第71回日本衛生学会総会における発表記事・産学共同研究・銅繊維・殺菌効果・環境衛生・健康・水・残留塩素除去効果　

　第71回日本衛生学会総会における発表記事・産学共同研究・銅繊維・殺菌効果・環境衛生・健康・水・残留塩素除去効果　

[考察] 銅ファイバーでは銅濃度が8時間後には282μg/lであったのに対し銅板では15μg/l銅線では67μg/lであ...概要を表示 [考察] 銅ファイバーでは銅濃度が8時間後には282μg/lであったのに対し銅板では15μg/l銅線では67μg/lであり銅の殺菌効果は銅濃度に相関していると考えられる。同重量でも銅板、銅線では殺菌効果をほとんど示さなかったが銅ファイバーでは十分な殺菌効果を示し、繊維化するにより銅の溶出量を増加させると同時に殺菌効果を増加させることができた。また、水道法の水質基準が1.0mg/l以下であることを考慮に入れると溶出する銅が人体に悪影響を与える心配はないと考えられる。 銅ファイバーの残留塩素除去効果に関する研究 ○新潟薬大、星光産業、千葉市環境保健研究所、コデラカプロン [緒言] 浄水における塩素殺菌はその確実性、経済性から現在でもよく利用されている方法である。水道水中の残留塩素濃度は1mg/l以下という水道法の規定はあるが、地域によってはカルキ臭強く飲み水として不適当な場合もある。このため浄

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