橘の部屋

アバンはランカの子供の頃の記憶?
ママがちっとも帰ってこなくて寂しくて泣いてるランカ。
今の彼女の携帯そっくりのぬいぐるみを抱えてます。
昔からこの手のキャラクターが好きだったのか?ランカ。
仕事が大変だから帰してくれないんだよと応えてるのは
ブレラですね。
どうしたの?と訊いてる声は…真綾さん?
いい方法がある、なんてちょっと悪魔の囁きのようですが…。
で、ランカの体に何かを埋め込んだとか?
ちょっと待って～真綾さんだったらランシェ・メイ。
こんな風にランカに話かけるってことは、
母じゃないわけ?
ちょっとこんがらがってきましたよ。


ランカはその夢を見ながら涙を流している。
心配そうに見つめる愛くんのお腹が光ってますよ
まさしくご同類な感じじゃないすか。
んで何かに反応して愛くん、外に出て行きます。
反応したのはブレラによるハーモニカの「アイモ」
きゅっと鳴いて小首傾げる姿はとっても愛らしい。
でもほんとはこの子は…と思うと怖いよなぁ。

ランカのおかげで超長距離フォールドは大成功となり、
街はその祝いですっかりお祭り騒ぎです。
バジュラからも解放されたと喜びの声を上げている。
そしてこの日は祝日扱いとなり、アイモ記念日と名付けられた。
でも大統領とパレードの筈のランカの姿がありません。
愛くんがいなくなったので、探してるようです。
ランカってば眼鏡かけると、ほんと普通のその辺にいる子に
見えますねぇ。
もともと美人さんって感じでもないしな。
でもママがあれだけ美人なので、大人になったら化ける可能性
ありますけども。う…でもアバンのアレがランシェなら、
親子じゃないことになるから、そういいきれないか。

ブレラは熱源反応で探してるのかな?
間違えられた野良猫は迷惑そうですー
でもその猫とのやりとりがツボに入ったらしく
笑いの止まらぬランカと憮然とするブレラが面白い。

さて早乙女家。一人息子どのは、往生際悪く玄関から入らず
庭の木々の下を這ってますよ
でも出口でちゃんと待ち受けてる矢三郎が凄いわ。
何もかもお見通しなんですねー。
この後に及んで戻って来たわけじゃないと吠えるアルトですが、
理由はどうあれ、この家の敷居をまたいだのは事実。
開眼な矢三郎が黒くて怖い～。巷でよく猫屋敷と言われてますが、
ほんとこんなとこも似てますね。
声は野島兄さんですが、諏訪部さん、猫屋敷の時は柔らかい喋り
だったから、声の雰囲気もまぁ似てるしな。

世間がお祝いで休みだというのに、ボビーやモニカ、ミーア、ラムは
お仕事～。
勢いでフォールドしたから、予定宙域よりだいぶ手前に飛んで
しまったらしい。それで周囲の探索。確かにそれは必要かと。
ご苦労さま。
でもキャシーはちゃっかり休暇を取ってデートのようですよー。
スーパーチリチリドックって…相当辛いんだろうな。
「あーん」
って…キャシーと思ったら、その隙に彼らを見張ってる
男の存在を伝える。なかなかです、キャシー。
「ったく、こいつめー。あーん」
ちょっとわざとらしい台詞回し、コニたん良いっすね。
「おー辛い」
「え～ほんとに?」
オズマにしなだれるキャシー、わははキャラ変わってる。
見張りを欺くための演技ですか。良いなぁこの二人。

驚いたブレラの様子がツボッたランカ、まだ笑ってます。
笑いすぎだぞランカ。腹痛くなるぞ。
でもこれでブレラとの距離が近づいた感じね。
愛くん探し手伝ってくれた御礼にソフトクリーム奢るランカ。
ブレラにソフトクリームって…なんか似合わなくて笑える。
ありがとう我侭を聞いてくれてというランカに、
「行ったはずだ。俺はお前を守ると」
うん、任務じゃなく、真剣にそう思ってるものね、アナタ。
「その言葉を違えるつもりはない」
いや…たかが愛くん探しですし…。
相変わらず固いな、保志さんだしな。
「行こう」
そう言ってブレラの手を引くランカ。
デートみたいだなぁ～兄妹なんだけどぉ…。
と、同じ場所にミハエルも居たみたいね。クランとですか。
調べ物の代わりにクランの言うことを聞く約束してたらしい。
それでベッタリ張り付いてるのー?クラン!
無茶苦茶可愛いよキミ～。
で、せっかくミハエルと二人っきりなのに、クランったら
アルトとシェリルのその後を訊いてる。
ったく、良い子なんだから…。
アルトのことを優柔不断と評価しつつも、あちこち手を出す不実なヤツより
マシというクラン。
「ますますもって同感だね」
ミハエルの応えにえ?という顔のクラン。
自覚あることが少し意外でしたか?

シェリルの要る部屋へとアルトを連れてきた矢三郎。
シェリルにアルトの母親の着物を着せたの?
矢三郎にそこまでの権利はないか。
似た感じの着物(ピンク地の)を着せて狙ったと取るのが妥当かな。
思惑通り、アルトはシェリルが一瞬母親に見えて固まる。
ほくそえむ矢三郎が怖いですー。
アルトの母ちゃん美人だなー。
つうか、アルトまんま
「私に何の用?」
言われちゃいましたね、アルト。

ランカが愛くん探しに出てることをナナセから聞いたルカが
心配しています。
ナナセはランカが最近元気ないって気づいていて、
少しハメを外させてあげたいと思っているみたい。
良い友達だよね。ちょっと百合っぽいのが気になるけどさ。
彼女は彼女なりに、ほんとにランカが大事なんだろう。
愛くん探しを協力するとルカ。詳しい特徴をナナセが
スケッチブックに描き始めたところでルカにお呼びが
かかってしまいました。
あぁこれで愛くんの正体も明らかになっちゃうなぁと
思いました。ルカなら分かるものね。
ナナセってば絵、上手いし。
ここで横やりが入ってそれが先送りになるのも、
ありがちですが、良い感じです。

歌を辞めると言い出すシェリル。
やりたい事はやったし飽きた、なんていいながら
辛そうじゃないですかシェリル。説得力ないよ、おバカさん。
まぁそんな気持ちになるのは、分かる。
でもまだ諦めて欲しくないなぁ。

さてレオンとグレイス。
フォールド・クォーツの波動特性を解析して作った新型弾を
眺めています。
ディメンションイーターを汎用、小型化したものだそうだ。
これならしばらくバジュラに有効と、レオンは顔を明るくする。
量産には時間が掛かりそう。でもこれはグレイスにとっては
おまけだそうだ。
長年の謎が解けた。
ランシェにもドクターマオにも解けなかった、クィーンの謎が。
ならば計画にGOサインを出しても良いかとレオン。
そのために今日の会場をセッティングした、とは…。
ランカのライブの時に、何かしでかすつもりですね?
これからが本当の祭り、というレオンが怖いっす。
ここで会場に到着する大統領と、ライフルを持った男が
映されるということは、大統領暗殺ってことですか…。

えっとー、CM明けのボビーが怖いんですけど。
いや…顔というより声…どうしちゃったのさ。

「役者ですね、なかなか」
矢三郎は鈍ちんアルトとは違い、シェリルの気持ちも分かってる。
シェリルが眺めていたのは、アルトと母親、美代の仲睦まじい写真。
ううっちびアルトが可愛いのう。
もともと身体が弱かったがアルトが１２歳の時に亡くなった美代。
縁側でアルトの髪を梳く姿が、美しいですねー。
絵になる親子だわぁ。
シェリルを匿ったのは、彼女を利用してアルトに当時のことを
思い出させて、もう一度歌舞伎の舞台に立たせたいため。
矢三郎の思惑を、シェリルも分かっていました。
でもあいにく自分じゃその役には立たないというシェリル。
それでも矢三郎は希望を捨てていない。
脚光を浴び、人々の心を掴み支配するのは甘美な毒。
一度味わったら、簡単に手放せないもの。
確かにね。とても現実的な話だわ、矢三郎。
そして今まさしく、シェリルにも当てはまる話。
矢三郎は、ほんと黒い人ですねぇ…。
あ、ここのシェリルの顔はまともだな。
最近よく崩れますから…。

キャシーとオズマはレオンの計画を突き止めたようです。
大丈夫かなぁ消されないかなぁ。それが心配。

結局、愛くんは見つからず落ち込むランカ。
「案ずるな、きっと帰ってくる」
そういってランカの頭に手を乗せるブレラ。
びっくりして見上げるランカは頬が赤い。
すまん、痛かったかと慌てるブレラが良いね。
自分の掌をしげしげと見つめるのは、
やり慣れないことをした自分に驚いてるのか、
サイボーグだから力加減が大丈夫だったか気にしているのか、
どっちかな。
どっちにしても、ブレラが人間臭くなって嬉しい。
人間じゃない保志さんがヒロインの愛で人間になるのよね～。
(それは違う話だし、ブレラはサイボーグ。人間じゃないとは言い切れないだろ)
あの時も「すまない」が口癖だったから、被るわぁ。
でもそんな保志さんが好き。

「ブレラさんってなんか…お兄ちゃんみたい」
それは決して、オズマに似ているという意味ではなくて、
ですよねランカ。
兄っぽいという意味ですよね。
やっぱり記憶の奥にブレラ=兄の姿があるから、
そんな風に思うのだろうなぁ。

どうして歌手になろうと思ったんだとブレラに訊かれて
歌が好きだからと応えつつ、何かもやもやしてるランカ。
「最近のお前は歌っていても楽しそうじゃない」
ちゃんと気づいていて、ランカにそうはっきり言ってあげる
ブレラが好きだ。
こんなところが、やはり兄だと思う。
「お前は何のため、誰のために歌っている」
みんなに伝えたいと思っていた「歌」
でも本当は…

「んーっ確かめなきゃ」
ははは…ここでこの顔になるところが、ランカらしいですよね。

そしてライブ。
アルト、ミハエルたちもスタントで飛びます。
空に伸びる五色が綺麗だぁ。
今日は一段と歌に気合入ってると感じるミハエル。
これはヘマ出来ないとルカに確認するアルト。
どれだけ一緒に飛んでると思ってるんですかと返すルカだけど、
そこでミハエル、
「なら、一人てこそこそ動くなよ。俺達はチームなんだ」
と、どさくさ紛れに忠告。これにはルカもギクリですよね。
でも責めるでもなくウィンクするのが良いなぁ。
問い詰めることはせず、どーするかはルカに任せるのか。
男って生き物は、これだから憧れるんだ。

えっとー、「見てろよシェリル」でランカらぶ～な文字を披露するって
ちょっと違う気が…。見せたかったのはと仕事振りなんでしょうけどね。
「アルトくん…そっか…やっぱり、私」
そらランカはときめいちゃうわよねぇ。
「皆!抱きしめて!銀河の果てまで」
元気いっぱいになったランカですが、それを見つめるブレラの顔、
ちよっと曇りました?嫉妬?
ここ、作画が悪いので表情が上手く読めません。

遠くからライブを見ていたシェリル、ここで帰ろうとしますが、
「逃げるな」
とクランに一喝される。クランってば、ほんと良いやつ。

「鈍いのもいい加減に罪だぜ。そろそろ答えだせよな」
ミハエル、言ってくれました!
いくら鈍くてもわかるだろう、今日のランカはアルトのためだけに
歌ってる。
シェリルもそう。辛い状況にありながら、真っ先にアルトを気にして…。
せっかくの良いシーンなのに、アルトもミハエルも作画が酷くて泣けるー。
そのミハエルの辛い表情を見て、シェリルに何かあったと察するアルト。
ミハエルに詰め寄ります。
お前みたいな三つ股四つ股野郎に女の事で説教されるとはと毒付くアルト。
ミハエルは自分は臆病だからと返す。
人はいつ死ぬかわからない。
特に自分たちはパイロット。死に近いところにいるから。
姉の死もあって、よりその気持ちは強くなったんだろうね。
「本気になるのもさせるのもおっかなくてな」
それがミハエルの本音。
だからクランのことも、わざとかわしているんだよね。
と。そこにシェリル。
クランがひと肌もふた肌も脱いでくれちゃってますねぇ。

歌うランカをじっと見つめてるナナセを優しく見つめるルカ。
そういえばと思い出してスケッチブックを見ます。
はい…ルカの口から愛くんがバジュラの幼生と明らかにされて
しまいました。
船内にバジュラの幼生がいるという事実に愕然とするルカ。
あぁそれにしてもナナセ、絵が上手い。
うう…また船内で何か生まれてきちゃってますよー。

キャシーはレオンを告発しようとしますが…
一足遅かったようです。
大統領…狙われてますよー。

自分の気持ちを自覚したランカ、上気した頬でアルトの元へと
走ります。
「アルトくん、アルトくん、アルトくん、言うんだ私、
伝えないきゃ私の気持ち」
その最高に盛り上がったところで、また落とされるのよねぇ。
アルトに抱きついてたシェリル。
「うそ…」と固まるランカ。
ここで♪トライアングラー。
今日のタイトルだしな。

アルトの気持ちが知りたいのは我々もですが、
でも多分本人も分かってないんじゃないのかなぁ。
どーなんだと訊かれても答えられないような気がします。

次回はバジュラに襲われるようで…
うーん、また色々気になるじゃないかーっ。