ＪＲ北上線１００周年、利用低迷解消へ沿線の魅力磨く　横手市、新たな役割に期待｜秋田魁新報電子版

ＪＲ北上線１００周年、利用低迷解消へ沿線の魅力磨く　横手市、新たな役割に期待｜秋田魁新報電子版

ＪＲ北上線（横手―北上）が今年、全線開通から１００周年を迎えた。車窓から見える自然豊かな景色が魅力...概要を表示 ＪＲ北上線（横手―北上）が今年、全線開通から１００周年を迎えた。車窓から見える自然豊かな景色が魅力だが、通勤通学など日常的な利用が低迷し収支の赤字が続く。秋田県横手市は、９月に横手駅前へオープンした市生涯学習館Ａｏ―ｎａ（あおーな）や、２０２６年開館予定の新体育館へのアクセス手段など新たな役割による利用増加に期待する。 「僕の青春時代を乗せて全線開通１００周年を迎えました。おめでとうございます」。横手駅構内には今月から、横手市山内出身のシンガー・ソングライター高橋優さんが寄せたお祝いメッセージが流れている。午前７時台から午後７時台までの毎時４０分ごろ（午前１１時台を除く）に３分半ほど、山内中学校時代のシンガーの道を歩むことになったきっかけなどを披露。１００周年記念事業の一環で、このほかにも今年はステッカー配布やシンポジウム開催などを実施し利用促進を図った。