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『別冊新評「花田清輝の世界」』第十巻第三号(新評社、一九七七年一〇月一〇日)。線引きあり、300円。... 『別冊新評「花田清輝の世界」』第十巻第三号(新評社、一九七七年一〇月一〇日)。線引きあり、300円。目次に連なる名前が凄い。長谷川四郎、富士正晴、佐多稲子……『新日本文学』を中心とするメンツなのは間違いないが、小沢信男、川崎彰彦、今江祥智、由良君美、小野二郎、松本昌次、杉浦明平、中野孝次、そして久保覚(年譜も執筆)ら。 小沢さんは「東の花田、西の富士」という例によって軽妙なエッセイを寄せておられる。関西に来たついでに富士正晴の家を訪ねて気に入られ、富士が上京したときに、ロクに口もきいたことのない花田の家へ富士を案内するはめに陥る、という話。 花田はこのとき富士に向って《もっと積極的に有名になろうとしなければいけないとか、サーバーのように絵入りの本を書けばいいからやりなさい》とすすめて上機嫌だった。富士は《何たるバカなことをいうか》と内心思って、隣の小沢さんを振り返りながら「小沢君も売れん口