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防災というと真っ先に思い浮かぶのは食料や水の確保だが、それ以上に切実なのはトイレの問題だ。東日本... 防災というと真っ先に思い浮かぶのは食料や水の確保だが、それ以上に切実なのはトイレの問題だ。東日本大震災では断水が発生した地域に、物資が届くまではトイレが機能せず、阪神淡路大震災では仮設トイレが避難者に十分な数が配備されるまでに2週間以上を要した。実際、断水により排泄物が流せず放置されるとトイレは使用できなくなる上に、便器や手指の洗浄が十分に出来なくなる。劣悪な衛生環境から食中毒や腸炎などの感染症を引き起こす可能性がある。また、トイレの回数を減らそうと水の摂取を我慢したり、人目を気にしてトイレを我慢することから脱水症状やぼうこう炎などの病気を引き起こすこともある。 こうしたトイレ問題は、たとえ我が家に住める状態であったとしても人ごとではない。集合住宅でも戸建てでも水洗と電化が進んだ都市のトイレは停電や断水などの緊急時には使い物にならなくなるからだ。 東京都水道局の調べによると、一般家庭に
2011/07/24 リンク