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俳優歴12年目にして『タイガーマスク』の「ミスターX」役で声優デビューを果たした柴田秀勝。近年は『天... 俳優歴12年目にして『タイガーマスク』の「ミスターX」役で声優デビューを果たした柴田秀勝。近年は『天体戦士サンレッド』のヘンゲル将軍役で若いアニメファンの支持も得ており、今年に入っても『ウルヴァリン』の矢志田信玄役を演じるなど、その輝きにまったく衰えは見られない。 かつては歌舞伎俳優を志し、アニメどころかテレビ初期からメディアに関わり続けてきた柴田は、声優業の移り変わりをどう捉えているのか。俳優業のスタートと同時に開店した新宿ゴールデン街の会員制バー「突風」を訪ね、今昔の違いについて訊いた。 ──アニメーションの草創期には「声優」という職業はあったのでしょうか。 柴田秀勝(以下、柴田) 声優という言葉はなかったです。ラジオはありましたから、それ専門に「放送劇団」というものがTBSにも、NHKにもありました。それが声優の走りと言えば走りですかね。声を専門にやる俳優さんがいたことはいました。人
2011/01/25 リンク