守屋前次官再喚問 「宴席に久間、額賀両氏」 便宜供与、改めて否定(産経新聞) - goo ニュース
報道よれば昨日15日午後参院防衛委員会で守屋前防衛事務次官の証人喚問が行われました。
先の衆院での喚問で明らかにしなかった政府高官の名前が出ました。
「山田洋行元専務の宮崎氏と守屋氏の宴席に同席したのは久間章生元防衛相と額賀財務相(当時は防衛庁長官)」であると。
久間氏と額賀氏は「覚えていない、記憶に無い」と口をそろえて取材の記者に答えていました。
「覚えていない、記憶にない、すっかり忘れた」等は後日事実が明らかになった時に備える政治家用語です。ロッキードやリクルートスキャンダルで学んだ事は「天地神明に誓ってその様な事実は無い」と明言して否定して後日事実だと判れば嘘をついた事になります。「記憶に無ければ」後日事実と判っても「皆がそういうならそうなのでしょう」と何とも珍妙な返答で交わせるからです。
さて守屋氏は「山田洋行への便宜供与を否定しつつも、退職金(7500万円)の返納を申し出ました」
そんな事よりも年間ざっと4兆5千億円にも上る防衛費にどんな形で族議員や商社が群がっているかそれを明かすことが核心だと思うのです。でもそんな事したら事故死かやくざに襲われる形で殺されるかも知れませんね。
ところで午前中は山田洋行社長米津氏の参考人招致があり「守屋氏への接待ゴルフは8年間で300回にわたり総額1500万円」と伸べています。
その他にも米国の子会社含め1億円もの裏金を使っていたのですから、随分と防衛関連の商社とは儲かるものです。
素人が眺めれば「守屋氏は収賄の上、山田にさまざま便宜を図った」様に見えます。地検がどこまで立件出来るでしょうか?
さてさて昨日の高官名が出た事で福田総理は初の訪米をとんぼ返りして戻り「新テロ法」の参院上程に備えた様ですが、19日の上程も流れ26日以降だそうです。
それに備える為か国会の会期再延長が話しに上っています。12月15日に臨時国会終了後、17日位から100日程度で「新テロ法の衆院再議決」と「08年度予算」を視野に入れているそうです。
「守屋収賄の捜査」が進めば現役閣僚が絡む問題で福田内閣がそんなに長く持つでしょうかね?
地検の捜査が進むのであれば、鳩山法相による「指揮権発動(による捜査の停止)」も想定の範囲に入れておくと面白いかもしれません。とにかく何でもありの国会運営になってきました。
政権与党はこれほどまでして執着する価値のあるものなのですね。
野党(特に民主党)は衆院解散を声高に要求しなくなって(小沢辞任騒動以降しまいました。
双方党利党略に過ぎる気がします。与野党とも国民に対する関心が不在ですね。
何かもう一つ皆があっと驚く事実(スキャンダル)が出て流れがどちらかに決まると思うのですが。野党の調査能力では無理でしょうね。
産経新聞:
参院外交防衛委員会は15日午後、守屋武昌前防衛事務次官(63)を証人喚問した。喚問の中で、守屋氏は元山田洋行専務、宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=との宴席に同席した政治家について、自民党の久間章生、額賀福志郎両氏の名前を挙げた。午前中に行われた参考人招致では、防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の米津佳彦社長(60)が宮崎容疑者による前次官へのゴルフ接待について「8年間で300回以上、1500万円以上」と証言した。
参院外交防衛委での守屋前事務次官に対する証人喚問では、10月29日の衆院テロ対策特別委員会に続き、敵のミサイルなどを攪乱(かくらん)する「チャフ・フレア・ディスペンサー」の水増し請求問題など、宮崎容疑者への便宜供与などについて厳しく追及。守屋氏は「そういう記憶はない」などと改めて宮崎容疑者側への「便宜供与」を否定した。
北沢俊美委員長が、水増し請求による税金の無駄遣いや天下りによる癒着構造、談合の3点について認識を聞いた。守屋氏は「防衛省において問題になっている事案。国民の皆様にご迷惑をかけた。私が関与することはあってはならない」と語った。
また、装備審査会議で、航空自衛隊の次期輸送機のエンジン輸入に関し、山田洋行がゼネラル・エレクトリック(GE)の代理店だと知らなかったとの証言について、「装備審査会議において議長をしたのは事実。そのような記憶は一切ない」と改めて否定した。宮崎容疑者との宴席に出席した政治家の名前についても、「覚えていない」と繰り返したが、再質問に対し、久間、額賀両氏の名前をあげた。
一方、「ゴルフ代として1万円を(宮崎容疑者に)払った」との前回喚問時の証言については、この日午前に行われた山田洋行の米津社長が参考人招致で、「(山田洋行に)入金されていなかった」と答えた。(以下省略)
報道よれば昨日15日午後参院防衛委員会で守屋前防衛事務次官の証人喚問が行われました。
先の衆院での喚問で明らかにしなかった政府高官の名前が出ました。
「山田洋行元専務の宮崎氏と守屋氏の宴席に同席したのは久間章生元防衛相と額賀財務相(当時は防衛庁長官)」であると。
久間氏と額賀氏は「覚えていない、記憶に無い」と口をそろえて取材の記者に答えていました。
「覚えていない、記憶にない、すっかり忘れた」等は後日事実が明らかになった時に備える政治家用語です。ロッキードやリクルートスキャンダルで学んだ事は「天地神明に誓ってその様な事実は無い」と明言して否定して後日事実だと判れば嘘をついた事になります。「記憶に無ければ」後日事実と判っても「皆がそういうならそうなのでしょう」と何とも珍妙な返答で交わせるからです。
さて守屋氏は「山田洋行への便宜供与を否定しつつも、退職金(7500万円)の返納を申し出ました」
そんな事よりも年間ざっと4兆5千億円にも上る防衛費にどんな形で族議員や商社が群がっているかそれを明かすことが核心だと思うのです。でもそんな事したら事故死かやくざに襲われる形で殺されるかも知れませんね。
ところで午前中は山田洋行社長米津氏の参考人招致があり「守屋氏への接待ゴルフは8年間で300回にわたり総額1500万円」と伸べています。
その他にも米国の子会社含め1億円もの裏金を使っていたのですから、随分と防衛関連の商社とは儲かるものです。
素人が眺めれば「守屋氏は収賄の上、山田にさまざま便宜を図った」様に見えます。地検がどこまで立件出来るでしょうか?
さてさて昨日の高官名が出た事で福田総理は初の訪米をとんぼ返りして戻り「新テロ法」の参院上程に備えた様ですが、19日の上程も流れ26日以降だそうです。
それに備える為か国会の会期再延長が話しに上っています。12月15日に臨時国会終了後、17日位から100日程度で「新テロ法の衆院再議決」と「08年度予算」を視野に入れているそうです。
「守屋収賄の捜査」が進めば現役閣僚が絡む問題で福田内閣がそんなに長く持つでしょうかね?
地検の捜査が進むのであれば、鳩山法相による「指揮権発動(による捜査の停止)」も想定の範囲に入れておくと面白いかもしれません。とにかく何でもありの国会運営になってきました。
政権与党はこれほどまでして執着する価値のあるものなのですね。
野党(特に民主党)は衆院解散を声高に要求しなくなって(小沢辞任騒動以降しまいました。
双方党利党略に過ぎる気がします。与野党とも国民に対する関心が不在ですね。
何かもう一つ皆があっと驚く事実(スキャンダル)が出て流れがどちらかに決まると思うのですが。野党の調査能力では無理でしょうね。
産経新聞:
参院外交防衛委員会は15日午後、守屋武昌前防衛事務次官(63)を証人喚問した。喚問の中で、守屋氏は元山田洋行専務、宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=との宴席に同席した政治家について、自民党の久間章生、額賀福志郎両氏の名前を挙げた。午前中に行われた参考人招致では、防衛専門商社「山田洋行」(東京都港区)の米津佳彦社長(60)が宮崎容疑者による前次官へのゴルフ接待について「8年間で300回以上、1500万円以上」と証言した。
参院外交防衛委での守屋前事務次官に対する証人喚問では、10月29日の衆院テロ対策特別委員会に続き、敵のミサイルなどを攪乱(かくらん)する「チャフ・フレア・ディスペンサー」の水増し請求問題など、宮崎容疑者への便宜供与などについて厳しく追及。守屋氏は「そういう記憶はない」などと改めて宮崎容疑者側への「便宜供与」を否定した。
北沢俊美委員長が、水増し請求による税金の無駄遣いや天下りによる癒着構造、談合の3点について認識を聞いた。守屋氏は「防衛省において問題になっている事案。国民の皆様にご迷惑をかけた。私が関与することはあってはならない」と語った。
また、装備審査会議で、航空自衛隊の次期輸送機のエンジン輸入に関し、山田洋行がゼネラル・エレクトリック(GE)の代理店だと知らなかったとの証言について、「装備審査会議において議長をしたのは事実。そのような記憶は一切ない」と改めて否定した。宮崎容疑者との宴席に出席した政治家の名前についても、「覚えていない」と繰り返したが、再質問に対し、久間、額賀両氏の名前をあげた。
一方、「ゴルフ代として1万円を(宮崎容疑者に)払った」との前回喚問時の証言については、この日午前に行われた山田洋行の米津社長が参考人招致で、「(山田洋行に)入金されていなかった」と答えた。(以下省略)