橘の部屋

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「デュラララ!!」#23-1【千錯万綜】シズちゃんの身体、ほんとどうなってんだろ。

2010-06-18 23:18:44 | ãƒ‡ãƒ¥ãƒ©ãƒ©ãƒ©!!
二週間も悶々とさせられてスタッフ恨んだ橘です。
雨の中銃弾に倒れ、弱々しく眼を閉じたように見えたシズちゃんが、
あれとは…驚きましたよ。
ほんと彼の身体、どうなってんだろ。
シズちゃん&新羅の組み合わせも久々見れて楽しかったです。

あ~っそれにしても帝人、羨ましいぞぉ~。

あらすじ、タイトル意味は公式HPより。

#23「千錯万綜」
雨の降る夜の路地に響いた銃声、正臣の元に掛かってきた電話の主が告げた言葉。
セルティとともにある場所へ向かう帝人と、知らされた事実に駆け出す杏里。
信頼と疑惑と不安が綯い交ぜになったそれぞれの心。そしてそんな状況を
楽しむように、微笑みすら浮かべる臨也。事態は急速に収束へと向かっていた――。


◇「千錯万綜(せんさくばんそう)」
物事が複雑に入り組んでいること。入り交じって混乱すること。錯雑。
(出典:大辞泉)



「ロシア寿司、ロシア寿司ヨ~、美味イヨ、ヤッスイヨ」
お~雨の中、傘差して客引きですかー。
サイモンお疲れ様ッス。
でもそんな大きな身体にビニール傘って貴方…。
サイズは普通なんだろうけど、貴方が持つと子供用に見えるぜ。
そんなんじゃ濡れないのは頭のてっぺんだけで、
身体は濡れまくりじゃないの?

「オ兄サンイカガ、社長…」
声を止めてサイモンが空を見上げる。
何か思う事があるようですね。

セルティと、彼女が連れてくる筈の帝人を待つ杏里は
内心の落ち着かなさが、少し顔に出ている。
そんな彼女をお茶を入れながら見ている新羅。
杏里の身体も普通じゃないわけで、
新羅としてはそれこそ解剖したいだろうになぁ。
罪歌がどうやって杏里の腕に収まってるのか、
気になると思うんだ。
だけどそれはセルティに止められた。
だからこうして気に掛けて、目を離さないようにしてはいても、
変な言動はない。

うん、でもね。
セルティに止められたんじゃなくても、
きっと杏里には手は出さないだろうな。
杏里はセルティが守ってやろうとしている"訳アリの子"で、
彼女に初めて出来た女友達でもある。
新羅はセルティがもっとも大切だから、
彼女が大事にしているモノを壊したりはしないでしょう。
…多分。
原作未読なので確証ありませんが。


うわぁぁぁぁ~っ。
シズちゃんの出血、エライ事になってるじゃないかっ。
雨に打たれてたら余計流れ出ちゃう~。
誰か、誰か通り掛かってよーっ。
サイモン!セルティ!トムさん!ドタチン!
幽…は第一希望だけど通りかかる可能性ほぼゼロなので、
上記4人希望の誰かぁぁ。

紀田はポケットに手を突っ込んで、傘も差さず俯いて歩いてる。
帝人を向かえに走ってるセルティ。
馬クンが元気に嘶いてます。
ん?魚?さばいてる最中ですか?
電話が鳴って、露西亜寿司のデニスが手を止めて出たようです。
「毎度。露西亜寿司です」
電話の相手は、…なんと沙樹ですよ。
こりゃ驚いた。
「誰に掛けたら良いか分からなかったので、
そちらに掛けることらしました」
「あ?どういう事だ?」
「あの人が何を考えてるのか、伝えたいと思って」

あの人って…臨也の事?
でも臨也信者なキミが裏切るような事をするとも思えないし、
これも臨也からの指示でわざと流す情報、
と考えた方が妥当だろうか。
紀田の身を案じてあんなにぞっこんだった教祖を
裏切るなら、ヨシヨシだけど、
キミの事は本当に苦手でねぇ私は。
心理も読めないのだよ。

臨也は盤上の駒の配置にすっかり気をよくしている。
「んっふふふ。波江さん、こういうの何て(いう)んだろうねぇ。
王手?チェックメイト?それてもアタリ?ねぇ?」
ロフトにいるはずの波江を探し、臨也は首を上げますが、
彼女の姿はありません。
「なぁんだ、居ないの…」
ちょっと寂しそうだな。

その波江、誰かに電話をしていますが、
ここはビルの外付階段(非常階段)ですかね?
臨也に聞かれたくない話ってことでしょうか。
表情に濃い感情は見えず、リラックスしてる様子。
らぶモードも見えないから誠二では無いみたい?
相手は誰なんだろう。内容は?
波江は波江で臨也をこのままにしたら危険と思って
動いてるって事なのだろうか。
もしそうならちょっぴり見直すところだが。

そして帝人は相変わらず布団蓑虫。
目はちょっと据わってるし…。
うん、ザーザー降りの雨の日にね、部屋締め切って布団蓑虫、
私もやりたくなるよ。今夜なんてやれそうだよ。凄い雨だし。
暑いから夏蒲団なので、あんまりもっこりしませんが。
んでもキミのそれは、現実逃避っぽいもんな。

さてこちらはドタチン兄貴のワゴン組。
「どうします?」
「黄色いのもまだ暴れてるしねぇ…」
「例の法螺田ってヤツが幅利かせてるらしいッス」
そんなゆまっちと狩沢のやりとりに、
「紀田はどうしてるんだ」
助手席から振り向かずにドタチンが訊く。
「さぁ」
「法螺田…」
ああ~っ!!やっと渡草が思い出してくれるのねっ。
「法螺田って…あの法螺田か?」
「あの法螺田って、どの法螺田だ」
ど、ドタチン…。本気で思い出せてないのね…。
シズちゃん二号だな。
ドタチンは真面目な男。
帝人の事も紀田と一緒の所、二度会っただけで、
ちゃんとインプットしてくれていたのに。
よっぽど、どーでも良い相手だからだね、きっと。

-サイテーだ。俺の中で疑念が渦巻いている。
 帝人は全て知った上で、ダラーズを動かしていたのか。
 杏里は帝人とつるんでいたのか。
 それとも利用していたのか。
 どれもサイテーだ。
 けど一番サイテーなのは、
 そんな想像をしているこの俺だ。

…どうしよう。
何処へ行こう…。
俺の行くトコなんてもうどこにも…


うわ、その「どうしよう…何処へ行こう」の言い方とか、凄くイイね。
まさしく紀田の今の感情が乗った声だよ…。
22話の袋小路での杏里とのやりとりも感動したけど、
宮野くん、ほんとイイわ~。

布団蓑虫の帝人の耳に馬クンの嘶きが届き、眼がキョロリと動く。
そして驚いても居ない、けど動こうともしない。
トントンとノックされてやっと身体を起す。
電気を付けて玄関のドアを開ける。
「どうぞ」
布団をそのままぺろんと2つ折にして、
とりあえずスペースを空けました。

どうしてセルティが来たのか分かってる。
あぁでもしないと収拾が付かないと思ったのだと帝人は言う。
「あぁするのが一番ダラーズらしいと思ったんです。
形だけでもっていうか…形が無いのがダラーズだと思うんです。
これでまた無色透明に戻りますよ」
切り裂き魔も黄巾賊も大人しくなるのではと、
帝人は考えてるようですが、とんでもないわよー。

「大事な物は見つかりました。多分…これでいいんです」
わかった、とセルティ。
けど今日ここに来た目的はそれじゃないのだと帝人に告げます。

紀田の携帯が鳴りました。掛けてきたのは法螺田。
「あのさー、お前、もう来なくていいから」
将軍、クビだそうです。
最初は相手にしなかった紀田ですが、
帝人の名を出されて固まります。
ダラーズのボスとウチのボスがお友達だったなんてと
驚いたという法螺田に、当然紀田は誰から訊いたと問い詰めます。
馬鹿だな、紀田。そういうアンタは誰から訊いたのさ。
法螺田に訊くまでもないでしょう?

「よくも今まで騙し続けてくれたもんだよなぁ。
みんなショック面してここに並んでるぜぇ?」
「どうする気だ」
「ダラーズのボスをやるに決ってんだろうがよぉ」
皆、暴れたくてウズウズしてるのだそうで。
ショック面とウズウズって矛盾してますけど。
で、ここにいる奴らの顔、黄巾賊っぽくないの。
初めて見る顔ばかり。
紀田を将軍!と呼んで慕ってた腹心。
黄巾賊1クンかなぁ。
声が分かんないから不確かですが、あの子とか居ないんだよね。

紀田の処刑宣言も出てるそうです。
「もう今日から池袋の街歩けねぇなぁ」
それじゃあと一方的に電話は切られ、
紀田は呆然顔です。
そして口をついた言葉は、
「帝人…」

その帝人はセルティと筆談中。
『お前は園原杏里のことが好きか』
えっと驚く帝人に、更に続ける。
『紀田正臣の事を大切な友人と思っているか?』
「どういう事です?」
帝人が二人をどれぐらい大切に思っているかで、
真実を打ち明けるかどうかも決るというものですよね。
皆の真実は、それぞれ重いものだから。

紀田は片っ端から側近に電話を入れる。
円山応ってのが、黄巾賊1クンかな。
電波の届かない所…のアナウンスや、留守番電話に切り替わり
誰とも繋がらないようです。
これは最初見た時、彼らも紀田に愛想つかして法螺田についたか、
もしくは脅されて法螺田についてるかで、
紀田からの連絡を拒否ってるのかなと思ったんだ。
最後まで見ると、この時誰にも繋がらなかった理由が分かるわけだ。

紅茶に映る俯いた少女の顔。
新羅が杏里に入れてやったようで。
デュラはなにげに紅茶率高いよね。
臨也も紅茶派のようですし。
杏里はすっかり背中丸めてますねー。
てかスカートあまりに短くて、太もも部分が、
太ももなのかお尻なのかって感じなんスけど。

♪ピンボーン
「はいはーい」
新羅が立ち上がって玄関へと向かう。
てっきりセルティ&帝人だと思ったわけですが…
ドアあけたら血に染まった長い足が…。
しっシズちゃん!!アンタ、自力で歩いてここまで来たんかよーっ!!
…、そ、そんなオチとは…。

脇腹片手で押さえて、
「よぉ」
と笑うシズちゃん。
「驚天動地!何があった!?」
開口一番が四文字熟語ってのがさすが新羅。
スタッフさん、どうでも良いけど血が物凄く生々しいよ。
床を擦ったこすれ具合とかさぁ。

「どーもこーもねぇ。撃たれたんだよ」
「足と脇腹の筋肉の一部が著しく損傷してるね」
驚天動地と言いつつも、物凄く冷静に患部を観察してますな。
「ていうか、これでなんで普通に立って歩いてんの?」
私も訊きたかったよ、それを。
「なんでってお前…立って歩けるからに決ってんだろーがよ」
くふふふふっ可愛い~シズちゃん。
てかここの声と言い方はまさしくいつもの小野さんだな。

そこにひょっこり顔出した杏里、シズちゃん見てビックリです。
「え?平和島さん!?どうしてここに…」
新羅が肩かして廊下を進んだシズちゃん。
「お?…あーやべ…誰だっけ」
あっはっはっは!
昨日でしたよね?貴方が杏里を助けたの。
助けた自覚は皆無なのは分かりますが、
杏里は顔見てお礼いったのにね。
来良の制服、眼鏡、巨乳ってキーワードだけで杏里に
辿りつく人が多い中、二度も助けたのに顔覚えてないって…。

シズちゃんに悪気は無いだろうけど、
彼にとっては大事な人間(幽、セルティ、トム)と
殺したい相手(臨也)以外は、みんなその他大勢なんでしょうね。
あ、新羅が居るか。新羅は、大事な人間と殺したい人間の間。
身内なんだけど、状況によってはコロス、みたいな。

杏里にちょっとゴメンねと言って、新羅はシズちゃんの手当て。
それにしてもさ…。
そら確かに常人では無いから、
あれだけ出血しても多分死にはしないんだろうなと
それは思ったよ。
だけどね、まさか自力で歩いて来れるって…。
シズちゃんの身体、一体どうなってるんだろう。

一体何が起きたんだよと訊く新羅。
「イヤなぁ、最初は雨で滑って転んだんだと思ってたんだけど。
そしたらなんか…腹と足からドクドク血が流れてな。
あ撃たれたのかって気付いて」

って、ちょっとちょっとちょっと!
新羅アンタ、シズちゃんの説明ちゃんと聴いてる?
何その嬉しそうな顔は!口元ニヤニヤしてるじゃないの。
楽しそうだなぁもうほんとにアンタってば。

「じゃあ相手をぶっ殺すかって思ったら、
なんかもうあいつら全員逃げ出しててよ…」
うわっ鉗子を傷口に突っ込んでグリグリしてるーっ。
弾を取り出すためかと思いますが、
シズちゃん、なんで平気なのー?痛くないの?
あ…前にも誠二が足にボールペン刺した時、
セルティに痛くないからって言ってたな。
痛覚も狂ってるのか?

※2010.6.19修正
ハサミ→鉗子
ハサミとか書いちゃってましたが、よく考えたら鉗子(かんし)ですね。
新羅は"闇"とは言っても医者ですから、ここには医療器具揃ってるわけで。
でも、どーも新羅が楽しんでるもんだから、つい仕事じゃなくて
遊んでるように見えちゃう。
だから鉗子もハサミに見えてしまうってもんよ。(あら言い訳?)



「馬鹿でしょ?」
と新羅が杏里を見る。
その新羅に顔近づけて、シズちゃんが一言、
「死ぬか」
ひぃーっ。
テーブルの上に正座して、
「心の底からごめんなさい」
って頭さげる新羅が笑える~。

「お前早く治せよ。あいつらぶっ殺しに行かなくちゃ
なんねーからよ」
「無茶言うなよ」
いくらシズちゃんでもそう簡単に傷は塞がらないでしょう。
羅刹じゃないし。
「ぶっ殺す!俺を撃ちやがったヤツと、それを命令したっつう、
紀田正臣って野郎をぶっ殺す」
あらシズちゃんあの捨て台詞ちゃんと聞こえてたの~?
あの時はまだ意識あったもんなぁ。
けっこうしっかりしてらっしゃる。
でも撃った相手の顔、法螺田ですが…覚えてますか?
その他大勢の顔はちっとも覚えられない貴方ですが。

そして…
とんでもない所から友の名が出てきました。
杏里は愕然としてますよ。

紀田は何人もの仲間に電話をしたようだけど、
ことごとく繋がらないようです。

-帝人や杏里を疑う気持ちは失せていた。
 もし黄巾賊が帝人を襲ったら、
 帝人を誘き出すため杏里を攫ったりしたら…

 あの時、俺は何故動けなかったんだろう。
 何を迷ってたんだろう。
 何を怖がってたんだろう。

 
臨也の声が、あの時の彼の顔が、思い出される。
『逃げられないって。過去ってヤツはお構いなしに
君の事を追い回す』

携帯を捨てて紀田は走り出した。
だんだんスピードを上げて、腕を振り、
しまいには短距離ランナーのようなフォームになって
全速力で走っています。
顔つきが…変わりました。

さてどうやらセルティから真実を聞かされたらしい帝人。
「そんな…嘘でしょ?」
嘘みたいなホントな話だよねぇ。
「正臣は、正臣は僕の事を知ってるんですか?」
『分からない。だが杏里ちゃんを責めた時の紀田君の様子は
普通ではなかったらしい。あるいはお前がダラーズの創始者である事を
知っていたのかもしれない』
誰がそんな…って帝人、キミの正体知ってるのは、
セルティと臨也だけなんだから、セルティじゃなければ臨也でしょうが。

『人が悩んだり苦しんだりしているのを見るのが大好きな
情報屋をひとり知ってる。』
ストレートに臨也と言わず、こう表現するセルティのセンスが良いね。

ダラーズは帝人が始めた事だから好きにすれば良い。
だがダラーズが消えることにしたところで、
3人の状況はなんら変わらない。
「二人とも…なんで話してくれなかったのかな」
おーい、自分の事を棚に上げないように。

『お前はどうして話さなかった?』
ダラーズの事は自分の問題だと思ったからと応える帝人に、
『二人も同じだろう』
うんうん。
言いたい事はみんなセルティが言ってくれるみたいだから
ちょっと大人しく見とくことにする。(おい)

『おまえの目に見えているものが、現実とは限らない。
誰にでも秘密はある。人に言えない思いがある。
普通の人間なんて何処にも居ない』
だから恐れるなとセルティは言う。
『杏里ちゃんと紀田君と、そしてお前自身の現実と向き合え。
あの子が好きならお前の全てを打ち明けろ。
ダラーズでも切り裂き魔でも黄巾賊でもない、
お前達3人の問題を解決するんだ』

カッコ良いなぁセルティ。
ほんと言う事が男前。

と、その時PDAが着信、新羅からの電話でした。
『もしもし?セルティ?今走って追いかけてるんだけど、
ハァ…静雄が拳銃で撃たれてさ、杏里ちゃんが突然マンションを
飛び出してさ、いや…ハァ…それで飛び出したんじゃなくて
ハァ…それに命令したのが紀田正臣だって話しになったからでさ…
ハァハァ…ていうかもうダメ…息が…ゴメン…
何か話が整理出来なくて…ハァ、
ていうか早っ!杏里ちゃん脚早っ!ってあぁっ』
ガシャッバシャッ、ツーツーツー。
ぶはははははっ。新羅ぁ~やっぱアンタ最高。
支離滅裂で情報が断片的でも、セルティにはきっと通じるよ。
キミなりに頑張ったよね、ご苦労さん。
てか福山さんの新羅っぷりは楽しい~。

ところでセルティったら顔色も変えず、
普通に電話切って帝人へと振り向いてますよ~っ。
あぁ顔色っていっても顔は無いけどさ。
なんていうの?なんの動揺も感情の変化もしぐさにないんだもん。
それがまたウケるよね。

全速力の紀田が公園の横を通った時、
「ヘイ!紀田~」
サイモンが呼びとめました。
「ドウシターノ?顔色景気ワルイヨ」
こんな遅くに出前なの?
今、夜の10時過ぎですよね。(セルティのPDAの時間参照)
「マタ、オ腹スイタノカ?」
「サイモン…」
「紀田、元気ナイ、オッカシーヨ」
紀田の様子がおかしいと分かって、呼び止めたんだよねサイモン。

露西亜寿司の寿司は最高だと突然言い出す紀田。
「俺の権限で、星五つどころか、星条旗でもくれてやるよ」
星条旗より星五つの方がきっと有り難いぞ。
「あ~露西亜寿司はいつだって美味しかったぁ」
紀田、過去を懐かしむ系になってるじゃないか。
それはもう二度と食べれない者の言う台詞だよ。
サイモンも当然見抜いてる。

「コレカラ喧嘩スルノカ?ソレトモ誰カ殺シ殺サレルカ」
図星過ぎて紀田は一瞬固まり、
「なんだよぉ、なんでいきなりそんな事言うんだよぉ。
エスパー気取りかよぉん」
紀田節でオチャメにキメてみましたが、
サイモンはマジでした。

「マタ臨也ガ、ナニカ唆シタノカ」
諸悪の根源まで分かってるんだよね。
「殺シ殺サレル、良クナイヨ」
サイモンの居た所では、喧嘩と言えば必ず死んで居た。
「紀田ソレ、コレカラ死ヌ覚悟シタ人ノ眼。同ジネ」
ここは池袋、サイモンが居た街とは違う。
温かいし、家が無くてもご飯配ってくれる人が居る。
ウォッカ飲まないで寝ても全員凍って死んだりしない。
「紀田ミタイナ子供、殺シ合イスル必要ナイヨ」

もう紀田はおちゃらける余裕も無い。
「ゴメン、俺、行かないと…」
「紀田…」
紀田はきちんとサイモンに頭を下げて、また走っていきました。
ちょっと特攻隊みたいだと思った。

そのころ杏里は交差点で罪歌モードになり、子供達を呼んでました。
でも誰も杏里に意識を向けない。
ここには居ないという事だ。
だとすれば、皆が居るのは…。
杏里は、また走り出しました。

紀田も走り、そして帝人も…

うわー!帝人も馬クンに乗ってる~っ!!
って迎えに行ったんだから、どのみち2ケツでしょうけど、
超羨ましいぃぃ。

あっモクモクメット、帝人は男だけど耳付きだわっ。
耳付けるか付けないかは、男女別じゃなくて、
年齢も考慮されるのか。
男も10代なら耳付き、メモメモっと。

Aパートが長めでしたね。
ちょっと文字数ギリなので、このへんで。
書き足りなかった部分は、後半の方に書くとしよう。
Bパート書いたらまたリンク貼ります。

【2010.6.19 PM8:28】
Bパート感想UPしました♪
「デュラララ!!」#23-2【千錯万綜】やっと3人揃ったね。


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一安心です! (KOBAPINGU)
2010-06-19 13:50:28
橘さん、こんにちわ。KOBAPINGUです。丁寧なコメント返しありがとうございます!色々な感想を読ませて頂いてそれだけでもとっても満足なので自分のコメントへの返しは短文でもスルーでもいいですよ (´ー`) 

まずはともあれ、シズちゃん!生きてた生きてた!!(嬉し泣き、、、!)それどころかピンピンしてるー! とにかく嬉しい&安心しました(ホッ。)いつだかセルティーがシズちゃんの事を『アイツの強さは拳銃のそれだ』って言ってましたけど、まさにその通り。それどころか拳銃より強いですよきっと! 

新羅とシズちゃんの絡みもまたみたいなあと思っていたので、それもよかったです。ニコニコ顔で治療をする新羅にふつーにしゃべっているシズちゃん、、、ほんとだったら普通じゃない光景ですよね。それに新羅が謝ってる場面でシズちゃんの太ももには手術用のハサミ(正式名書わかりません、、、)が刺さったままだし!

それからちょっとフフッとなってしまったのが、『雨で滑って転んだんだと思ってた』、、、ってシズちゃんまさかのドジっこ宣言ですか! 違うでしょうけどそう思ったらちょっとおかしかったですね (´▽`*) 

あのモクモクヘルメット、シズちゃんの時は耳無しでしたよね、、、 やっぱり年齢なんでしょうか? セルティーのバイクの後ろ座席でピョコンピョコンしながら『コロスコロスコロスコロス、、、』って巷ではエロいと名高いあの場面、自分的には可愛く見えてしょうがないのですが(前髪が可愛い!)あの場面で耳付きヘルメットだったら、悶え死にそうなくらい可愛いに決まってる!

シズちゃんが無事だったのでうれしさのあまり何だか暴走気味になってしまいます、、、  なのでこの辺りでおしまいにしときますね。

ジメジメ蒸し暑さが辛い時期ですが、沢山のアニメを見て乗り切って行きましょう!
返信する
KOBAPINGUさんへ (たちばな)
2010-06-19 23:07:25
KOBAPINGUさん こんばんは。
コメントありがとうございます。

>まずはともあれ、シズちゃん!生きてた生きてた!!

恐らく死にはしないのだろうなとは思いましたが、
想像以上に丈夫でしたね。

>『アイツの強さは拳銃のそれだ』

贄川父が、シズちゃんについて聴いて回っていた15話ですね。
シズちゃんを熱く語るセルティが楽しすぎました。
拳銃より強かったですねぇ。

>新羅とシズちゃんの絡み

この組み合わせも面白くて好きなんですよね。
シズちゃんの怪我の手当てを、嬉しそ~にやってる新羅も、
麻酔なしでいじくられてるのに痛がらないシズちゃんって、
確かに二人とも尋常じゃないんですけど、
この二人にはこれが常識なんですよね。(笑)

新羅は本当に楽しいんだから仕方ないし、
シズちゃんも、聴けば「だって痛くねーから」
って答えるでしょうしね。
常識が違ってる者同士、これはこれで上手く行ってるのが面白い。

>手術用のハサミ(正式名書わかりません、、、)

そう、私もついハサミって書いちゃったんだけど、
鉗子(かんし)ですよね、コレ。
弾は貫通してなかったから、取り出す為にグリグリ探ってたんだと思う。
で、そういう道具ですもんね、鉗子(かんし)って。

>シズちゃんの時は耳無しでしたよね

えぇつるんとしたノーマルメットでした。
杏里に猫耳付いたから、女の子限定だと思ったんですけどね。
帝人もだったので、若い子は耳付きなのかな、と、(笑)

>あの場面、自分的には可愛く見えてしょうがないのですが

可愛いですよあれは間違いなく!
コロスコロスコロスと唱えるだけじゃなく、
ゆさゆさゆさと馬クンを揺らしてましたでしょ?
あれが可愛くて堪らん。
あーあれが猫耳付きだったら…
確かに悶えそう(笑)

>うれしさのあまり何だか暴走気味

大丈夫ですよー、私もよく暴走してますので。
ハマったものにはまっしぐらなもので。

今日はホント蒸し暑かったです。
KOBAPINGUさんも体調にはお気をつけて。
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