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【Xinhua News】中国の華中科技大学(湖北省武漢市)は、同大化学・化工学院の夏宝玉(か・ほうぎょく)... 【Xinhua News】中国の華中科技大学(湖北省武漢市)は、同大化学・化工学院の夏宝玉(か・ほうぎょく)教授のチームが、二酸化炭素(CO2)から経済価値の高いギ酸生成物への高い効率での変換に使用済み鉛蓄電池を活用できるプロトン交換膜(PEM)CO2電解システムを開発したと発表した。研究成果はこのほど、英科学誌ネイチャーに掲載された。 夏氏は「CO2の電気分解で得られる20種類以上の生成物の中でギ酸は際立った経済価値を持ち、燃料電池や医薬品分野などで広く使用されている」と説明。高純度のギ酸を効率良く生成できれば、CO2の利用・削減につながるだけでなく、相当な経済的利益を生み出すことができると指摘した。研究チームが約5年かけて開発したプロトン交換膜CO2電解システムで設計したCO2電解装置は5000時間以上連続して安定稼働しており、ギ酸の生成率は93%を超えたという。 現在の電解触媒による