山本又六「遠江織物史稿」の草稿発見 遠州織物業界の振興に貢献した浜松市名誉市民：中日新聞しずおかWeb

山本又六「遠江織物史稿」の草稿発見 遠州織物業界の振興に貢献した浜松市名誉市民：中日新聞しずおかWeb

遠州織物業界の発展に貢献した浜松市名誉市民の山本又六（またろく）（１８８１～１９８０年）が執筆し...概要を表示 遠州織物業界の発展に貢献した浜松市名誉市民の山本又六（またろく）（１８８１～１９８０年）が執筆した「遠江織物史稿」（６６年発刊）の草稿が、同市中央区の親族宅から見つかった。当時、遠州織物に関してまとまった書籍はなかったため、８０歳を超えていた又六が著した労作の原稿だ。同市中央図書館の担当者は「調査や研究の努力の跡が自筆の文字に表れている。『遠州織物の神様』の資料として残すべき一品だ」と評価している。　（戸田稔理） 又六の孫の妻知子さんらが２０２３年秋、自宅の掃除中に押し入れから「織物史稿原稿」と記された封筒を発見。２４年、関係者を通じて本紙に情報を寄せた。封筒には、４００字詰め用紙に書かれた...