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カネカは茨城県の鹿島港に面した工場の敷地に薄膜Si(シリコン)太陽電池モジュールを用いた出力10MWの... カネカは茨城県の鹿島港に面した工場の敷地に薄膜Si(シリコン)太陽電池モジュールを用いた出力10MWのメガソーラーを立ち上げた。薄膜Siを用いたものとしては国内最大級だという。 カネカは薄膜Si(シリコン)太陽電池モジュールを利用したメガソーラーを2013年10月に茨城県に立ち上げた(図1)。薄膜Siを使ったメガソーラーとしては国内最大級だという。 同社は鹿島港に面した鹿島工場西地区に24万m2の自社有休地(茨城県神栖市東深)を確保しており、このうち20万m2に太陽電池モジュール約11万6000枚を敷き詰めた(図2)。 設計・調達・建設(EPC)を大林組に依頼。太陽電池モジュールは薄膜ハイブリッドと呼ぶ、カネカの「薄膜太陽電池産業用」を用いた。整地から10カ月、本体工事開始から8カ月で運転を開始したという。完成後の管理・運営(O&M)はカネカが行う。 太陽電池モジュールの出力は12.7MW