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スーパー堤防の整備が計画される地域=3月31日、東京都江戸川区北小岩、大久保写す 200年に... スーパー堤防の整備が計画される地域=3月31日、東京都江戸川区北小岩、大久保写す 200年に1度の規模の水害から大都市を守る「切り札」――。そんなふれこみで20年以上も前に事業が始まったスーパー堤防の整備が進まない。転居を迫られる住民たちの反対が根強いうえ、費用対効果を疑問視する声も上がる。ダムの見直しを掲げる前原誠司国土交通相も近く視察し、堤防の見直しに乗り出す。 スーパー堤防の正式名称は「高規格堤防整備事業」。人口と資産が集積する首都圏と近畿圏を洪水や高潮から守るため、バブル真っ盛りの1987年に事業が始まった。 堤防沿いの住民にいったん転居してもらい、堤防の幅を高さの30倍に広げて強固にした後、堤防上に新たな住宅やマンションを建て、街に戻ってきてもらう仕組み。用地買収が不要な利点があるとされた。 国交省は、人口が密集する首都圏の利根川や近畿圏の淀川など6河川で計872キロ
2010/04/05 リンク