ポジティブシンキング ~ 4月13日(土) 日本一周 徒歩の旅 22日目~
昨夜は
犬吠埼のすぐ下で野宿
こんなところ
実はそのあと
夜中の2:00頃から
人影がチラホラと…
どうやら
ゴロツキが集まってきたようす
しまったぁ
ここは「集まるところ」
だったか(´д`)
警戒しながら
テント内でなにもないことを祈る
何もないまま
4:00をすぎた頃
ウトウトしてると
「ガシャン!」
急いで外にでると
何人かの輩が走っていく
やられた!
なんと
「日本一周」看板を盗まれてしまう
追いかけても間に合わないだろう
諦めるしかない
うーん
看板なんて盗ったって
金にもならないのに
くだらない。
怒りとかより
悲しみがこみ上げてくる
はぁ
ケガとかなかっただけマシか
なくなったモノはしょうがない
これからのことを考えよう
6:00には起床し
片づけをする
5:30の日の出
これ以上盗られても困るので
テント中からですんません
明るくなってからの犬吠埼灯台
8:00に出発
一応、周辺も探してみるがない様子
まぁカメラとかパソコンやられてたら
今後の旅にも影響してたけど
しょうがない
さぁ!
気を取り直して\(^o^)/
今日は銚子市街へ向かい
酒蔵におじゃまする予定
銚子までは1時間程度
10:00に伺うことを伝えているので余裕
今日もいい天気(´▽`)
そういえば「銚子」というのは
元々お酒を注ぐ急須みたいなやつのことで
それに形が似てるから今の地名になったんだそう
うーむ
日本酒好きにはたまらん
銚子市内にある飯沼観音
トイレ使用に100円ってどゆこと?
さぁて着きました
本日おじゃまするのは
「銚子の誉」の石上酒造さん
昨日、見学の連絡をしたのに関わらず
ご主人と奥さんは笑顔で迎えてくださいました(*´∀`*)
ではさっそく
酒蔵見学へ
石上酒造さんは1844年(江戸時代末期!)の創業
この銚子で代々、酒蔵を守っておられる
まずは
お酒用のお米を蒸す「甑(こしき)」
大きなお釜の上に
セイロを積み重ねる
釜の大きさはそこまで大きくないかんじ
中はこんな感じ
なんとこちらでは
麹室を見せてもらえるとのこと(ノ^^)ノ
他の所だとなかなか見せてもらえないので
ラッキー(^^)
外は石造りで麹菌に重要な室温、湿度を一定に保っていて
中は木が敷き詰められている
ちなみに石壁と木の間には籾殻が敷き詰められているそう
室内はこんな感じ
麹の独特な良い香りが立ち込める
これがタンク
ぱっと見、10あるかないか
生産量より、丁寧に造っているという雰囲気を感じられる
あと、この石造りの建物は
適度な室温を保つことができるそうで
だいだい受け継がれているものだそう
良い物は長く受け継がれていくんだね
これが麹菌を発酵させて作った「もろみ」に圧をかけ
酒粕とお酒に分ける圧搾機
こちらでは上から圧搾させるタイプ
もろみを大きな布で包み
上にステンレスの板をのせる
それをいくつも繰り返し
高く積んでから圧搾させる
さてさて
酒蔵見学のあとは
お楽しみの試飲タイム(*^-^*)
左から大吟醸、普通酒、純米酒、奥にあるのが本醸造
一番最初は純米酒(あれば吟醸)を飲むと決めてるんで
右側から一口。
うん、甘みが口の中いっぱいに広がる
それでいて甘ったるいようなしつこさはなく、
飲んだ後はサラッとした印象
日本酒度は+2~+3(お酒の味を評価する一つのツール、+だと辛口、-だと甘口の傾向)だと思うが
おそらく酸味が少ないため
甘みが際だっているように感じる
だから甘口というより
辛口の部類だが
すごく飲みやすい
味としてもしっかり感じさせてくれるため
単品で飲むのもいけそう
キリッとした感じはないので
女性も飲みやすいと思う
純米のお米は千葉県産の「美山米」
山田錦をよく飲んでいるので
甘い印象はお米の違いからもきてるかもしれない
大吟醸も薄い印象はないので
じっくり飲める
普通酒は千葉県産の食用米である「ふさこがね」を使ってるとのことで
ご飯を食べたときのお米の香りがほのかに感じられる
ご主人にきくと、どうやら
この銚子の郷土料理は味が濃いものが多く
そのためお酒もしっかり味を感じられるモノにしてるんだとか
以前、あっさりとしたものを作ったが
あまり売れなかったらしい
やはり地酒というのは
地元の特産品や食文化に合ったモノで
地元にどっぷり浸かって
地元の人に愛され続けて
ナンボだと思う
そういう話をきいたりしながら
丹誠込めてつくられた酒を飲む
ソレが好きだから酒蔵巡りはやめられない(≧▽≦)
途中で奥さんが
酒粕のしょうが漬けと
ツノマタという海藻の固めたモノを出してくれる
しょうが漬けはあっさり味で触感と香りが豊か
ツノマタというのはこの地方しか食べられない郷土料理とのこと
上に七味とネギ、醤油がかかってて
これまた美味♪
酒の肴みたいな感じで
ついつい試飲がすすんでしまうw
ちなみに銚子の誉の利き猪口は
ってなかんじで
最後に本醸造の300mlを購入してお別れ
ご主人も奥さんもホントに優しく
大満足な酒蔵見学でした(ノ^^)ノ
このあとは一旦、鹿島に向かう
銚子大橋をこえると
茨城県はいりましたーε=ε=(ノ≧∇≦)ノ
途中で切れたの時計の電池交換して
ずっとまっすぐ…
これが15km、5時間ちかくかかりましたとさ(x_x)
今回の目的地は
「ゆ~ぽーと はさき」という公営の温泉施設
なんと今日はここに来るために
遠回りをしてここまで来たんですよー
なぜかって?
そりゃあ風呂にぜんぜん入ってなかったから。
600円て言う価格も決め手でした
泉質は ナトリウム塩化物冷鉱泉
茶色でちょっとしょっぱい
今までの疲れをすっきり爽快\(^o^)/
そのあとは館内の休憩所でゆっくり
隣が公園になってて
閉館の21:00になったら
そこにテントを立てて
寝袋へダイブ!!
今日はゆっくり寝れそうだよ
ってなかんじでおやすみしまーす
バイバイ
旅ブログランキングに参加しています
皆さん、下のボタンをチェックお願いしますっっm(_ _)m
ポチットナ ↓↓
にほんブログ村