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縮小更新!?
否!
密度が濃くなったのですよ!?

「風麟さん!風麟さん!
 もう始まってますよ!」

「…………」

「動いてないカモ」

「ここんとこ、寝てないらしいからな」

「ということは、この企画、
 いよいよ終わりですね!」

「今となっては良い思い出です」

「てららら~♪」

「だ~っ」

「それでは、気を取り直して
 新企画でいきましょう!」

「アニマル古介の『動物ダイスキ!』

「マジっすか!?」

「動物の絡みは、いのくまも未知数です!」

「オレは描かねぇぞ!」

「ニク……ニク……」

「取り敢えず、背景は
 犬小屋、馬小屋、豚小屋、鶏小屋を発注済み!」

「日数が進むと、動物たちの数が増えていきます!」

「マジっすか!?」

「ニク……ニク……」

「だから、俺は描かないって!」

「だ~っ」

ムクッ

「お、風麟が起きたぞ!」

「…………」

バタンッ

「また倒れましたね」

「今回は重傷だな」

「ニク……ニク……」

「それでは、MINさん!
 馬の立ち絵をお願いします!」

「ちょ、本気か!?」

「もちろんです!
 真豚と書いて(ほんき)と読ませたいくらいです!」

「読めねぇよ!」

「し……しんとん?」

「ていうか、以前、本気(ビースト化)とか
 言ってなかったか?」

「はい! ということは……」

真豚本気!(ほんきビースト化!)

「という意味ですね!」

「知らんわ!」

(真の豚……)

(ニク汁たっぷり……)

「ニヤリッ」

「今回は、風麟さんが動けないので
 控え目更新でお願いします」

「控え目っつっても、企画者がこれじゃ
 何の情報も出せないぞ?」

「ですから、アニマル古介の『動物ダイスキ!』をですね……」

ムクッ

「また、起きたぞ!」

「こ、更新……しなきゃ……」

「今は休んで下さい、風麟さん!
 お願いします!」

「こ、古介さん。
 そんなにおいらのことを……」

「いえ、新企画がやりたいだけです」

バキィ!!

「ぜぇ、ぜぇ……。
 MINさん、描きおろしのカットを……」

「ちょ、俺は原画で忙し……」

「描いてください!」

「わ、わかったよ!」

「それでは、母娘館(仮)をご存じない方のために、
 ダイジェストで説明したいと思います!」

両親を亡くした護(主人公)は、
ある屋敷に引き取られます。

お屋敷には、美しい女性たちが住んでいます。
そこで、使用人として働くことになりました。

「やったね、護!」

しかし、そこでの仕事と言えば、掃除や薪割りなどの
雑用ばかり。女性との接点などは全くありません。
←普段の護さん

「残念、護!」

年頃の彼は、悶々とする毎日でした。
←悶々とする護さん

「それは、溜まっちゃいますよね!」

そんなとき、琴音が身の回りの世話を
して欲しいと護に依頼します。
←優しい琴音さま

身の回りの世話……。
護の妄想が膨らみます。
←色んなところが膨らむ護さん

「お嬢様のお肌、スベスベですね♪」

「まぁ、護ったら
 お世辞が上手いのね♪」

「次は、前をお流しします♪」

「まぁ、護ったら
 冗談が上手いのね♪」

「えへへ♪
 上手いのは、それだけではありませんよ♪」

みたいに、一緒にお風呂に入って、
背中を流したりするのかなぁ?
←思いを巡らす護さん

ところが、そんなささやかな妄想さえ
打ち砕く存在が現れます。

ヒロインを虎視眈々と狙う獣たち。
←こいつら

複数存在するヒロインを護1人で
ガードするのは不可能です。

しかし、彼女たちには愛があります!

愛を深めれば、彼女たち自身が
獣を撃退することができるのです!

愛を育め護!

彼女たちとイチャラブな
生活を送るために!

「…………」

「ど、どう?
 わかってもらえたかな?」

(こんな話だったのか)

「いいんじゃないですか?
 簡単で」

「てららら~♪」

「いのくまにも理解できました!」

「ブーッ! ブーッ!」

「古介さん、どうしたの?」

「虎視眈々と狙う獣とは、もちろん、
 動物(アニマル)のことですよね?」

「人間のことだけど……」

「…………」

「KE・MO・NO!
 KE・MO・NO!
 KE・MO・NO!」

バキィ!!

「やかましいわ!!」

「あ、ナベさんから重要なお知らせが
 あるそうですよ」

「何だ何だ?
 正式タイトルでも決まったのか?」

「母娘館(仮)は、開発多忙により
 しばらくは生存報告のみとなります」

「修羅場ってやつですね!」

「続けていきたいが、
 これ以上は風麟が危険か……」

「申し訳ありません……」

「よーし、サッサと修羅場を
 乗り越えて、更新再開しようぜ!」

「というところでお時間が来たようです」

「それでは、皆さん。
 またいつかお会いする日まで……」

「See you next animal!」

「ヤミ!」

「ナベ!」

「だ~!」

「闇鍋か……」

「ニヤリッ」

「何入れるつもりだよ!?」