マイ・シークレット・ガーデン

台風が来るって。空気がべとべとする。

『雪の女王』
夜も明るい街頭が大きな街を浮かび上がらせる。
その上空を更に美しく飾る花火。
鼓笛隊に先導されて山車が通る。

祭の人ごみの中、
スリから少年の小銭入れを取り返したことから、
その少年の家に一晩泊めてもらうことになったゲルダ。
スリルとスピード感あるシーンだったな。
その後、カイを尋ね歩くところでは笑えるところも☆

少年の名はクラウス。
彼の家は仕立て屋。そして運河の管理も任されている。
暖かな食事の前の静かな祈り。
素敵な家族です。
初めて会ったお客のゲルダに留守番を頼むなんて、人のいい。
ゲルダが泣いたときもらい泣きしてしまった。
いつも前向きで明るいゲルダも、時には涙が出ちゃうのね。

天候の急変により運河が増水、
錆び付いて閉まらない水門を親子３人とゲルダ、
皆で力を合わせて閉める。
女の力を見くびってもらっちゃ困るよって感じでよかった。
（本当なら近くの家の大人の男を連れて来た方がいいと思うんだけど）

クラウスの両親との別れの場面。
何気ないのに、人柄が滲み出るような親子の会話。
街の人達も都会人らしく軽口が利いている。

ゲルダを好きになったクラウスは、
（たぶん今迄誰にも話したことのない）
蒸気機関車の運転手になる夢を語って聞かせる。
このふたりの別れのシーンもはぁ～・・よかった・・

花火まで上がってよい天気だったのが、
急に嵐になり、朝にはおさまってしまうなんて、
忙しい天気だこと・・
だけど、
たった一日の短い出来事なのに、
なんて見ごたえのあるお話だったんでしょう！！
背景も人物もよく描かれてた。
登場人物がひとりひとり生き生きしてた。
クラウスもカイに負けないくらい素敵な男の子だった


辞書がくっつきましたね。うれしい！
私よく調べるんですよ。字知らないから。
それとブログ記事を夜書いても、以前程重くないですね。
gooブログスタッフ様、ご苦労様です！
また重くなるでしょうが、その時はがんばって下さいませ