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南北を隔てる臨津江周辺の鉄条網を点検する韓国陸軍の兵士たち。少子高齢化で兵員が減り、北朝鮮に対す... 南北を隔てる臨津江周辺の鉄条網を点検する韓国陸軍の兵士たち。少子高齢化で兵員が減り、北朝鮮に対する防衛態勢を維持するのが負担になっている=2012年10月撮影、東亜日報提供中国や北朝鮮などの人口や総兵力の規模アジア成長の限界 【ソウル=牧野愛博】昨年10月2日深夜、朝鮮半島を南北に分断する非武装地帯(DMZ)。日本海の近くに位置する韓国軍哨戒所の窓ガラスを、何者かがノックした。音のした方角を見た韓国軍兵士は仰天した。すぐ外に北朝鮮軍兵士が立っていたからだ。 中国軍「わがまま兵」が増加 この北朝鮮軍兵士は9月29日未明、50キロ以上離れた場所で、駐屯していた部隊を抜け出した。10月2日午後8時ごろ、DMZ内に張り巡らされた北朝鮮側の2重鉄条網を越えた。地雷原を通り抜け、韓国側の3重鉄条網も突破したという。 韓国軍は東西248キロ、南北4キロにわたるDMZ内に約100カ所の哨戒所を置く。
2013/06/30 リンク