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人と自然の共生を願う数々の作品は、素朴な壁画を思わせる。洋画家松原政祐さん(71)=兵庫県稲美町... 人と自然の共生を願う数々の作品は、素朴な壁画を思わせる。洋画家松原政祐さん(71)=兵庫県稲美町=の個展「生かされしものたちへの讃歌」が、三木市上の丸町の堀光美術館で開かれている。愚かしい人間への怒り、そして慈しみ。会場を埋めた作品群から、「生かされしもの」への松原さんの思いが伝わってくる。(小野萌海) 松原さんは小学生の時に油絵を始めた。高校生で画家を志すようになり、美術学校へ進学。自画像に没頭したが、次第に絵を描くのが苦になり行き詰まった。 そんな中、欧州で美術館巡りの後に訪れた教会が転機となった。壁や天井に描かれたフレスコ画に引きつけられた。しっとりとした色彩、絵のつたなさに心が和んだ。「自分の望む表現だ」と道が開けた。 絵の具を厚塗りし、あるいは薄く溶いた色を重ね塗る。そこからサンドペーパーをかけたり、カッターナイフで引っかいたりし、下層の色を引き出し、フレスコ画のような味わいを出