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四年前に買った一万円のママチャリ。休日のお出かけで、後輪がパンクした。 自転車屋さんに持っていく。... 四年前に買った一万円のママチャリ。休日のお出かけで、後輪がパンクした。 自転車屋さんに持っていく。中のチューブも、タイヤの溝も、ダメになりかけているので交換すべきとのこと。提示された金額は五千円。 近い将来、前輪もダメになりそうなので、さらに五千円かかる見込み。両方直すと一万円。新しい自転車が買えてしまう。 「ちょっと考えさせてください。妻と相談します」 一旦、店を後にする。 ものすごく悩む。子供にはモノを大切にしなさい、と言っている。その親であるぼくが、修理すればまだまだ乗れる自転車をすんなりと破棄していいのか。子供の目にはどのように映るのだろうか。 しかし、四年乗ったママチャリは、雨ざらしの駐輪場で錆ついている。お世辞にもキレイとはいえない。同額で新品が買えるのであれば、是非とも買い換えたい。 妻に事情を説明する。意見をきくと、即答だった。 「とりあえず、穴だけ直してもらえばいいじゃん
2016/04/12 リンク