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三井不動産は29日、「新宿三井ビルディング」(東京都新宿区)において、長周期地震動が発生した場合の... 三井不動産は29日、「新宿三井ビルディング」(東京都新宿区)において、長周期地震動が発生した場合の揺れを大幅に低減させるため、日本で初めて超大型制震装置TMD(約1,800トン)を屋上に設置すると発表した。施工は鹿島建設が行い、今年8月中旬着工、2015年4月末竣工の予定。 「新宿三井ビルディング」は構造評定を受け大臣認定を取得した高い安全性を有する建物で、現時点でも耐震性能を十分満たしている。今回の取り組みについては、今後の長周期地震動発生に対するテナント就労者の安心感を高め、揺れ幅を最新鋭の超高層ビル並みに抑えるために行うもの。 TMDとは、従来超高層ビルの風揺れ対策に使用されてきた振子式の錘(おもり)装置。今回、三井不動産と鹿島建設が日本で初めてこの技術を発展応用させ、超高層ビルの地震の揺れ対策の制震装置として実用化した。 両社は、制震装置の導入にあたり、一般居室階の窓際へオイルダン
2013/08/04 リンク