top 屋敷に住む人物たちの関係を
一挙大公開!
「皆さん、こんにちは!
 いつも笑っているのではなく、これが普通なんです!
 雑務担当の風麟です!」
「鹿せんべいを与えるときは慎重に!
 原画担当、MIN-NARAKEN!」
「『本気』と書いて『ビースト化』と読むのは
 ボクだけでしょうか!?
 背景担当、古介です!」
「これが初登場カモ!
 CG担当の天然水(てんねんすい)!
 肉の塊は、アタイに塗らせて欲しいカモ!」
「この企画に入った新人さんです!
 皆さん、よろしくお願いします!」
「期待してるぜ!」
「もしや、あなた様は、鳥類に分類されるという
 鴨さんですか!?」
「バードカモ」
「Yes! Animal!
 You are welcome!」
「うだ~」
「ここは動物園かあああああああっ!?」
「ノープロブレム!」
「新戦力、大歓迎です!」
「もちろん、俺も歓迎するぜ!
 これからは、着色済みのCGが出せそうだしな」
「おまかせカモ」
「さて、第3回となりましたが、
 今回はどんな情報を出していきましょうか?」
「やはりエロ絵に限るだろう!」
「お楽しみはもちろんですが、
 ゲーム本編に関わる部分も、出していきたいですね」
「はいはいはい!」
「古介さん、どうぞ」
「ここは定番の人物相関図など、
 いかがでしょう!?」
「おっ! ソレいいな!
 男たちが多くて、関係が良くわからんかったし」
「憶えてください!」
「俺は面倒なことが嫌いなんだよ!」
「では、そんなMINさんのためにも、
 人物相関図を用意しましょう」
「ウダラッ!」
「カモッ!」
「だ~っ」
chara
「これは、一目瞭然ですね!」
「琴音以外は、全部塗れたカモ」
「仕事早ッ!」
(や、やべぇ……。
 このままじゃ、原画が追いつかれちまう……)
「これは頼もしいですね、MINさん!」
「あっ? ああっ……」
(マジでやべぇ……。
 愛車に乗って琵琶湖まで遠出したくなってきたぜ。
 鉛筆じゃなく、ハンドルを持ちてぇ気分だ……)
「次の原画、欲しいカモ」
びくぅ!?
「あ、ボクもイベント絵の背景を描きたいので
 原画が欲し……」
「星になれ、古介ッ!!!!!」
「フッ……手が滑っちまったぜ」
「では、昼過ぎに取りに伺いますね!」
「どわっ!? い、いつの間に!?」
「あのぉ、相関図の説明を……」
「おおっ! ウーちゃん、気が利くじゃないか!」
「だ~っ」
「しかし、ヒロインたち狙われまくってるな」
「がんばれば追い返せますので、ご安心ください」
「ん? ちょっと待て…」
「何か気になるところでも?」
「この『屋敷外』ってのは何だ?」
「お屋敷の外です。外部からの来客もあります」
「なんだとっ!?
 屋敷の中だけじゃないのか!?」
「ヒロイン、もてもてカモ」
「主人公1人で守りきれるもの
 なのでしょうか?」
「それじゃあ、何かサポート的なものでも
 入れておこうかな」
「ラジャー!
 庭に番犬を追加しておきますね!」
「いらない」
「アレ?」
「あと、琴音と関係のある、篠原って誰だよ!?」
「琴音の彼氏ですね」
「な………」
「ナイス、アニマル!」
バキィ!!!!
「琴音は、主人公専用じゃなかったのか!?」
「そんなことは一言も言っておりませんが」
「マジかよ!?」
「アタイ、もっと肉(藪井)を増やして欲しいカモ」
「まだ増やせと言うのか!?
 こんなに肉を描かされた企画は、今まで一度も……」
「ニク……ニク……」
「うぅ……」
「あ! 何だか、ボクが呼ばれたような気がします!」
「古介さんのお肉は、もう少し旨味を引き出さないとね」
「え……? 旨味を引き出すって?」
「よかったらアタイの聖剣ネギブレードを
 使って欲しいカモ」
「ネギ……?」
「ニク汁を吸わせることで、攻撃力がアップするカモ」
「なるほど! では、古介さん。
 このネギの入った熱湯風呂へ……」
「魚介のエキスには勝てません!
 ウダラさん、どうぞ!」
「イヤだ~っ」
「そんなことはどうでもいい!
 俺の……俺の琴音を……」
「でも、関係に『?』マークが付いてますし、
 琴音の方からは矢印も出てませんから
 真相はわかりませんよ?」
「なにっ!? 期待してもいいんだな!?」
「たぶん……」
「しかし、この相関図を見てると、純愛に移行できるとか
 とても信じられねぇぞ……」
「MINさん、私を疑ってますね?」
「そういう訳ではないが……」
「私の目を見て下さい!
 嘘を付いてる目に見えますか!?」
「糸目じゃ何もわからんわ!!!」
「おや?」
「気を取り直して、琴音のラフ絵を出していくぜっ!」
「待ってました!」
「ニク……ニク……」
kotone
「さすが、MINさん!
 わかってらっしゃる!」
「琴音のおっぱいも、ママンに負けてないぜっ!」
「これ、お風呂なんでしょうか?
 とても広く感じますが……」
「あ、屋敷の風呂は、露天風呂だから
 ここは外になるよ」
「露天……」
「風呂……」
「カモ……」
「ということは、茂みの奥でお猿さんたちが
 ウキキッと言いながら、覗き見しちゃったり
 するわけですね!」
「まあ、猿かどうかはともかく、開放的な感じは
 確かにいいな」
「ん? ちょ、ちょっと待て……」
「まだ、何か?」
「これ……相手は誰だ?」
「相手と申しますと?」
「琴音の前にいる男だよ!」
「気になります!」
「ヤブ……ヤブ……」
「あ、藪井先生は莉々子にしか興味ありませんので
 違います」
「残念カモ」
「さすがに、この腹で藪井は無いだろう?」
「では、篠原さんですね!」
「さて……どうでしょうか?」
「主人公だ!!」
「俺は、主人公のつもりで描いたから
 この男は主人公なんだよ!」
「では、そういうことで」
「ゼェ……ゼェ……。
 か、勝ったぞ……。俺は、風麟に勝ったんだ……」
「それでは、MINさん。
 次の原画指定は、これでお願いします」
「お、おうっ。次のエッチシーンか。
 どれどれ……」
「……………」
「ごくり……」
「カモ……」
「だっ……」
「描けるか、こんなモン!」
指定を見る天然水。
「あ……ニクがいっぱいで
 うれしいカモ」
「屋敷外にも、肉が……。
 肉があるじゃねぇか!」
「色んな人がいますよ?
 細い人、太い人、ガラの悪い人……」
「それじゃ、動物も必要ですね!」
「それは要らないかな」
「アレ?」
「俺の愛すべきヒロインたちが、
 肉塊どもに汚されていくのか……?」
「ニク……ニク……」
「天然水さん、ご機嫌ですね」
「肉が塗れてうれしいカモ」
「ボクも背景が描きたいので、
 早く原画が欲し……」
「星になれ、古介ッ!!!!!」
「スマン、古介。
 俺には、他にやることが……」
「では、明日の朝一でお願いしますね!」
「マジかよっ!?」
「というわけで、お時間が来てしまいましたが、
 いかがでしたでしょうか?」
「はいはいはい!」
「どうしたの、古介さん?」
「主人公の説明がまだみたいです!」
「主人公の画像、初出なんだぞ!」
「うーん、主人公は男なので、
 特に説明はいいかなーと」
「せめて、もう少しだけ説明してくれ……」
「あ、童顔に見えますが、年齢はそれなりです。
 琴音より、ちょっと下くらいですね。
 もちろんドウテ……」
バキィ!!!!
「そこまでは聞いてねぇよ!」
「おや?」
「ニク……ニク……」
「あ! ボクの耳元でささやかれても困ります!」
「ところで、シナリオはどうするんだ?
 そろそろ誰かに決めないと……」
「それなら抜かりはありませんよ」
辺りをウロウロしている、もみあげルパンR
「浴場19……」
「ここに、凄腕のハンターがいると聞いたのだが……」
「おーい! モミーさん、こっちこっち!」
「風麟さん?」
「19番と言えば、ここしかないでしょー!」
「もしかして……」
「熟女好きが集う浴場は、19番!」
「……………」
「あ、フレに呼ばれたので退室しますね」
プツン
「おや?」
「この企画、大丈夫なのか?」
「ノープロブレム!」
「カモッ!」
「だ~っ」
帰宅途中の、もみあげルパンR
(母娘館(仮)か……。
 設定に目を通しておこう)
「ももんがも、お願いします」
「ナベさん!
 飲みにでも行きますか?」
「いいですね! 行きましょう!」
「議題は、フタナリとア○ルド○イについて」
「却下」
「……………」