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国内有数のアカウミガメの産卵地で知られる三重県紀宝町と御浜町の七里御浜で、ふ化前後の卵や子ガメが... 国内有数のアカウミガメの産卵地で知られる三重県紀宝町と御浜町の七里御浜で、ふ化前後の卵や子ガメが台風12号の雨と高潮で、全滅した可能性が高いことが、紀宝町ウミガメ公園や環境省熊野自然保護官事務所(和歌山県新宮市)の調べでわかった。 同公園によると、両町ではアカウミガメが例年五月から八月にかけ、二百~千個がふ化する。今年は親ガメが六月十二日に初上陸し、八月十九日までに二十五頭が上陸、十五頭が約百個ずつ産卵した。例年は八十~九十日でふ化、子ガメは四日ほどで地上にはい出て海へ向かう。ふ化直前の卵は水を数時間かぶると窒息するが、台風の高潮、雨が二日以降、三日間続いたため生存が絶望的という。 産卵場所が波をかぶらなかった場合でも、流木が砂浜に大量に散乱しており、子ガメが海までたどり着くことは難しい状況。現地を見回った同公園飼育管理員の斎藤宏恭さん(22)は「全滅する悪条件がそろいすぎている」と肩を落
2011/09/09 リンク