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偏愛めし商品開発責任者の犬塚康太氏によると、人気ランキングの上位には入らないものの、コアなファン... 偏愛めし商品開発責任者の犬塚康太氏によると、人気ランキングの上位には入らないものの、コアなファンから支持される隠れた人気商品があるという。8月1日に発売した「きくらげ中華丼」(430円)だ。 きくらげ中華丼は、具材の全てがきくらげで構成された中華丼だ。開発のきっかけは、社員のある気付きだった。 中華丼を食べるとき、人気の具材であるウズラの卵やエビは、数量や食べ方(最初に食べる、最後の1口に残しておくなど)を意識する。だが、苦手な人が少ないきくらげは、知らないうちに食べてしまう。「なくなってから、あのコリコリしたきくらげの食感が欲しくなることに気付きました」(犬塚氏)。そこで具材を「きくらげ」だけにした中華丼を開発。きくらげだけの真っ黒な中華丼を見て、犬塚氏は「この見た目で通用するか不安でした」と振り返る。 犬塚氏の不安をよそに、SNSを中心にきくらげ中華丼はじわじわと人気を拡大。売り上げラ