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1.埋め立ては大儲けができる 千葉における開発は、利権ときってもきりはなせない。その最大のものは埋... 1.埋め立ては大儲けができる 千葉における開発は、利権ときってもきりはなせない。その最大のものは埋め立て開発である。 1950(昭和25)年、千葉市の埋め立て地に川崎製鉄が進出した。1954年には、川鉄用地の隣接海面が埋め立てられ、東京電力千葉火力発電所が進出した。この巨大製鉄所と火力発電所の建設がひきがねとなって、千葉県の臨海埋め立て開発は急速に進んだ。 埋め立ての土地利用をみると、千葉市の川鉄用地から南はほとんどが工業用である。市原市や袖ケ浦市、木更津市、君津市の埋め立て地には大企業の工場がつぎつぎと建設され、巨大コンビナートがつくられた。その埋め立て方式は、「千葉方式」とよばれている。端的に言えば、埋め立ての前に進出企業から金をもらうこととひきかえに、広大な埋め立て地を格安な価格で提供したことである。 他方、千葉の臨海埋め立ては、こうした大企業への低額提供という側面のほかに、利権開発
2008/04/10 リンク