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政府の国際捕鯨委員会(IWC)脱退通告を受け、和歌山県太地町や宮城県石巻市などの捕鯨業者でつくる... 政府の国際捕鯨委員会(IWC)脱退通告を受け、和歌山県太地町や宮城県石巻市などの捕鯨業者でつくる日本小型捕鯨協会は24日、31年ぶりの商業捕鯨に7月1日から取り組むことを明らかにした。 協会に加盟する5隻の船団はこれまで、春から秋にかけて、東北や北海道沖でIWC管理鯨種のミンククジラの沿岸調査捕鯨をしてきた。今年も4~6月は調査捕鯨をし、IWC脱退が正式に決まって商業捕鯨が可能となる7月1日から1週間、そのままミンククジラの商業捕鯨をする。初日に北海道釧路市か青森県八戸市の港でセレモニーを計画している。 船団はその後、いったん解散。各船で捕鯨をした後、9月に北海道で再び集合する予定という。 協会長を務める貝良文(かいよしふみ)・太地町漁協参事は「調査捕鯨と違って、商業捕鯨では脂ののった鯨を選んで捕獲できる。鮮度も良くなる」と話している。(東孝司)