいと思います。
SymbolFontKit は第1回iphone_dev_jp東京 iPhone/Mac Hackathon 〜みんなが幸せになるハッカソン〜の成果物です。