読書記録と忘備録

Gunosyで流れてきたデマを信じちゃう人はメチャヤバい

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Gunosyで流れてきたデマを信じちゃう人はメチャヤバい。

Gunosyを知らない人のためにちょっと解説。

ユーザーの興味にあった記事を配信してくれるWebサービス/iPhoneアプリ。TwitterやFacebookで言及していることや、はてなブックマークにブックマークしている記事等からユーザーの興味を解析し、1日1回、決められた時間にユーザーの興味に合った記事が配信される。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/Gunosy

自分好みの記事を届けてくれるはてなブックマークみたいな物です。
以前ははてブでバズった記事が届いていましたが、最近は変わってきましたね。


そんなGunosyですが、もちろんデマも流れてきます。

昨日流れてきたのはこちら。

IH調理器はメチャヤバイ - 癌で妻をなくして - Yahoo!ブログ Gunosy


電磁波が身体に与える影響はヤバいので、IHなんて使っちゃいけない!!というお話です。

はてブウォッチャーの方ならお気づきだと思いますが、

この記事はネタとして拡散され、ブコメでボコボコに批判されています。



こんなかんじ

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このように、コメントや、関連する記事を読んで始めて完結する「コメント遊び」がネットにはたくさんあります。

しかし、Gunosyはネット上の人気記事を配信はするものの、コメントは届けてくれません。


Facebookにて


今朝、FacebookにてGunosyで配信されたこちらの記事を鵜呑みにし、

「IHは危ない、絶対に使わない」とシェアをされている方がいました。

その方のFacebookの友人には専門家の方がいたため、

電磁波の影響について正しい意見を頂いていましたが…。



Twitterにて


また、TwitterでもGunosyから記事を閲覧した人が内容を拡散しています。



Gunosyのコメント欄は?


ちなみにGunosy自体のコメント欄はほとんどが「IH怖い」系の意見でした。

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コメント遊びに気をつけよう

「IHなんて日本だけだ!!」という意見もありますが、アメリカでも普通に使われています。

もちろん完全に安全だ!!なんて事は僕が言う訳にはいきませんが、

電磁波の危険性について調べようとすると、

健康系マルチ商法界隈の方々がたくさんひっかかるので怪しさ満点です。

彼らは同時にガンが治るサプリメントを薦めてきます。ヤバい。


ということで


ネットにはこういった「コメント遊び」の文化があるので、

人気の記事だからといって盲目に信じちゃだめだよ☆

というお話でした。

おそらく近日中に専門家の方が「IHについて〜」という記事を書いてくれるのではないでしょうか。

それがバズって、Gunosyで再び拡散される事を祈ります。


P.S 電磁波系の電波本貼っておきますね

本当に怖い電磁波の話 (身を守るにはどうする?)

本当に怖い電磁波の話 (身を守るにはどうする?)

危ない電磁波から身を守る本 (シリーズ安全な暮らしを創る)

危ない電磁波から身を守る本 (シリーズ安全な暮らしを創る)

見えない汚染「電磁波」から身を守る (講談社プラスアルファ新書)

見えない汚染「電磁波」から身を守る (講談社プラスアルファ新書)

「読書=苦行」と感じる人って、意外といる

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この間、読書についての記事がホッテントリ入りしてた。

 ファッションとして読書好きアピールする系女子について。(id:unimochi)

 どこからがファッション読書で、どこからが”読書”なのか。

 ちやほやされている小説を読めばファッションで、ビジネス書を読めば読書なのか。 

 

だから、読書好きファッション女子たちよ、

受け狙いで名前なんて付けてしまってごめんね。

もしかしたら彼女たちの持つ、”読書のファッション作用”によって、

最初はかっこいいと思ってはじめた読書が人生を変えた、

 

なーんてことが起こるのが増えるかもしれない。


 と彼女(?)も言っているけれど、ファッションから読書好きになる人もる。

 とりあえず僕は可愛い女の子が読書家であればファッションであろうとなかろうとドキドキしちゃうので万事OKです!

 

ところで 

 

ところで、みんなっていつから読書に目覚めたの?

僕の経験則だと、両親が読書家で、家に本が沢山ある人は割りと読書家が多い。当たり前か。親に読書の習慣が無い場合とか、幼いころに本を読める環境になかった人が読書に目覚める事ってあるんだろうか?

 

ちなみに、僕個人の話。僕はとんでもない田舎の生まれだ。

Googleで地名を検索しようものなら、「◯◯ 村八分」って先生にサジェストされる程度には昔の風習が残っているような田舎。僕の周りには本を読むひとなんていなかったし、友人たちの親やそのまた親は農家の出が多く、中卒や高卒の人たちがほとんど。僕の同級生たちにとっても、大学に行って就職するっていう選択肢は一般的じゃなくて、家業や身内が経営する中小の建築会社に落ち着く事を選ぶ人が多い。だから、勉強をする必要がある人はほとんどいなかったし、「本を読む」っていう事は珍しい行為だった。

 

帰り道、別の友人が「あの家は恵まれすぎている」と漏らしていた。こちらの友人は鳥取県の出身で、山深い農村に育ったという。実家は昔ながらの農家なのだが、驚くべきことに本棚がなかったというのだ。図書館は自転車で一時間かかる隣村にしかなく、村で唯一のコンビニ(というか商店)の貧弱な雑誌コーナーだけが、書物を手にすることのできる場所だった。そんな環境だから、家族は誰も本を読まない。中学に上がってからは少ないお小遣いをやりくりして彼は本を買っていた。が、それさえも「邪魔だ」「この根暗め」「無駄遣いしやがって」と罵倒されたという。

生涯所得を数千万円変える“本当の”情報格差/若者よ書を求め街へ出よ? - デマこいてんじゃねえ!

 

この話、すごくわかる。

僕の父や母も本なんて読まないから、家に本棚は無かったし、僕の村に書店は無かったから、本を買いたいなら隣町(車で30分)に行かなきゃいけなかった。ある程度都会で生まれ育った人には信じられないだろうけど、田舎育ちの人ならわかってくれるはず!

 

本を好きになったきっかけ

 

両親は本を読まない人だったけど、母親が僕に読み聞かせをしてくれた。そのお陰で僕は本の面白さを知って、幼稚園や小学校ではずっと図書室に篭ってた。少し成長してからは親に本を買ってとせがんだりしたけれど、「もっと良いものがあるでしょ」って信じられないような顔をされて悲しかった。家に本が無かったし、他に楽しい事もなかったから、読書をするしかなくて、いつのまにか読書が映画やマンガを読む事と同じような習慣になったのが僕の場合。

 

本を読むのが楽しいひと、苦痛な人

 

少なくとも僕の小学校、中学校時代の友人に本を読むのが好きな人はほとんどいなかった。僕の中学校時代にはモバゲーが大流行していたし、周りのみんなは携帯ゲームで遊ぶか携帯でモバゲーをやっていた。僕の親は高校まで携帯を買わないと決めていたので、(結局中学3年の後半に買ってもらったけど)暇な時は読書かネットで時間を潰してた。この頃には本を読むのが面白くてたまらなかった。読んだ本の面白さやワクワクを誰かと共有したくて、仲の良い友人達に本を薦めまくってたんだけど、結局あまり読んでもらえなかったなぁ。

 

「なんでみんな本読まないの?めっちゃ面白いよ!」

そんなニュアンスの質問を投げかけると大抵の場合、

「文字だけじゃ面白くない」「読むのが辛い」「ふりがながないと読めない」

そんな答えが返ってきた。ワオワオ。

 

彼女の記事には、「読書を誇らしげに思う人がいるなんて」といったブコメが付いていたけれど、読書の習慣が無い人にとっては「読書」は苦行であって、「読書を楽しめる人」は珍しいと思われてる。僕も和書を読むのは大好きだけれど、洋書を読むと中々読み進めなくてイライラする、ちょうどあんな感じなのかな。

 

だからこそ「読書の習慣がある」人は、読書を苦痛に感じる人達からすれば、知性がある事を象徴しているわけで、ファッションとして読書をする層が生まれるじゃないだろうか。

 

僕の育った環境では「読書=根暗」みたいなイメージが根付いていたので

ファッションとして読書をするヤツなんて皆無だった。

 

ファッション読書なんかするよりも、「昨日ノーヘルでバイクにのって警察に追われた話」や、「隣の高校のアタマ張ってる奴にケンカで勝って土下座させた話」をしている奴らのほうが圧倒的にモテていたしね!

 

読書=修行っていう人もたくさんいる

 

はてな民にはは日常的に活字(ネットの情報含む)を読むのに慣れている人達が多いから、読書なんて趣味のひとつで当たり前の事だろ!っていう意見が多い。だけど、「本を読む」っていう事が苦行に感じる人もわりといるんだよー、という話。

 

 

ろくでなしBLUES 1 (ジャンプ・コミックス)

ろくでなしBLUES 1 (ジャンプ・コミックス)

 

 *ちなみにこの記事ではマンガは読書に入れてないけど、中学ではクローズやWORSTを始め、ヤンキー漫画が滅茶苦茶流行ってたよ!そのせいか近隣の中学校との抗争があったよ!

 

ゼロから簿記2級に1ヶ月で合格する勉強法のメモ

 

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こんにちはBayareadです。

 

先日第135回の日商簿記検定試験の合格発表があったようですね。

就職活動を控えて、簿記2級に挑んでいた友人達のツイートが流れてきました。

 

私は去年(2012年)、日商簿記2級に合格したのですが、友人や後輩から効率の良い簿記の勉強法を聞かれる事が度々あったので、今から簿記を勉強しようと考えている方向けのメモを書いてみます。

 

受験のきっかけ

 

学部2年の時に何か資格を取ろう!と思い立って手をつけたのが簿記でした。

就職活動の際に何か使える資格でも取っておくかー、ということで安易に簿記を選択。

3級は持っていてもあまりインパクトはないそうですし、なにより3級を持っていなくても2級の受験が可能だということで2級の受験に挑戦しました。

簿記会計に関する前提知識はほとんどありませんでしたが、結果的に1ヶ月程度の期間で合格することができました。

  

簿記を学ぶと何かいい事がある?

 

僕自身は経済専攻なので、授業の専門性が増すごとに簿記の有り難みを感じてきました。というのも簿記を学ぶ事で、企業とおカネに関するイメージが掴みやすくなるからです。おカネの流れを感じるセンスを身につける上で、簿記を学ぶ事は非常に有用です。文系の学生でしたらもちろん身に付けるべきですし、理系の方でも取得しておいて損はありません。

また、文系の学生で就職活動を考えている方でしたら、「会社を選ぶときは財務諸表を読め」と指導教官から言われた経験がある方も多いのではないでしょうか。

自分で財務諸表を読み、企業の経営状況を判断するには簿記会計のスキルが必要です。

大学生協の就活コーナーに置かれている「この先10年で潰れる企業・残る企業!!」のようなアホ臭い本を読んで四季報に付箋を貼っているヒマがあるのならば、自分で財務諸表を読みましょう。ネット上に溢れるソースもないような企業評価を参考にするのは辞めましょうね。簿記2級程度の知識と、会計学の新書を数冊読めば、ある程度は財務諸表が読めます。

 

もし、あなたが経済又は経営学部の学生で、この文章を読んで「財務諸表?へー?」なんて感想が出たのであれば危機感を抱くべきです。あなたが現実の経済に全く興味がないのであれば、簿記なんて知らなくても結構ですが、仮に経済学部の出身で、社会人として働いていくつもりがあるならば簿記”程度”は持っていて当然のスキルです。

 

具体的な勉強法 

 

さてここからは具体的な勉強法について。

私が使ったのは以下のテキストたちです。(一応新版を貼っておきました)

 

必要なテキストたち

・スッキリわかる 日商簿記3級 第5版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

・スッキリわかる 日商簿記2級 商業簿記 第5版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

・スッキリわかる 日商簿記2級 工業簿記 第3版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

・合格するための過去問題集 日商簿記2級 '13年11月検定対策 (よくわかる簿記シリーズ)

・135回検定対策 出題パターンでマスター過去問題集 日商簿記2級

 

「サクッと受かる」シリーズのテキストも人気がありますが、僕は「スッキリわかる」のほうが好みでした。

僕の勉強法は「基礎だけ軽くおさえて、あとは実戦」なので、イメージが多様されており、簿記の概念をガッチリと掴む事ができるこのテキストが適しています。

 

勉強時間ですが、1日2時間〜4時間、1ヶ月で合計100時間程の学習時間でした。

効率を上げるためにストップウオッチで時間を測る→30分勉強→15分休憩のサイクルを組んでメリハリをつけて勉強を行っていました。

 

勉強のスケジュールについては以下。

 

過去問を1度眺める

↓

簿記3級テキストを3回通読

↓

簿記2級テキスト(商業・工業)を各3回通読

↓

ひたすら過去問を回す

 

シンプルですがこれが私の勉強法です。

 

まず最初に過去問を読んでみましょう。

最初は設問が何を問いかけているのか全く分からないはずです。

解答を見たりする必要はありません、おおまかに概念を掴みましょう。

 

次に最初の1週間で通読を終わらせます。

概念を噛み砕いて、具体的にイメージしつつ読み込んでいきましょう。

 

残りの3週間はひたすら過去問です。

通読でしっかりイメージが掴めていれば、おそらく最初に見た時とは全く違う世界が広がっているはずです。全く未知の世界だった簿記の問題に、うっすらと進むべき道筋が見えるはずです。

あとはトライ・アンド・エラーを繰り返して、身体に簿記の概念を叩き込んでいきましょう。

 

簿記の問題形式は結構クセがあり、テキストでの勉強だけでは実際の試験を受けた時にパニックになる可能性があります。

実際に過去問を解きながら、テキストを辞書代わりにして学習しましょう。

過去問マラソンしているうちに問題のパターンが見えてきます。

 

本番に備えて

 

過去問を解く際に電卓を使う練習をしておきましょう。

そんなに速く打てる必要はありませんが、慣れておきましょう。

 

おそらく当日の会場では、日常的に電卓を使っている社会人受験者の方々の電卓さばきに驚くはずです。皆さん親の仇のように電卓を連打していました。

 


第十一屆日本電子計算機大賽- YouTube

(イメージとしてはこんな感じ)

 

電卓について

 

電卓は持参の必要があります。

安いものでは1000円台、高いものは数万円台とピンキリです。

1万円もするような電卓を買う必要はありません。

叩きやすく見やすければOKです。 

 

CASIO ジャスト型電卓 検算タイプ12桁 JS-20WK

CASIO ジャスト型電卓 検算タイプ12桁 JS-20WK

 

 

 私はこの電卓を使いました。淡い色使いが気に入っています。

簿記や税理士試験の受験者の方々に愛用されているそうです。

やる気を出すのと、将来的にも使うことを考えて多少奮発しました。

 

おわりに

 

簿記2級の合格の目安とされている勉強時間は200時間〜300時間だそうです。

確かに、基礎を丁寧に抑えるのにかかる時間はそのぐらいだと思います。

私の場合試験日まで時間がなかったため、過去問を解きまくる方法を取りました。

個人的に数ヶ月だらだらと勉強するのは好きではないので、短期集中でスパッと取る方法を取りましたが、時間がある方であれば、のんびりと基礎を固めつつ取得されるのも良いかと思います。(時間が余っている文系学生を除く!)

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